↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女医乃深雪の記録ー快楽の追及ー日常侵食編  作者: 女医乃深雪


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2/147

プロローグ ―快楽の解剖―


――研究記録 No.001(後年記録より抜粋)

被験体:K(30代女性)

装置:拘束型触手


記録開始。


拘束型触手が四肢を絡め取り、解剖台に固定する。白い皮膚に食い込むように締めつけながら、粘膜質の表面がじわりと滲む。


胸部突起に吸引型触手を適用。

ジュゥと負圧音が響き、離れるたびにネチャリと湿音を残す。血流は急上昇し、紅潮が広がった。


外陰部小突起には振動型を適用。

クチャクチャと濡音が走り、腰部が反射的に跳ね上がる。汗が弾け、滴が解剖台に散った。


膣前壁には分泌型を挿入。

ぬちりと液が浸透し、内部で混じり合う音が小さく響く。分泌液と注入液が絡み、粘度を増しながら滴下する。


さらに蠕旋型が深部を拡張。

ギシギシと解剖台が軋み、体幹は大きく反り返った。透明な液が糸を引き、太腿を伝って床へ落ちる。


呼吸数:22 → 51

心拍数:114 → 197

全身痙攣周期:3.8秒


記録者の思考は冷徹だった。


「痛みは既に解明されている。だが快楽は、未だ未知の領域だ。

 私自身の身体ですら、その扉を完全には開いていない。

 ならば――私が記録する」


赤く跳ね上がった波形が示すのは、臨床の枠を逸脱した応答。

「この数値は異常ではなく、閾値の外側を示す証明だ」


……被験体:主任医師、久慈真理子(三十六歳)


 以上、女医乃 深雪の研究記録より。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。