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不思議なペットボトル【JK心愛の美味しいダンジョン攻略】  作者: TB


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第193話 授業開始

 昨日は一騒動あったけど、私たちは真面目に朝から学校へ行ったよ。


 希たちの一年生のカリキュラムも二年生のカリキュラムも午前中は通常授業で、午後は、実技とダンジョン関係の座学になっていた。

 人数の関係で一、二年生の実技に関しては合同になっている。

 実技は月、水、金は学校で武道と座学、火、木はダンジョン探索に当てられる。


 更にダンジョン探索は、一班六人編成でそれぞれの班に教官が同行しながらの探索になる。

 同行の教官は、自衛隊の教育部隊の人たちが主だけど、樹里さんや美穂さんも日によっては同行するらしいよ。


 三年生は月、水、金がダンジョン探索なんだって。

 どうせ放課後はダンジョンに行くから大きな問題は無いんだけどね。


 でも今日は、授業が終わったらサオリンのダンチューブチャンネルでのコラボが待っている。

 自分のチャンネルでもライブなんてやった事無いし、ちょっと緊張しちゃうよね。


 午前中の授業を終えてお昼休みになった。

 希たちと待ち合わせて食堂でお昼を取る事にした。

 サオリンも一緒だよ。


「先輩、午後の授業は今日はダンジョン探索ですよね。班分けは一緒になれたらいいですね」

「そうだよね、でも私たちは金沢のダンジョンは全部スキルを取ってるから、まだスキルを取ってない人たちのヘルプみたいな感じになるんじゃないのかな?」


 そう言うとサオリンが驚いた。


「ええっ、三人とも金沢と千葉と下関のスキル持ってるの? 凄いね」

「サオリンはどれか取ったのはあるの?」


「まだだよー、エスケープのスキルオーブなんて高くて使うの勿体ないから無理なく行けた十三層までしか潜った事無いし」

「そうなんだね、他の人もそんな感じかな?」


「うちのクラスの原田君っているじゃん。あの子もダンチューブチャンネル持ってるんだけど、チャンネルで『JOB取得してみた』っていうタイトルの回があったから、千葉ダンジョンは二十層まで行ってるはずだよ」

「そうなんだ、さすがカラーズっていうところかな? サオリンは詳しいね。他にもチャンネル持ってる子は多いの?」


「そうだね、半分くらいの子は持ってるよ。心愛は他の人のチャンネル見たりはしないの?」

「見始めちゃったら、すぐ時間が溶けちゃうじゃん。だから、見ないようにしてるの」


「あー、それ解るよ。気が付けば二、三時間たってたとか普通だよね」

「でも、同じクラスの子のチャンネルはさらっと見てた方がいいと思うよ。話題に出た時『知らない』って言われたら悲しいから」


「そうだね、サオリン、後で同じクラスの子のチャンネルだけ教えてもらってもいいかな?」

「うん、ラインで送っておくね。全部リンク張っておくから、そのままクリックで飛べるよ」


「ありがとう、助かるよ」

「今日さ、コラボやるじゃん。SNSで告知してるし、きっと同じクラスの子たちはみんな見に来ると思うよ」


「そうなんだ。さすが人気チャンネルだね。でも、緊張しちゃうな」

「大丈夫だって、基本、私から振るし、チャンネル内で個人特定とかはしちゃだめだから。向こうから名乗らない限りはスルーでいいからね」


「サオリン先輩、ちょっと聞いてもいいですか?」

「どうしたの? 日向ちゃん」


「あのですね、探索者養成学校に入学した事は言っても大丈夫な感じなんですか?」

「うん、それはオープンでいいと思うよ。今から試験受けて入ってくる人たちへのエールって感じで、今日は進めようかな? って思ってたから」


「そうなんですね。了解です!」

「でも先輩、ここの学食一食三百円でこのボリュームってヤバくないですか?」


「だよね、普通に原価だけでも超えちゃいそうな感じだよ。ダンジョン協会とダンジョン省からの補助金で大部分はまかなってるんじゃないかな?」

「ほとんど一人暮らしの子ばっかりだから、朝と夜も食べれるし至れり尽くせりですよね」


「その分、授業中のダンジョン探索で出たドロップだけは、学校へ供託するようになってるから、意外に赤字じゃないかもしれないけどね」

「先輩のドロップとかだとやばいかもしれませんね」


「授業中だけだと、二十層より下にはいかないでしょうし、そんなにヤバいのは出ないと思うけどね」

「先輩、きっと盛大にやらかしますって……」


 お昼休憩が終わって早速ダンジョン実習の時間になった。

 元が大学の校舎なので百名程度が入れる教室も普通にあって、その講義室で班分けを行う事になった。


 一年生と二年生で四十二名なので七つの班を作る事になり、ランキングの高い生徒から七名が班長に指名された。


 やっぱり希たちとはバラバラになっちゃったね……

 でもどうしよう……

 私と一緒の班になっちゃうと超成長の影響があるから、バランスが取れなくなっちゃうよぉ。


 これは、樹里さん達に相談しなきゃいけないかな?

 手をあげて樹里さんに相談した。


「私と一緒の班だと成長のバランス的に都合が悪くないですか?」

「あ、確かにそうだよね……えっと、とりあえず今日はそのままでお願い」


「わかりました」


 残りのメンバーは、AからGまでのくじ引きで班を決める事になっていて無事に七班に分かれた。

 サオリンは日向ちゃんの班になってたよ。

 でも一年生の希と日向ちゃんが班長って、大丈夫なのかな?


 私の班は一年生の女子が一人と男子が一人、二年生の女子が二人と男子が一人になった。


 班員同士で自己紹介を終えると早速バスに乗りダンジョンに向かった。

 当面は、JOB取得を優先で千葉ダンジョンに潜る事になったよ。


 引率は教育部隊のシーフJOB取得者が担当する事になる。

 千葉ダンジョンは、魔物よりもトラップ中心だから、シーフが居ないとヤバいもんね……

 

 今日は初日だから班員との連携を気にしながら、五層まで下りて終了の予定で授業が始まった。

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