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クロカ対バルディーノ

『大会3日目となりました!今日も皆様頑張って下さい!!今日はCブロックとDブロックの第一試合を行います』


そして、司会者が喋り終え国王の挨拶が始まった


話が長い..


そして、国王の話が終わり。参加者達は待機室に向かった。シンヤとカノンとルナは今日は試合が無いので応援席に座っている。


「シンヤ喉乾いた」


「ん、」


「ありがとう、ゴクッ」


シンヤは自分の飲み掛けのジュースをカノンに渡した。

スーはシンヤの頭にずっと乗っかっている


「シンヤさんそう言えば優勝賞品ってなんですか?」


「え..」


言われてみれば優勝賞品ってなんだ?


「アイ...」


ダメだった、名前を呼んだだけでアイはいつも駆け付けてくれるが今回は待機室で待っているせいか声が聞こえてない


「あ!」


シンヤはなんやら思い出したのか、自分の指に魔力を込めた


『アイ、聞こえるか?』


『はい?なんでしょうか?マイマスター』


おお、ちゃんと作動してる


今、シンヤは指輪の機能念話でアイと会話をしていた


『待ってる時に悪いんだけど、今回の優勝賞品ってなんだ?』


『ああ、そうですね。賞金1億ギルですね。それと名誉ですね。マスターが優勝をすれば冒険者ランクAになると思います』


あ!思い出した。そう言えば騎士団長のヤツ名誉とか言ってたな。あれ?正直お金とか要らないし、優勝する意味なく無い?


『が、準優勝者に与えられる者で優勝者にはそれに加えて特別な物を渡されます。今年は魔大剣デュランダルですね」


魔大剣か..誰も使わないな


『分かったよ、ありがとうね』


『力になれて嬉しい限りです。また何か問題がありましたら。いつでもお呼び下さい』


なんて、良い子なんだうちのアイは


そして、シンヤはルナ達に賞品の事を説明した


「お!シー君ではないか!」


声の方向を見るとメイとブルーノが立っていた


「メイじゃん、喧嘩してた?宿には戻れたのか?」


「大丈夫だ!ブルーノが教えてくれたんだ」


「なら良かった、それと」


シンヤはブルーノにちょこっとお辞儀をした


「シンヤとは次当たる者同士だ。ここでお前と馴れ馴れしくする暇はない」


「さいですか」


なんでこんなに嫌われてるんだろ


「だが、お前に質問して良いか?」


「答えられる範囲なら」


「優勝の目的はなんだ?」


「ん?」


なんと、シンヤの優勝の目的を聞いてきた。


「ん〜っとね、正直言うと大会に出れば強い奴が居るのかな〜って思って」


「ただ強い奴と戦いだけに大会に?」


「そうだね。ちなみにブルーノはなんで大会に出ているの?」


「私は優勝賞品のデュランダル狙いだ」


「え?ブルーノは斧じゃないの?」


「いや、私じゃなくて姫に捧げる物だ」


「姫?」


すると、隣に居たメイは軽くブルーノの足を蹴った


「すまない、シー君余達はこれで失礼するぞ!また近い内にどこかで会おう」


「お、おう、そうかんじゃまたな!」


メイ達はその場を後にした


「なんかの訳ありでしょうか?」


「多分ね。まぁ、あまり関わらない方が良いかもね」


「そうですね」


「クロカ出てきたよ」


カノンがクロカが入り口から出てくるのを見えた


『Cブロック1番!!クロカ選手!!敵を炎で燃やす!!賭け金11倍!!対Cブロック2番!!『破壊の猛獣』バルディーノ選手!!敵を斧でぶった斬る!!賭け金4倍!!』


そして、バルディーノは斧を構えた


「嬢ちゃん!俺は女だろうが容赦なく行くぞ?」


「ん..遠慮なく来ても良いよ...」


『それでは!試合開始!!』


開始の合図がした瞬間、クロカは杖を構えて魔法を唱えた


「『不死鳥の炎(フェニックス・フレイ)』...一応これも『暴風(テンペスト)』」


鳥の形をした炎の上から風魔法で炎の威力を上げた。鳥はバルディーノに突進した


ドッガァァァッッン!!!


闘技場は爆発した、霧のようにたなびく煙がどんどん薄くなって行き、そこにはバルディーノが倒れてた。


「「「「「え?」」」」


観客や司会者はその光景を見て驚愕していた。それはそうだ。開始の合図してからバルディーノが倒されてからたったの4秒。

バルディーノはSランク冒険者で無名の冒険者に瞬殺される光景に誰もが驚いてた。


『し、え?えっと..試合終了!!!勝者!!クロカ選手!!!まさかのSランク冒険者を瞬殺!!』


「はぁーーーー!!!!上級魔法を詠唱なし!!それに同時に二つ発動させた?!!!え?!!意味が分からないわ!!!」


同じ魔法使いでもある、モラも酷く驚いてた。


「し、シンヤさんクロカさん何か機嫌悪く無いですか?」


「ん?それはそうだよ、クロカは今日1番最初の試合だったからね早起きしなくちゃいけなかったからね。クロカの寝起きは物凄く機嫌が悪いんだよ。しかも、昨日は夜更かししてたからね、相当眠いよ。寝たいだけにすぐに試合終わらせたんだろうな」


昨日は何をやってたかと言うと、シンヤと楽しい事をしていた。


「あはは、やはりクロカさん。す、凄いですね」


てか、クロカ最初の不死鳥の炎(フェニックス・フレイ)で倒せたと思うぞ。

猛獣の様に戦うか、ちょっと見たかったな..

2本目投稿予定

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