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クッキー
「あ、リーフちゃん!」
雛菊はリーフに気付くと、彼女目掛けて走っていく。
「ホントだー♪」
美代も雛菊に続く。
「リーフちゃん。家でおやつ食べない?クッキーあるんだ♪」
「うわぁ!麻美ちゃんクッキー♪」
美代が嬉しそうに叫ぶ。
「ねぇ、“クッキー”ってなぁに?」
リーフが興味津々で二人に聞く。
「あ。」
「あ。」
二人は固まる。
「そっか、こっちには無いんだね。」
「みたいだね。」
二人は顔を見合わせ、満面の笑顔で言う。
「リーフちゃん!早く帰って一緒に麻美ちゃんクッキー食べよ♪」
「うんうん♪よくわかんないけどおいしそう!」
「……口に合うといいなぁ~。」
「大丈夫だよ!」
三人(二人と一匹?)は仲良く家へ向かって走っていく。
美代が地面に小さな山を作っていた灰を踏み、それを周囲に舞い上がらせた事は踏まれた本人でさえも知らない。




