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気付かない大人たち



気付シリーズ第三段

「気付かない大人たち」


町の大人たち(ペインの兄を殺した人たち)視点





昔行ったことを

今、俺達は悔やんでいる

ある少年を殺した俺達は

今、懺悔の言葉を述べる


悲しいことに

あのときはまだ若くて

いや、まぁ、あの少年がしたことは確かに

許しがたいんだが…


我々、大人は

彼らの事情を知ること 聞くことなく

大人の権限で自分勝手に

とある兄弟の兄を殺してしまう



あのあと 一人残された少年は(ペインという)

一人途方にくれ 我等に叫ぶ

なんで、兄を殺したのかと

叫ぶ 叫ぶ


我々、大人は

その時、行ったことに対して疑問に思う

そういえば彼の兄の方が

やたらと傷が多かったと気付く


気付かない 気付かない

自分がしたことが急に恐ろしくなって

逃げた俺達は気付かない


町の子供たちが一人、懺悔に

我々、大人の元へ来た

「僕たちがころしてしまったかも」と

なぜと、聞けば彼は 彼らは

気付かなかった言葉を告げる


ああ、なぜ気付かなかった

彼は、彼で救いを求めていた

ああ、なぜ彼があとを追ったのか

やっと、気付いたかも知れない


ああ、やっと俺達大人は

間違いを知ることになった

でも、これでよかったかもなどと

思う 思う




ああ、気付けや大人たち

その、子供の表情に

ああ、気付かないな彼ら

狂った少年に気付かない


あーあ、子供に殺されちゃった

真実を(自分たちが殺したと)告げなかった

君たちが悪いんだろうな


あーあ、あわれだ あわれだ



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