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腐った世界で異世界生活(ライフ)  作者: たんぽぽ
第1章 異世界生活開始
32/154

終わりの時

それからの日々はあまり特筆することはない。


ただ単に、魔術と魔法の練習をして、


うまい飯食って、


たまに、ヴィロに剣術やらを教わって。


ただそれだけの、日々だった。




相変わらず、雛菊の態度にイラつき、鬱陶しいと感じることはある。

だが、彼女の作る飯はうまい。

プロの料理人とまではいかないだろうが、主婦としては完璧だと思う。

しかも彼女は料理だけでなく、洗濯や掃除等々、家事全般もこなす。



双子も少しは手伝っているようだが、雛菊の足手まといになっているような気がしないでもない。


料理は一瞬にして有害物質(ばくだん)化するし、洗濯は干す際に汚してしまい、二度手間。

掃除に至っては、『面倒くさい』の一言で綺麗になる。(雛菊が一人でせっせと綺麗にする。)


居候のくせに俺と同様、役立たず。(行き来が面倒くさいと、こっちに来て1週間程で住み着いた。)

………いや、同じく足手まといの俺が何もしない分、雛菊の仕事は楽になっているんじゃないかなー?と……。




金にも困っていない。

雛菊が魔力のタンク『カタン』を、街へ買い物に行くついでに売り捌いてきてくれる。

おまけに、街へは出掛けないオレに金の使い道は1本たりとも無い。





よって、何不自由なく暮らしていくことができた。




………できた。




………………た!

過去形だ。



過去形なのだ。



そう。

マッタリとした生活は、遂に終わりを迎えてしまった。


いつの間にか30話目!!


ようやく第1章終わり。((え。

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