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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第80話 発表しちゃうの?

「心愛ちゃん、それは本当なの?」

「はい、間違いありません。今日確認してきました」


「澤田課長、情報漏れを起こす前に至急でダンジョンリークスに掲載と、各国のダンジョン協会本部に通達だ」

「冴羽課長、それは下関ダンジョンの攻略も合わせて発表で構わないのか?」


「当然それも合わせての公表で問題無い、逆にここ以外から漏れ聞こえたら情報隠蔽だとか騒ぎ出すところが出てくる」

「公明正大のアピールは重要だ」


「柊さん、現状その最下層で獲得できるスキルは、パーティ作成とヒールの魔法で間違い無いんですね?」

「はい、間違いありません」


「ヒールでも一本一万円のポーションⅠが、MPが続く限り無制限で使えるという事ですね?」

「そうだと思います。明日、ロジャーとグレッグ及びチームシルバーの協力を仰ぎ、取得のルールなどを確認しようと思います」


「葛城一佐、各国のダンジョン担当部隊がこぞって下関に集まるだろうが受け入れ態勢は大丈夫か?」

「発表と同時に申し込みが殺到しそうですが、大事な事を忘れて無いですか?」


「なんですか?」

「柊さん以外の探索者が下関のダンジョンボス『ドラゴンゾンビ』に勝てる程の戦力を有しているのか? という問題です」


「現状ではエスケープのスキルオーブも手元にない状態で、ドラゴンゾンビに挑むなど無謀と言えるのでは無いでしょうか?」

「柊さん、その点は解決策を用意してあるのですか?」


「今回の、ロジャーとグレッグ及びチームシルバーに関しては、私の検証を手伝って貰いたいというお願いを聞いて貰いたいので、私が倒す手段を準備させて貰います」

「それ以外の団体や勢力に関しては、私が関わる予定は一切ありません。またその勢力の対処は協会と葛城一佐、マッケンジー長官にお願いしたいのですが?」


「了解しました。柊さんが他のダンジョンに関して攻略の際に、アドバイザー的な協力をお願いすると言う条件で【DSF】及び特務隊のプライドに掛けて日常を守らせていただきます」

「はい、今の所それで大丈夫です」


「よろしいでしょうか?」

「君川一尉、どうした?」


「明日の作戦なんですが、具体的にどう取り組むのでしょうか? レベルこそ金沢のオーガキングより低いようですが、ドラゴンゾンビを倒す手段は、考えうる限りナパーム弾のような攻撃で無いと不可能だと思われます。しかしあの部屋の中でナパームを使用するような事をすれば、一瞬で酸素は奪われ部屋の中に存在した者が、生きて出る事は不可能でしょう」

「あー普通だとそうなっちゃうんですね」


「柊さんは、違う方法があるという事ですか?」

「私が倒した方法は聖属性の魔法です。抜群に相性は良いので、完全にノーダメージで三分ほどの戦闘で終了しました」


「心愛。SUGEEなミラクルマジックガールかよ」

「ロジャー、お前とグレッグは口を挟むと、話しが長引くから黙って聞いておけ」


「ひでえぇなボス」

「もうお判りでしょうが私は自分の使える能力に関しては、スキルオーブの作成が行えます。言って置かないと度々聞かれても困るので、何でも言われるがままに作る事はしません。状況を私なりに判断して、必要性を感じた場合のみ協力をする事もあります」


 きっぱりと言い切ると、みんな一瞬それぞれの思惑で押し黙った。


「心愛ちゃん、それでいいよ。心愛ちゃんに直接話が行く事すら無い様に、私がしっかりと窓口をするから安心して」

「杏さん、ありがとう」


「今日は、ここまでで終わりにします。また明日の下関の攻略後に、少し時間を頂きたいと思います」


 澤田課長が今日のミーティングの終了を宣言して、私と美咲さんは杏さんの車で、グレッグとロジャーはキャンピングカーで箱崎へと戻った。


「澤田課長と冴羽課長って仲良いんですか?」

「どうだろうね? 大学の同期って聞いたよ。一緒にお酒を飲んだりとかは聞いた事無いけど、別に嫌っても無いんじゃないかな? あれだよ、いい意味でお互いライバルと思ってるんじゃない?」


 杏さんがそう言うと美咲さんがその言葉に反応して「それって、アメリカコンビと同じような感じなのかな? あの二人も口を開けば罵り合ってるけど、今日一日一緒に狩りをしたら連携が凄いんだよ。何も言わなくても完璧にお互いの動きを理解してるって言うか、思わず見とれちゃったよ」

「そうなんですね、私も見てみたいな」


「心愛ちゃんはさ、あの小さな女の子。希ちゃんだっけ? と二人で狩りしてるんでしょ?」

「はいそうです」


「凄いよね、希ちゃんも心愛ちゃんと変わらないくらい強いの?」

「そうですね希は強いですよ。って言うか、すばしっこいですね。本気出されると私でも捕まえられないくらいに」


「それってどれくらい凄いんだろう? 見当がつかないわね」

「そうですね、ちょっとよそ見をしたすきに飛びつかれて、うなじの匂い嗅がれたりするレベルです」


「余計わかんないよ!」


 隣で杏さんも笑ってた。


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