いざ、本番!
12:20-13:10 ライブタイム:50分間
「皆さんこんにちは!!春一番のプラザコンサートは文化総部 軽音楽部!お昼ご飯を食べながらでも大丈夫でーす!」
2限終わり且つ昼休み開始のチャイムが鳴ると同時に、MCヤーボはプラザ周辺の学生達に呼びかける。
学生会館、旧学生会館、体育館裏、プラザを取り囲む方方から学生や、ライブ好きな教授達がやってくる。
ステージ前に並べた60脚の椅子はすぐに満席に。
「まず1つ目のバンドは、関学軽音、創部からの老舗バンド!ビッグバンドジャズでお楽しみ下さい! K.G. Swing Charioteers!」
集まったお客さんから温かい拍手をもらって、坪内さんはハイハットをリズムよく踏み始めた。
バンドメンバー全員がテンポを感じた頃に坪内さんはカウントを取る。
「ワン…トゥー…ワン、トゥー、ワントゥー…」
ピアノイントロが少し、その後すぐにバンド全体のアンサンブルからスタートする激しめの曲で、インパクトがあって、それでいてそれほど難しい曲でないのだとか。
『Whirly Bird』
坪内さんのハイハットシンバルはチーチッチチーチッチ、富田さんのウッドベースが四分音符を刻んで、軽快なフォービートにピアノがソロで小躍りする。
サックスのテーマも手伝って皆でスイングスイング。カウントベイシーは関学プラザによく似合う・・・いつもそんな気がしていた。
さあ、トゥッティ(全員での演奏)でソロを派手にお見送りするよ。
テナーサックス 古賀さんがソロマイクまで足を運んで、曲がブレイク(全員の音が無くなる箇所)した、そこに古賀さんのピックアップ(ソロの吹き始め)が・・・見事に決まるはずだった・・・のだけど・・・・
どうにもこうにもメインスピーカーからもモニタースピーカーからも古賀さんの音が出ていない。古賀さんの楽器の生音は、ドラム、ギター、ベース、ピアノがどれだけ小さく演奏しても観客席に届かない。
海老川さんがバリトンサックスをスタンドにおいて、古賀さんのマイク(アンサンブルの時に自分の椅子のところで使っているマイク)を古賀さんのところまで運んで、ソロマイクと交換。メインからもモニターからもテナーサウンドが流れ始めた。PAチーフの宮村さんはその状況からすぐに音を作り始めて、サウンドのバランスを整えた。
海老川さんが舞台上手の袖に向かって合図を出している。
「マイク交換」
今日ここまで、ベジブルのリハからずっとシールドがNGだと思っていたのだけど、NGだったのはマイクだったことにその時気付かされた。
古賀さんはソロを吹き終えて観客席にお辞儀をして、静かに席に戻った時には既にマイクは交換されており、何もなかったかのようにアンサンブルは続いた。
元々不十分なリハしかできないので、1曲終わるごとに、各パートは袖のヤーボに向かってモニターから返って来る音への注文を出す。
手をパクパクさせたり、上下に拍手するような仕草で「ハイハット」、その後空に向かって人差し指を上げたら「音量上げて」。「ハイハットの音量上げて」ということ。
ベースなら指で弾いて、ギターはピックで弾く仕草。
全4曲のライブ中に、モニタースピーカーの音のバランスを演奏者の要望通りに整える・・・できるか!とかよく思ったもので。
スイングテーマを吹き終えると、転換。リハの時と逆。チャリオのセットを上下の袖に移動させて、ベジブルセッティング。「こちら方向(チャリオ→ベジブル)」の転換の方が随分と楽である。
さっき、古賀さんのマイクとソロマイクが入れ替わったので、ベジブルの時には元に戻さないと、リハの時に作った音量バランスが無駄になる。
転換の間、チャリオの沢入さんや富田さんはMCヤーボにインタビューを受けながら、会場のお客さんを楽しませる。そうこうしている間に転換完了。
ベジブルがサウンドを鳴らし始めると、プラザにはより一層多くの学生が足を運んだ。
とりあえず、2バンドの演奏が。。。無事かどうかはわからないけど、終了して。
そのころ同時に昼休みも終了し、軽音のプラザライブは終了となる。
次回:ライブ後の部会は正直嫌でした。




