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BABY BOMB!!  作者: 未芹


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34/40

夢のつづき。

私が目覚めたのは真っ白いカーテンの中だった。



うわー、病院か。視界が狭いのは顔が腫れてそうだな。


わっ、ダメじゃん!

次の撮影はいつだっけと思い出そうとしたが、待て待て。

今は一体いつなんだ?

最後はえーと。


8/2。

東波学園のミッションでバブや滝谷ことグリ達と潜入した。


が、学園での闇オークションの主催者達はヘリコプターで逃走して、と。


そうそう。その後が大変だったんだ。

2階が爆発して起きた火災は、火の周りが早かった。


(4階にいた私とバブは校舎から渡り廊下の屋根に飛び降りて、えーと。)


いたたたた。頭痛いや。あっれぇ。その後、どうしたっけ。


(バブと私、一階まで降りた?あ、グリとは合流した?)

ダメだ。わかんないや。


あ!バブは?バブはどこ?


突然頭がクリアになった気がした。いや、しただけ。


(えーと、どうすれば良いんだっけ。なんで誰もいないんだろう。)


まず、深呼吸。あいたたた。


シノブさん達の誰もいない。

バブの行方がわからない。


この病院らしきは信用出来るのか?

ここはどこだ。バブ達もここにいるのか。


そもそも私の意識が戻ったと誰かにバレて大丈夫なのか。

ブザーは。鳴らさない方がいいよね?


取り敢えず、目を瞑ったまま考えてみた。

誰か入ってきても良いように。


まだ私が気づいてるってバレないように。


(音と匂い。何かわかる、アタシ?冷静に、だよ。)


自分を落ち着かせた。


ゆっくり身体の確認。寝たまま、10本とも、指は動く。

足も両足無事。耳は聞こえてる。

声も出せそう。


(ふぅっ。良かった、五体無事みたい。まだ戦える!よかったー。)


お次はバブだよ。


(私、なんで記憶がないの。気絶したのか、情けない。)


諸々考えていたらドアが開いて誰か入ってきたみたい。



「おい、寝たふりすんじゃねぇ。」


布団の上からパコンと(はた)かれたらしい。


「あ、バブ?」いたたたた。


急には動けなかった。情けない(2回目)


「起きろとは言ってない。」

むぅ。止められた。


「お前ね、全治1ヶ月だから。絶対安静な。」


おっと、今日は何日だ。8/5だって。まぁまぁ寝てたのね。

今月の撮影無理っぽい。

同時に考えたが出てきた言葉は違った。


「バブ、なんで私が起きたって分かったの?」



「たまたま。」


こんな時でもぶっきらぼうだ。


担当医の先生と話してて、この病室の心電図と繋がってる装置を見てたんだって。


狭い視界からバブの顔を見る。


私はついさっきまで一緒にバトルしてた感覚だから、久しぶりだとは思わないんだけど。バブはあんまり寝てない顔してる。さっきまで、というか、バトルしてた3日前より疲れて見えた。


「もうちょっと寝てろ。」


私の頭、そぅっと触れて、珍しく優しい声で言った。


"ついててやるから"


ゆ、ゆ、夢???

夢かな。夢の続きかな。


「バブこそ......」言いかけて途切れる。


 安心したのか身体の力が抜け、私はまた、深い眠りに落ちていった。


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