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腐った世界で異世界生活(ライフ)  作者: たんぽぽ
第1章 異世界生活開始
12/154

まさかの...。

 ようやく、フィーナの家らしきところに着いた。

リーフの言っていた通り、そこには3軒の家が建っており、3軒とも似た造りだった。



 リーフとは、森を出る直前に別れた。

なんでも、あの森に棲んでいる妖精らは森神(もりがみ)と呼ばれる森の主の正式な許可がないと、森の外に出ることができないらしい。


それに、森を出てからここに来るのに、迷うやつはいないだろう。

なぜなら、森を抜けた先はただっ広い草原が広がっており、その中にポツンと3軒の家が建っていたから、それを目印にただひたすらテクテクテクテク.........。



「...だ、大丈夫...ですか?」

雛菊が、地面に寝転がり、ヘバっているオレを心配そうに覗き込む。


「ひ、雛菊さんこそ、疲れなかったんですか?」

逆に聞く。

地面にたくさんの根の張り出している森の中を抜け、森を出てからもただっ広い草原を相当の距離を、机を抱えたまま歩き...。


「...う、うん。平気...でした。」


おーい。

こいつ、おかしくないですかー。

これだけの距離、机持ったまま歩いて、平気って...。


「あそこ...だよね?...フィ、フィーナさんの家。」

雛菊が一番左の家を指し示す。


リーフが言っていたのだ。

『フィーナの家は一番左だよ~。』と。

そして、

『着いたら、ドアの横にあるボタンを押してね。フィーナ、すぐ来ると思うから。』とも。


「これ、押しゃーいんだろ?...ハイ、ポチッとな。」

そろそろ落ち着いてきたため立ち上がり、家に近づいてドアの隣にある黄色いボタンを押す。


ピーンポーン



ここに来て、なじみの音が聞こえた。


「まさかのチャイム...。」


再度、脱力。


優馬らと別れ、戻ったリーフ編


リ 「いい加減、起きろジジイ。」

キ 「うるさいのぅ。なんじゃ?」

リ 「今度こそ決着つけたるからな!」

キ 「なんのことじゃ?」

リ 「あたしの顔にシワは無いつーの!」

キ 「わしは寝ててもいいかのぅ?」

リ 「うん、いいよ。今から永久に寝かしてあ・げ・る。」

キ 「わ、わしはもうちょっと生きていたいがのぅ。」

リ 「さっさとくたばれ、クソじじぃ。」

キ 「リーフは酷いのぅ。なぁ、リーリュ。」

リュ「えぇ。」

リ 「ぎゃっ!いつのまに!」

リュ「キリュウ様にはもっと働いてもらわなければ。今までの分も。」

キ 「リーリュは酷いのぅ。なぁ、リーフ。」

リ 「(小声でリーリュに)さっきと真逆(笑)」

リュ「(小声で)今のイラっと来たわ。ちょっと殴ってもいいかしら?」

リ 「(小声で)もちろん。レッツゴー!」

キ 「二人でこそこそと何を話しt...。」

バコッ。

ガツン。

リ 「リーリュ、なんで私にまで~?(泣)」

リュ「さぁ?(笑)」


 勝者 リーリュ


――――――――――


前回に引き続き...一体、何やってんだか...。


それにしてもなぜ、リーフは『リ』でリーリュは『リュ』にしたんだろう...。

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