めんどうくさい
「...で、雛菊さん。
ファイヤアンド...なんちゃらマジシャンって何なんですか?」
聞くと、雛菊は本のページを捲り、オレに見せた。
基本属性
ファイヤマジシャン(fire magician)
火を操れる魔術師。
ウォーターマジシャン(water magician)
水を操れる魔術師。
ウィンドマジシャン(wind magician)
風を操れる魔術師。
ソイルマジシャン(soil magician)
土を操れる魔術師。
「...で?」
「...全部。」
彼女はページの下の方を指し示す。
またこの内、複数を操れる場合、『アンド』を使う。
例:火と水→ファイヤアンドウォーターマジシャン
つまりオレはこの4つ、全部が使えるということのようだ。
ラッキー!
「...で?オレらはこれからどうすりゃいいんだ?」
老木に聞く。
「フィーナのところへ行ってくれないかのぅ?」
「そうか。じゃあ、さっさと行くか。あんたらめんどくせぇし。」
オレが言うと、リーフは嬉しそうに、老木の方に飛んで行った。
「えへへ。言われちゃったね。キュ・ラ・ウ・さ・ま!」
「ゆうまは“あんたら”と言っておったがのぅ。
そもそも、そちがめんどくさいから、わしも一緒にめんどくさいと言われてしまうんじゃが。」
「ねぇ、ゆーま。私、めんどくさい?」
「あぁ?...あぁ、めんどくせぇ。...つか、うるせぇ。」
「ひっどぉ~い。私、めんどくさいだって~。...そんなことないよね?まみかー。」
リーフは雛菊に抱きつく。
「わぁ。触れた!すごーい!!」
雛菊はリーフをなでなでして喜んでいる。
「...で、どっちに行けばいいんだ?」
周りは、木、木、木...。
道など、どこにもない。
「リーフ。フィーナのところへ案内してやってくれんかのぅ。」
「オイ、めんどくさいのをオレらに押し付けんなよ。」
「ホッホッホ。バレてしまったかのぅ。
しかし、わしはこの通り、ここから動けんからのぅ。」
「ハァ...。」
ため息をつく。
「そうじゃ。荷物は全部持っていくのじゃぞ。邪魔じゃからのぅ。」
「はぁ?机も?」
「もちろんじゃ。では、健闘を祈る。
リーフ、帰ってきてもわしを起こすでないぞ。」
仕方なく、椅子を机の上にあげ、ガチャガチャと音を立てて運ぶ。
リーフはオレらの少し前を、ふくれっ面をしたまま飛んでいく。
「ちっ。」
舌打ちをする。
体力に自信のあるオレだが、正直、疲れ始めていた。
なぜなら、オレの机の引き出しには教科書やらノートやらファイルやら...
それらがすべて詰め込んであり、そのせいで重さがハンパじゃないのだ。
授業の間に、いちいちロッカーに取りに行くのがめんどくさかったのだが...。
よし。今度からは気を付けよう!
って、異世界に来るなんて、次があるとは思わねぇけどな!
っていうかその前に、まず、元の世界に帰れっかな~?
優馬 つーわけで、おめぇに聞く。
マジで帰れるんだろうな?
作 きゃっ!!急に現れないでよ!びっくりするでしょ。
優馬 おい。どうなんだよ。
作 えへへ。ちゃんと帰れるよん♪
優馬 ...急に不安になってきた~。
作 大丈夫。そこは保証する。
だから、安心して異世界楽しんで♪♪♪♪♪
優馬 おめぇが一番楽しんでるだろ。
作 えへへ。バレた?だって話を考えるの、楽しいんだもん♪
優馬 (キモッ。)...そのくせ、文章下手だな。
作 そ、それを言わないでよ。自分がよくわかってるから...。(泣)
麻美花 わー。たんぽぽちゃんが泣いてるー。女の子を泣かせちゃだめなんだよ~。
作 グスッ...。(嘘泣き)
優馬 ...。(めんどっ...)
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何がしたかった...。
麻美花ちゃん、キャラ崩壊 乙




