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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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231/254

第231話 本当に神様なの?

 総理達が退出した後で、ダンジョン協会の本部に場所を移した。

 ダンジョン協会側の四人は、冴羽社長と杏さん、葛城准将をを交えて協議を始めていた。


 私は特務隊の君川さんと美咲さん、それにアンリさんと四人で話していた。


「心愛ちゃん、一つ確認したいんだけど」

「なんでしょうか? 君川さん」


「私の順位が一つ上がったんだが心当たりはあるか?」

「えっ? っていう事は八位になったんですか?」


「ああ、そうだ」

「あれ? でも美咲さんは順位が一つ下がったって言ってましたよね?」


「うん、心愛ちゃんは何位になったの?」

「私は、ラスベガスダンジョン終了時点で十一位になってました」


「私は昨日まで十五位だったんだけど十六位になってたんだよね。でも、君川三佐が上がったっていう事は、心愛ちゃん以外の誰かにも抜かされたっていう事になるわね」

「その辺りの順位では思い当たる人が、中国の関さんか張さん、ロシアのソフィアさんくらいしか思いつかないですね。それより君川さんの順位が上がったっていう事はゴールドランカーの誰かが順位を落としたって事なのかな?」


「アンリさんの順位はどうなんだい? もしかしたらグレッグが連れ去られた事でランキングが消えたとかは考えられないかい?」


 アンリさんに確認してみた。


「お嬢、俺の順位は上がっているな。三位だ。恐らく五郎と同じ状況になってると考えなければならないな」

「それって、神域と呼ばれる場所に囚われたっていう事ですか?」


「そうだな」

「新しくゴールドランカーになった人って誰なんですかね?」


「一番可能性が高いのは君川が上がった時に落ちた、オーストラリアのレオ・ジョーンズだなオーストラリアのダンジョンフォースに所属している大尉だ。国外の活動には参加した話を聞いた事は無いな」

「そうなんですね。恐らく次のダンジョン攻略をすると私もゴールドランカーに届きそうだから、知らない人の方が気兼ねなく抜けちゃうかもしれないから良かった? のかな」


 君川さんが言ってきた。


「私の立場からすると、とても助かるけどランキングがギリギリの位置だと、常にひやひやしていないといけないから上げておきたいんだ。心愛ちゃん、これからは基本国内探索では一緒に行動させてくれ」

「えっ? でも、私たち国内探索の時はカメラ回してますから、君川さんが映り込んじゃうと色々、都合が悪くないですか?」


「勿論、特務隊のメンバーとはわからない装備で行くからよろしく頼むよ」

「美咲さんはどうするんですか?」


「私は、香田二尉と一緒にアンリさんと行動するわよ」

「そうなんですね、アンリさん、ジュネーブの攻略は予定通り進める感じですか?」


「そうだな、ビジネスで請け負った以上は反古(ほご)には出来ない。それ以降の攻略に関しては、また冴羽と相談して決めるさ」


 でも……実際の所、本当に神様とかが関係してるのかな?

 アンリさんに意見を聞いてみた。


「アンリさんはダンジョンの発生や色々な事象に関して本当に神様たちが関係してると思いますか?」

「わからねぇな。俺も、その辺りの事は懐疑的に考えている。少なくとも神様ではないだろうな。人類や文明の発生に関係した何らかの存在ではあるんだろうが」


「それって、宇宙人的な人とかですか?」

「そうだな、もしかしたら地球の未来で滅亡を迎えるような事態が起きて、未来人が滅亡を阻止するためにタイムリープしてきたとかも考えられるかもな」


「だとしたらなんで神様の名前を名乗ってるのかな?」

「手っ取り早く信用させるためにじゃないのか?」


「ありそうですね……」

「うちの王昭君が見えていると言う守護神の存在なんだが、それも意識をコントロールされているのではないかと思っている」


「何らかの超文明を持つ存在があるという事は間違いなさそうですね」

「そうだな」


「アンリさんは王さんに見てもらったんですか?」

「いや、見てもらう事で暗示に欠けられる可能性を考えて聞かないでいる。お嬢は実際どうなんだ? アテナがついていると言われたんだろ? 何かそれによって変化はあったのか?」


「実感はわかないですけど、ペルセポネを名乗ったニコールさんの身体を乗っ取った人から『姉の加護を持つ存在』と言われましたし、ただのロールプレイっていうのとは違うのかな? と思ってます」

「現段階では答えは見えないしな。ダンジョンの攻略を進める事で能力が上がる事は事実だから、利用できる部分は利用して何が起こっても対処できるようにするしか無かろう」


「中国やロシアはどうするつもりなんですかね?」

「あの二か国に協調性を求めるのは無理がある。出来る事があるとすれば国では無く個人の感情に訴える事だな」


「神域にいるはずのお父さんと連絡が取れたら、なんらかのヒントが貰えそうなんだけどな」

「確かにな、恐らくだがゼウスの存在がなんらかの鍵を握っているのは間違いなさそうだ。そして五郎はゼウスとの繋がりを持っていると思う」


「なんでそう思うんですか?」

「考えてみろ、お嬢。五郎から送られたペットボトルの存在が現れるまでは、スキルの存在すら誰も知らなかったんだ。特殊能力は精々ゴールドランカーのギフトだけだった。それがお嬢がペットボトルを手に入れてからは一気に攻略も進みだした。ハーデスの目的っていうのも、よくわからんがゼウスはそれを阻止する存在のはずだ」


「神話をベースに行動しているなら、ハーデスさんが冥界を支配して、ゼウスさんは天界を支配してるんですよね? だったら私たちの居る地上は誰の担当なんですか?」

「ポセイドンだな」


「えっ? 海だけじゃないんですか?」

「神話では地上と海はポセイドンの管轄だ」


「ポセイドン様はまだ存在を示す話が出てないですね」

「そのうち出てくるだろう。まあ今は様子見だ」


 結局、今は出来る事を頑張る! しかないって事だね……


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