北を目指して〜モンスターバトル1〜
さてさて、リアルが忙しい作者ですが、皆様から多くの支援魔法を掛けていただけたので、合間合間で頑張って執筆しております(^◇^;)
今回は、みんなの武器を作るための素材集めのお話となります\\\\٩( 'ω' )و ////
以前、俺の新しい武器である『アブソーブソード+5』を作った際に、みんなの武具も新しくしようと言う話になり、俺達は新しい武器を作るための素材集めをすることになった。
この辺で、良い素材が採れる場所がないか、冒険者ギルドの受付嬢であるプルクラさんに、聞きに来ている。
「プルクラさん、こんにちわ。」
「クラウド様、こんにちわ。先日は、デート楽しかったですね。」
プルクラさんの胸元には、俺がプレゼントしたネックレスが輝いている。
「ちょっと、クラウドどう言うことなの!?」
シャインが俺の服を掴んで、俺を見上げてくる。
「えっと、この前お世話になったことがあったから、そのお礼でデートすることになっただんよ。」
「何よお世話になったって!? ……怪しい。」
シャインは目を細めて、俺のことを見ている。
「何もやましいことなんてないぞ。」
「そうですよ。クラウド様に水着を選んでいただいて、その後は邪魔が入ったのでお風呂は諦めましたし。このネックレスはプレゼントしていただきましたが。」
ちょっと、プルクラさん!? デート内容を暴露しなくても!
「お兄ちゃん!?」
「クラウド。プルクラさんみたいな美人が好きなんだね。」
「男なんて、結局見た目で決めるのよね。」
シャイン、スノウ、シグレから冷たい目線が向けられる。
ヤバイ、俺のHPは減ってないが、精神という名のライフがゴリゴリ削られている。
てかシャイン。ゲーム内では、クラウドと言いなさい。
「今度はお風呂に行きましょうね。」
三人からの冷たい目線が、更に冷たくなる。
「き、機会があれば。」
俺は、この話題のままでは身が持たないと判断し、直ぐに本題を切り出す。
「新しい武器の素材集めでございますか?」
「はい。この辺で採れる素材で、いい武具が作れればと思いまして。」
「そうですねぇ。北にあるバトルシティの闘技場での報酬が、良質な武具や素材があるそうです。」
「闘技場ですか?」
行ってみたいと思っていたところだし、バトルシティに行ってみるか。
「それと、バトルシティに向かう途中のフィールドは、砂漠フィールドとなっており、そこに出現するスコーピオンやゴーレムからは良い武具を作る素材が採れると思いますよ。」
なら、行き先は決まったな。
「スコーピオンは、クラウド様方の実力なら問題ありませんが、ゴーレムは防御力が非常に高いので、持久戦となると思います。」
「分かりました。ありがとうございます。」
こうして、俺達はネクストの北門から砂漠フィールドへと足を進めた。
「あっ!? 砂漠フィールドの主の話をし忘れちゃいました。……遭遇確率は、とても低いのできっと大丈夫でしょう。」
クラウド達が出て行った後の、プルクラの独り言をクラウド達が知る術は無い。
砂漠フィールドは、見渡す限りが砂であり、足下も砂の為、踏ん張りが効きにくい。
太陽の日差しも強く、時々吹き付ける強風で砂嵐が巻き起こる。
「じゃぁ、スコーピオンやゴーレムを倒しながら、バトルシティを目指そう。」
しばらく歩き続けると、地面から振動が伝わって来た。
「下から何か来るぞ!」
俺達が地面から飛び跳ねると、地中より大きなミミズが飛び出してくる。
「何だよあのミミズは!?」
「アレがワームの様だな。」
ヴァンは、見た目からは想像し難いが、ウニョウニョ系が苦手なのだ。
ワームは合計で2体姿を現した。
「シャーー!!」
ワーム2体が口から土砂を吐き出す。
各々回避行動を取り、ワームの土砂を回避したのだが。
「シャーー!」
「何!? もう一体だと!? くっ!」
俺が回避した先の地面から、もう1体のワームが飛び出して来た為、俺の身体は空中に打ち上げられる。
「痛ってぇな! これでも喰らえ『サンダーブレット』!」
「ジャーー!?」
俺は打ち上げられた身体の向きを変え、下で俺を待ち構えていたワームへと電撃を浴びせる。
地面に着地した俺は、痺れているワームに素早く駆け寄る。
「倍返しだ! 『サンダースラッシュ』!」
俺は、新たな武器『アブソーブソード』に雷を纏わせた魔剣技でワームを斬り裂き消滅させた。
「おぉ!? やっぱりかなり攻撃力が上がっているな。」
リザードブレード・上よりも、格段に威力が上がっている。
「さっき喰らった分のダメージも、しっかり回復出来てるな。」
戦いながら回復も出来るなんて、便利過ぎだろ。
「『ライトレーザー』!」
「『アクアアロー』!」
「『アイススラッシュ』!」
女性達の集中攻撃を受けた、1体のワームも消滅する。
「誰か助けてくれーー!?」
ヴァンは、ワームの大口に食べられないように、ビッグシールドを発動して耐えていた。
「何やってんだよヴァンの奴。」
ワームは、ヴァンを喰えないと思ったのか、身体を一度後ろに引くと、勢い良く突進する。
「くっ!? 気持ち悪いんだよ! 『シールドブーメラン』!」
ヴァンは、ワームが距離を空けた隙を突き、シールドを思いっ切り投げつけた。
え? 何シールドブーメランって? てか、タンク役が盾を投げちゃダメだろ!? 盾は防御に必須だ!
「ジャー!?」
ヴァンの投げた盾が、ワームの顔面? いや、顔面はよく分からんが、口の近くに辺り、ワームを怯ませる。
ワームが痛がっている内に、ヴァンの投げた盾がヴァンの手元に戻って来た。
一体、どういう原理でワームに当たったブーメランが戻ってくるのだろうか?
「よしっ! 『シールドアタック』!」
ヴァンは手元に戻ってきた盾を構え、突撃を繰り出す。
ヴァンの攻撃がヒットしているが、やはり防御重視のキャラであることから、中々ワームを仕留めることが出来ない。
ワームは怒ったのか、尻尾の部分で砂漠の砂を叩き付け、ヴァンに向けて砂を飛ばす。
「うおぉっ!?」
咄嗟にヴァンは盾でカードするが、大量の砂に飲み込まれる。
「あ、足が抜けない!?」
なんと、ワームの攻撃は目くらましでは無く、相手の動きを封じるのが目的だったのだ。
「全く、何やってんだよ。」
「援護するわ。『クイックアロー』!」
シグレが数本の矢をワームに向けて放ち、その間に俺はワームに向けて走り出す。
「ジャッ!?」
ワームの身体にシグレの矢が突き刺さる。
「これで終わりだ。『サンダースラッシュ』!」
ワームの身体が二つに斬り裂かれ、消滅した。
「いや〜、助かったぜ。サンキューな。クラウド、シグレ。」
「それよりヴァン。さっきの『シールドブーメラン』って何だよ?」
盾役が盾を投げて無防備になるなんて、訳が分からん攻撃だ。
「俺も攻撃技がもっと欲しいと思ってたから、覚えてみたんだが。まぁ、何とも言えない技だよな。」
本人も、この技がイマイチであると認識しているようだ。
これなら、リッチとの戦闘中に新技を披露しなかったのも頷ける。
「もうちょいレベルが上がれば、その内もっといい攻撃も覚えられると思うんだけどな。」
「そうか。」
気長に待つしかないな。
砂漠での初戦闘を終えた俺達は、更に北を目指して歩き進める。
「アレは何だ?」
俺達の目の前には、奇妙な形をして、トゲトゲの緑色の物体。
そう、砂漠にいるアイツだった。
今回のおまけ
クラウド;昨日は、やりませんでしたが、今日はやりますよーー! 『今日は何の日コーナー』!
ヴァン;待ってました!
クラウド;さてさて、ヴァンよ。今日が何の日か分かるかな?
ヴァン;2月8日だから〜、ん〜!? 分かったぞ!
クラウド;……本当に?
ヴァン;2(二)8(ヤ)ニヤする日だ!
クラウド;は?
ヴァン;つまり、綺麗な女性を見て、ニヤニヤする日なんだよ!
クラウド;そんな訳あるか! この変態が!
ヴァン;ぐはっ!? dead
クラウド;気を取り直して、今日は〒マークの日だ。
1887年、日本郵政グループ(昔の名称は、逓信省)逓信の「テイ」だから、甲乙丙丁の「丁」に一度決まったらしい。
だが、便料金不足の記号が「T」だった為、紛らわしいことから、数日後に逓信省の「テ」を図案化した「〒」に変更したそうだ。
スノウ;へぇ〜、決める前に誰か気が付かないもんなんでしょか?
クラウド;全くだな。
スノウ;あれ? お手紙が届きましたよ。
クラウド;手紙?
スノウ;えっと、『お巡りさん。いつもパトロールしてくれて、ありがとう。』だって。
クラウド;良かったなスノウ。
スノウ;はい! もっと市民の為に頑張りたいと思います!
クラウド;今の世の中、データ通信が主流だが、やっぱり昔ながらの、人の手で書かれた手紙って言うのは、温かみがあるな。
スノウ;そうですね。大切にします。




