まさかの...。
ようやく、フィーナの家らしきところに着いた。
リーフの言っていた通り、そこには3軒の家が建っており、3軒とも似た造りだった。
リーフとは、森を出る直前に別れた。
なんでも、あの森に棲んでいる妖精らは森神と呼ばれる森の主の正式な許可がないと、森の外に出ることができないらしい。
それに、森を出てからここに来るのに、迷うやつはいないだろう。
なぜなら、森を抜けた先はただっ広い草原が広がっており、その中にポツンと3軒の家が建っていたから、それを目印にただひたすらテクテクテクテク.........。
「...だ、大丈夫...ですか?」
雛菊が、地面に寝転がり、ヘバっているオレを心配そうに覗き込む。
「ひ、雛菊さんこそ、疲れなかったんですか?」
逆に聞く。
地面にたくさんの根の張り出している森の中を抜け、森を出てからもただっ広い草原を相当の距離を、机を抱えたまま歩き...。
「...う、うん。平気...でした。」
おーい。
こいつ、おかしくないですかー。
これだけの距離、机持ったまま歩いて、平気って...。
「あそこ...だよね?...フィ、フィーナさんの家。」
雛菊が一番左の家を指し示す。
リーフが言っていたのだ。
『フィーナの家は一番左だよ~。』と。
そして、
『着いたら、ドアの横にあるボタンを押してね。フィーナ、すぐ来ると思うから。』とも。
「これ、押しゃーいんだろ?...ハイ、ポチッとな。」
そろそろ落ち着いてきたため立ち上がり、家に近づいてドアの隣にある黄色いボタンを押す。
ピーンポーン
ここに来て、なじみの音が聞こえた。
「まさかのチャイム...。」
再度、脱力。
優馬らと別れ、戻ったリーフ編
リ 「いい加減、起きろジジイ。」
キ 「うるさいのぅ。なんじゃ?」
リ 「今度こそ決着つけたるからな!」
キ 「なんのことじゃ?」
リ 「あたしの顔にシワは無いつーの!」
キ 「わしは寝ててもいいかのぅ?」
リ 「うん、いいよ。今から永久に寝かしてあ・げ・る。」
キ 「わ、わしはもうちょっと生きていたいがのぅ。」
リ 「さっさとくたばれ、クソじじぃ。」
キ 「リーフは酷いのぅ。なぁ、リーリュ。」
リュ「えぇ。」
リ 「ぎゃっ!いつのまに!」
リュ「キリュウ様にはもっと働いてもらわなければ。今までの分も。」
キ 「リーリュは酷いのぅ。なぁ、リーフ。」
リ 「(小声でリーリュに)さっきと真逆(笑)」
リュ「(小声で)今のイラっと来たわ。ちょっと殴ってもいいかしら?」
リ 「(小声で)もちろん。レッツゴー!」
キ 「二人でこそこそと何を話しt...。」
バコッ。
ガツン。
リ 「リーリュ、なんで私にまで~?(泣)」
リュ「さぁ?(笑)」
勝者 リーリュ
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前回に引き続き...一体、何やってんだか...。
それにしてもなぜ、リーフは『リ』でリーリュは『リュ』にしたんだろう...。




