過激すぎるクラス分け
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私たち生徒は学園と森の間にある少し開けた場所に集めさせられていた。初日はクラス分けをするらしい。だが、ただのクラス分けではなく、個々の実力で決めるとの事だ。つまり、実力が高いといいクラスに入れ、もし実力不足だと判断されたら…、そこは想像の通りだ。実力の測り方は簡単で生徒たちでバトルロワイヤルをして、生き残った順にクラスを割り振るといったもの。首席と言えども私自身緊張を隠せなかった。
クラス分けをしていないということは、担任の先生がいる訳でもないので、その日だけは校長先生が私たちを監督することとなった。バトルロワイヤルを行う場所は校長先生が使用する空間魔法により生み出された異空間らしい。これはあくまで噂だったのであまり信用性はないが。そういえば私は首席であることとと、入学式で放った言葉が生徒たちには印象的だったらしく、すぐに他の人と馴染み、仲のいい友達が作れてしまったほどだ。だが、共同部屋での出来事についてはあまり触れずらかった。2人は旧友というか、さらにもっと深い関係のように思える。そもそも人前で抱き合うなどいかがなものだろうか。イケメンだからって...。
急に周りがざわつき始めた。私が考え事をしている間に校長先生がいつの間にか来ていたようだ。
「では皆さん目をつぶってください」
校長先生が大きい声ではないものの迫力のある声で言った。「さすが序列5位...」
私は目をつぶりながら小声で言った。実は校長先生だって魔法においてはかなりの実力者であり、魔法界序列においては5位というなかなかの順位なのだ。だが、序列2位と3位が入学するといったあまりに例外的なことがあったのでそちらに目が向かなかっただけの事。そういえば校長先生は試験の時にフォールは校長先生と親しげにしていた。2人は知り合いなのだろうか。
「目を開けて頂いて結構です」
校長先生がまたも迫力のある声で言う。噂は本当だったようだ。目を開けると私は黒い空間に佇んでいた。私は周りを見渡し、生徒それぞれの顔が見え、安心すると共に、そこは暗闇ではなく黒い膜のようなものに覆われた場所であることに気づいた。
「思いっきり戦っていただいて結構です」
校長先生が生徒の視線を一気に浴びた。校長先生の話を要約すると「一定のダメージを負うと外に出されクラスが決まる」との事だ。
「ではここに新入生によるバトルロワイヤルを開始する!」
校長先生が初めて大きな声を出し、戦いの火蓋が切られた。
バトルロワイヤルはかなり激しいものだった。最初は戸惑っていたものもいたが今はそんな者はいない。一人一人が戦う相手を見つけ、魔法の撃ち合いが始まっていた。誰も容赦なく戦っていたので、私も誰かと戦おうとしたが首席という立場のせいか、なかなか人がよってこない。
「それじゃあ...」
私と戦ってくれないのなら私が仕掛けるしかない。私が時間をかけ完成させたオリジナル魔法。そして無詠唱で発動することに成功した雷属性かつ広範囲魔法――断罪――
私は校長先生が何とかしてくれると思い、私のもつ魔法の中で上位を誇る魔法を莫大な魔力を込め発動した。その魔法は虚空の空からありえないほどの量の雷を降らせ、その様子は天地が一変したかのようなものだ。
無詠唱――それは魔法を短い時間で発動させる方法の一つ。通常の魔法は詠唱、魔法名を順番で唱えると発動する。つまり無詠唱は詠唱を唱えずに魔法名を唱えるだけで発動するという代物だ。だがこれは習得が難しく、魔法に対しての膨大な知識量と理解力がないと不可能に近い。ちなみに私は無詠唱を史上最年少の10歳で達成してしまった。15歳となった今では無詠唱魔法をいくつか習得してしまったのだ。余談となるが賢者は無詠唱のさらに上の完全無詠唱...いわゆる魔術を使えるという。この話はまた今度しよう。
私の魔法によりほとんどの生徒は脱落してしまい、脱落していない者もかなりのダメージを負っていた。この魔法は少し疲れるかな…。
「魔力が尽きたはず!今だ!」
1人の男子生徒が私にめがけて魔法を放ってきた。属性魔法の中でも火力の高い火属性を放ったことは見なくても分かる事だ。女子である私が弱っているところを攻撃するのはどうかと思うが。だが彼は、私が「神童」と呼ばれている理由を知らないようだ。そうでもなければ膨大な魔力を使う先程の魔法も放てない。私は咄嗟に自分の目の前に防御魔法――いわゆる魔力の壁を張った。
「なんで……魔力がまだあるのか?!」
女子である私に躊躇いもなく魔法を打ってきた男子生徒が言った。その言葉を待っていたかのように私は
「そうだよ、まだまだあるよ」
と自信ありげに答えて見せた。そう、私が「神童」である理由はあまりに膨大な魔力を持っているからだ。私はすぐに魔力を練り、彼に火属性魔法を放った。
「お返しだよ」
魔法を打ち終わったあとには彼がいなかったので脱落したのだろう。
「さてと……」
残りは私を含めて4人になっていた。
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