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おはよう、不登校  作者: ひめりか
4/9

また、寝ている

 暫く、日が開いて、病院へ行くと、充希の親戚らしき人達が来ていた。彼らが帰った後、充希の両親と話した。夜に家に帰ろうとすることがあったらしい。病院生活は応えるんだろう。

 充希は寝ていた病気の所為か痛み止めの所為か、顔に黄疸が出来ていてやつれていた。


 充希の両親とすれ違いに奈央が来た。

 丁度、充希が起きる。のどが渇いてきた。

「何か飲み物買ってこようかな」

「じゃあみんなで行かない?」

 一階の自販機に行く。四階にも自販機はあるが、種類は少ない。

 二人はパッと決めたが、充希は自販機の前で悩んでいた。

「炭酸の、コーヒーって、なかった、っけ?」

「えー、そんなのあるの?」

 スマホで調べてみた。

「あー、なんか前はあったらしいけど、今はないっぽい。不評だったみたいだし」

 仮に売っていたとしても、ここにあるとは限らないけど。

「そう、なんだ」

 充希はまた悩んでから、微糖を選んだ。凄く残念そうな声色を聞いて、買ってあげられたらと思った。

 病室に戻って暫くして、充希はまた眠ってしまった。最近の充希は良く寝ている。準備をしているのかもしれない。

 その日は解散となった。

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