表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/254

第81話 下ダンに鑑定ルーペ!

「冴羽、発表内容はこれでいいか?」

「ああ、大丈夫だ。それに加えて国内ダンジョンのランクと階層数を発表してしまえばかなり盛り上がると思うぞ」


「冴羽、お前本当に辞める気なのか?」

「おう、俺の替りの理事はお前を押しておいたから、恐らくお前は理事になるだろう」


「はぁ? 俺はまだ現場が良いぞ? 何勝手に決めてるんだよ」

「まぁ協会なんて言う組織にいる限りはだ、立場は一つでも上の方が結局自分のやりたい仕事が出来るってもんだ。仕事と作業は全く次元が違う。お前はもう作業をやっていい立場じゃない、仕事をするべきだ」


「何が目的だ」

「俺か? 俺は新しい世界を自分でプロデュースしたい。その為の重要なキーワードが見つかったからな」


「柊心愛か?」

「その通りだ。お前の妹も重要な立ち位置だと思うぞ。彼女の能力は俺達に知らせているのは、ほんの一部分のはずだ。そして俺達が知らない重要な事実をお前の妹は既に把握している可能性が高い」


「杏がか?」

「そうだ、だがお前の妹では柊心愛を活かしきれない。そこで俺の出番だ。俺なら柊心愛をサポートした上で、新たな世界を築き上げる絵が描けるからな、お前の妹の存在はメンタル部分の拠り所として、俺の存在はビジネス部分での支柱として、どちらが欠けても中途半端になる」


「【DSF】の二人や特務隊の冬月もガッチリ周りを固めてるから、そうそう他の勢力が近寄ることも出来ないだろうが、奴らは所詮国に飼われている。イザとなれば柊心愛より国を優先する。俺は自分の意思で決めた。柊心愛の存在を最優先にした行動がとれる。恐らくお前の妹もだ」

「ああ杏ならそうだろうな。だがしかし、一つだけ心配がある」


「なんだ?」

「俺の妹に手を出すなよ?」


「シスコンかよ?」

「ちげぇよ、お前に兄貴とか呼ばれるのだけは死んでも嫌なだけだ」


「馬鹿か?」

「さっさと作業を済ませるぞ」


「あ、それとな下関に人が一気に増えると思うが、今は鑑定ルーペも無い状態だろ? 博多は二本あるから一本下関に当面貸し出しを頼む」


「それは、しょうがないな。海外勢も大挙してくるだろうし、対応した方が良いな。明日どうせ心愛ちゃんも下関に行くから、杏にルーペを持たせて同行させよう」


 ◇◆◇◆ 


「心愛ちゃんちょっといいかな?」

「どうしました? 美咲さん」


「今日のお昼鑑定して貰ったでしょ? その時のステータスって教えて貰えるかな?」

「それだけですか?」


「ん? あ、あの後私達三人とも明らかに攻撃力上がったし、ドロップ率も四分の一くらいだったのがあの後は、二分の一くらいに上がったわ。あれはどうしたの?」


「それを説明する為には、まず三人のステータスを見せますね。きっとロジャーとグレッグも聞きたいと思ってるでしょうから、呼んで来て貰ってもいいですか? 私はコーヒーの用意しておきます」

「もうきてるZE、丁度聞きたいと思っていた所だ」


「じゃぁ座って待っててね」

「心愛ちゃん、コーヒー私が淹れるから先に話して上げなよ」


「杏さん。ありがとうございます」

「私はコーヒーの用意したら帰るね」


「解りました。では説明しますね」


 それから三人にステータスを開示して見せてポイントの存在を説明した。

 グレッグとロジャーに、しつこく残りのポイントの振り分けをせがまれた。


「私は自力でこの手段を手に入れたので自分で頑張ってね?」と、言ってやり過ごしたよ。


 あまりしつこいと、お昼に上げたステータスも元に戻すと言ったら逃げだしたけどね。

 作戦上必要な時は一時的に上げる事はするかもしれないよ。


「ドロップアイテムで出る可能性もあるんだし、買取希望でも協会に出してたら、もしかしたら買えるかもしれないしね」って伝えるとマッケンジー長官に連絡してたよ。


 流石に美咲さんは、しつこくはせがまなかったけど、自分の戦闘スタイルに適したステータスの振り分けを考えてみたいと言って部屋に閉じこもってた。


 美咲さんには家のお風呂使って貰うけど、ロジャーとグレッグは近所のスーパー銭湯に出掛けて行ったよ。


 一緒のお風呂を使うのはちょっとね……


 下関は二十二層でお野菜出ないから、明日は二十一層でも狩りがしたいな。

 時間あるかな?


 二十一層で取れるお野菜の情報を調べようと思って協会のホームページを開くと、再び『ダンジョンリフト』の時と同じように、()()()()の文字が、トップページに踊っていた。


 そこにはダンジョンにランクが存在する事。

 日本国内の全十二ダンジョンのランクと最深階層の発表。


 そして一番重要な情報として下関ダンジョンが攻略された事が発表されていた。


 気になってテレビのニュース番組を点けると、ダンジョン協会の発表が大きく取り上げられ下世話なコメンテーターが今回の情報提供者の手にする報奨金は『ダンジョンリフト』を上回る額になるだろうと勝手な予想をしていた。


 恐らく最初のダンジョンの攻略に対して三千万USドル、他の情報と合わせて五千万USドルを超えると予想していたけど……


「マジ?」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ