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腐った世界で異世界生活(ライフ)  作者: たんぽぽ
第2章(上) 悪夢
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影響


視界に入るのはアイクを手にした美結。

そして後ろには、心配そうに見つめる雛菊と美代。


オレは彼女らから視線を外し、天井を眺める。


〈ミディアムヒール〉


床に寝転がったまま、痛みがじわじわと和らいでいくのを感じつつ、フゥと息を吐いた。


今回は【(ミディアム)治癒(ヒール)】で十分足りた。

もしかしたら、【(ロー)治癒(ヒール)】でもよかったかもしれない。



なぜ、いつもより怪我が軽いのか。


恐らく美結も、それなりに昨日の影響を受けていたのだろう。




そう、昨日。


元はといえば、昨日の出来事がオレの機嫌の悪い元凶であり、雛菊を泣かせ、美結に暴力を振るわれる羽目になったのだ。



ただそれは、美結やオレだけでなく雛菊と美代にも、少なからず何らかの影響を与えているようだった。


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