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カノン対モラ、ルナ対ガイドロス

午前の試合は終わり、観客と選手達は昼を取って午後の試合が始まった


『続いてたはBブロック1番カノン選手!!槍術で敵を薙ぎ払う!!賭け金10倍!!対Bブロック2番モラ=ドューン選手!!素早い魔法で敵を撃ち倒す賭け金13倍!!』


モラは魔法使い、スティック型だ。ちなみにクロカは杖だ、杖とスティックの違いは、スティックは魔法の速度を上がるが攻撃力が下がる、杖は攻撃力が上がるが逆に速度が下がる。


『それでは、開始!!』


「ウォーターボール!」


司会者の合図と共に、モラ攻撃を仕掛けたカノンは魔法を全て舞う様に薙ぎ払った


「っ..これはどうかな?ウォーターライトカッター!!」


水の斬撃を感電させた物を放った、カノンはそれを薙ぎ払ったがモラはニヤっと笑った


「バカね、それに触れたら、もう私の勝ちよ」


カノンの腕は感電してしまった様だ、カノンは腕が痺れていて、薙刀を落としてしまった


「この戦い貰った!ウォーターバレット!」


モラの素早い水の球はカノンに襲いかかった。カノンはそれをギリギリ避けて足で薙刀を上に上げて、石突の所を蹴ってモラに飛ばした


「え?!」


モラはそれに驚いて飛んでくる薙刀を避けて、体制を崩してしまった。その隙にカノンはモラに近づいて


「クソっ!ウォー「遅い」


モラは慌てて立ち上がり、スティックをカノンに向けて魔法を唱えようとしたがカノンはクルッと回って後ろ蹴りで腹に攻撃した


「カハッ」


「手が使えなくても足がある」


腹を抱えてるモラに後ろに周り腕は回復した様でモラの首を絞めた。


「降参して、これ以上やると死ぬよ?」


「カァ、ハァっ、降参します」


モラは降参した。


『試合終了!!!勝者カノン選手!!!見事な足捌き!!』


カノンは手を離しモラはその場で崩れ落ちた


「魔法凄かった、お疲れ」


「うふふ、そっちこそあの時に自分の武器を投げるなんて、すごい判断力ね」


カノンとモラは握手や交わして、カノンは壁に刺さった薙刀を引っこ抜いてお互い闘技場から出た


『続いては今日最後の試合です。Bブロック3番ルナ選手!!弓で敵を撃ち抜く!!賭け金16倍!!対Bブロック4番ガイドロス選手!!敵を砕けわる!!賭け金9倍!!」


「あれ?ルナのヤツ前の弓を持っているな」


「ルナ様曰く魔弓だと、なんでも貫いちゃうので間違って殺したら嫌だと言ってたので前の弓に変えたそうです」


「成る程な、そして相手の武器は今まで戦った事ない武器だな」


ガイドロスの武器はシャイニーモーニングスター、ボールの部分をクルクルと回していた


『それでは試合開始!!』


開始の合図をしたけどお互い動かなかった、するとガイドロスの横に矢が襲いかかった、瞬時にボールで防いだ


「えー今ので倒せてたら楽だったのですが..」


「おいおい、嬢ちゃん。いつ撃ったんだ?俺はずっとお前の事を見ていたが撃った様子は見えなかったぞ?」


「ずっとは嘘でしょ?あなた瞬きしてましたよね?」


「俺が瞬き中に撃ったと?成る程化け物が..」


ルナはガイドロスが瞬きをした一瞬の隙に矢を横に撃ちカーブして当てようとしていた。


(最初から魔弓を使ってたら、瞬きの時に5回は殺されてるぞ。ルナの矢を放つスピードは尋常じゃないからな)


シンヤはルナの放つスピードが尋常じゃないと思ってた。


「弱いと思ってたけどこれは厄介だ。すぐに決着を付けないとな」


ガイドロスはボールの部分を横薙ぎで投げた、ルナはそれを当たらない距離まで後ろに飛んだ


「貰った!ビックワン!」


ボールの部分がルナぐらい大きくなり、ルナを襲った


「やばいです!ウィンドーボム」


ルナは瞬時に風爆弾を付与した矢を床に撃ち、その爆風の反動でルナは後ろに飛ばされた


「危なかったのですよ!まさかそれ大きくなるのですね」


「はっ、とんだ動体視力だ!今の技は初見殺しとしては完璧だったのによ」


「そうだね」


ルナはニヤリと笑った


シュン!


ガイドロスの足に2本の矢が命中した


「イテェ!いつの間に?」


「私がただ避けただけに見えたのですか?」


風爆弾を放った時、後ろに飛んだルナはガイドロスからの目線の時に一瞬だけルナとボールが重なり、ルナの姿をボールが隠してた、その一瞬に2つの矢を放った。


「大丈夫ですよ、降参すれば。後ろで待機している回復術師さんが医療してくれますよ?」


「たわけが、足一本ぐらいで諦める男じゃねぇ!」


「そうですか、レインアロー」


ルナは上に高く矢を放った、するとその矢が分解して無数の矢がガイドロスに降りかかった、ガイドロスはボールの部分をこちらに引きつけて、ボールで雨の矢防いだ


「もう終わらせるのです」


ルナは何か付与した矢をガイドロスに放った


「その矢は意味が無いんだよ!」


ガイドロスはその一本の矢を軽く避けた、するとその矢がルナと位置が変わった


「何!」


ルナの右手にはナイフを持っていた、ガイドロスはルナがナイフを持っていた手を蹴って、ナイフは遠くに飛ばした。


「カァッ!足が..」


「へぇ〜怪我してる足でよく蹴れましたね」


「根性だ!!ほらっ!」


「あ、後ろ見て下さい」


ガイドロスはルナを殴り掛かろうとしたが、ルナが後ろに指を刺し、咄嗟にガイドロスは後ろを見た。後ろには先程ルナと入れ替わった矢がガイドロスに向かっていた


「やばい!!」


ガイドロスはそれを避けた。


「うん、避けると思ってたのです」


その避けた矢をルナがキャッチして、箆の部分をクルット回し矢尻をガイドロスの眼球に突きつけた


「ちっ、降参だ」


「うん!宜しいです!ありがとうございましたのです!」


ルナはお辞儀をした


『決着!!!!勝者!!ルナ選手!!!』


そして、今日の部は終了した。

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