【ネタバレ・裏話】瑠飛(ると)という男の正体と、二人の恋の引き寄せ
──ここで、最後まで読んでくださった皆様へ、本作の**「潜在意識の裏設定」**の種明かしです。
実は本作は、二人の潜在意識の前提を軸に描いていました。
未依沙: 完璧主義で、かげの隣に立つために必死に努力を重ねる女の子。けれどその根本にあるのは『自分はまだまだだ』『ふさわしい人にならないと』という【不足感】の前提です。才色兼備で高嶺の花と周りからは見られていましたが、当の本人は必死に成長しようとしていました。
景虎: 幼いころの言葉の呪いを思い込み、『自分の取り柄はバレーボールしかない』と、自分に自信が持てない男の子。だからこそ、完璧な未依沙の隣に立つのが苦しくなってしまいます。
途中、「瑠飛があまりにもいい男すぎて、未依沙が好きになっちゃうんじゃ…!?」とハラハラした方も多かったのではないでしょうか?(笑)
それでも未依沙が一切なびかず、瑠飛も横取りするエネルギーを出さなかったのは、彼が二人の**【ハイヤーセルフ(高次の自己)】**として存在していたからです。エゴの恋愛感情を超え、誰よりも二人を信じて本気でぶつかってくれる大いなる愛の存在として描いていました。
未依沙がかげと別れたあと、完璧主義を手放し、自分を受け入れようとしていきます。すると、イタリアにいるかげも、人生初のモテ期や、離れたからこそ未依沙の愛に気づき、ありのままの自分を認められるようになっていきます。
日本とイタリア、会話もない二人ですが、潜在意識が変わっていくことで、それぞれの現実に変化も訪れます。
瑠飛が本気で怒るシーンも何度か出てきますが、これは二人のハイヤーセルフだと気づくと、物語をさらに深めることができるのではないでしょうか?
このあとがきを知ったうえで、もう一度読んでいただくと、一回りも二回りも違った視点でお楽しみいただけると思います。
──そして、この「潜在意識」のバトンは、次の物語へと引き継がれます。
『親友の弟で姉の親友のわたしたち』
8/8(土)朝6:00〜 連載スタート!
「もう絶対に沼らない!」と決めたのに――親友の“生意気な中学生”だった弟が、色気たっぷりの高校生になって私を狂わせにくる!?
【あらすじ本文】
「次こそは、傷つかない安全な恋をする!」 大失恋を繰り返す女子大生・綺夏は、痛む心を隠して“頭”でブレーキを踏んでいた。
条件のいい社会人の爽やか青年や、大学のスポーツマンの先輩。 「この人となら、きっとまともな恋愛ができるはず」と、可能性で選んだ相手と同時進行でデートを重ねる綺夏。だけど、そんな彼女の計算をすべてぶち壊しに来たのは――親友・ちなつの弟である、3つ年下の高校生・思輝だった。
かつては、実家に避難するたびにあきれ顔を見せてきた年下のはずなのに。 高校生になった彼は、泣きじゃくる綺夏にストレスを和らげる紅茶を淹れ、手作りのマカロンを差し出すような、あまりにもできた『男』に急成長していて――!?
「大切にしてくれる人なら、案外、すぐ近くにいると思いますよ」
そう言って、辛辣な言葉の裏で、夕日に照らされながら優しく目を細める思輝。 ハイスペックな男たちとの安全なデート中も、頭で必死に蓋をしたはずの彼へのドキドキがどうしても溢れてしまう。身体も、心も、本当の気持ちには嘘をつけない――。
理性を揺るがす思輝の本気の攻勢に、綺夏の日常は甘く狂わされていく。 ――恋に臆病な女子大生と、本気を出し始めた生意気な年下高校生が織りなす、極上の年の差ラブストーリー!
【本作を読んでくださる読者の皆さまへ】
本作は、目指せ【世界一簡単で楽しい潜在意識の書き換え小説!】
作中のヒロイン・綺夏自身は、自分の「潜在意識」の暴走にまだ気づいていません。 そんな彼女の恋模様をハラハラドキドキ楽しんでいただきつつ、作者からの『潜在意識の視点による解説』を通して、読者の皆さま自身のマインドが自然と書き換わっていく、今までにない【読書体験型小説】です。
物語を読み進めるだけで、あなたのエネルギーが変わり、現実の人生や恋愛まで幸せが引き寄せられていく特別な体験を、ぜひ味わってください。
8/8(土)朝6:00〜 連載スタート! ぜひ今のうちにページから【ブックマーク登録】や【評価(☆☆☆☆☆)】をつけて、ワクワクしながらお待ちください!




