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ダンジョン地下に待つもの

お早うございます(^^)!

まだ寝てない?

それでは、読んだら寝て下さい(´-`).。oO


お陰様で5000PV突破しました(o^^o)

読者の皆さん、ありがとうございますm(_ _)m

 地下5階のリザードマンは強敵であったが、その後は強敵と遭遇することはなく、どんどんと地下を降りて行き、遂に地下10階へと辿り着いた。


「ここまでにかなり回復薬を消費しちまったな。」

 ここに来る前に調合した回復薬は既に大半を消費し、残り数個の状態であった。


「このダンジョンって、本当はもっとレベルを上げて臨む場所なんじゃないかな?」

「スノウの言う通り、かなりキツイわね。レベルもそうだけど、装備ももっと良いのにしないとダメね。」

 スノウとシグレの言うように、今の段階でダンジョンに臨むのは早いとは、俺も薄々感づいていた。


「丁度キリ良く10階まで来たことだし、この階で戻ることにするか。」

 時間を気にせずにダンジョンに挑んでいたが、かなり長時間プレイしているので、そろそろログアウトもしたいしな。


「そうしようぜ。この階にもリザードマンみたいな強敵が出そうだしよ。」

 確かに5階でリザードマンが現れ、それ以降強敵は出てきていないから、次に強敵が現れるとしたらこの階だろうな。


「そうだな。」



 そして、地下10階を歩いていた俺達の目の前には、初イベントの時のボス戦と同様の門がそびえ立っていた。


「どうやらボス戦のようだな。」

「キングゴブリンみたいなのが出るってことか?」

「いや、アレはイベントで、更にボス部屋に人数制限があったからな。今回みたいなダンジョンなら、挑むのは1パーティーだろうから、1パーティーで倒せるくらいのボスなんじゃないか?」

 いくらなんでも、ここであのボスクラスに登場されたら勝ち目はないな。


「成る程な。」

「強敵には違いないだろうから、気を引き締めて行こうぜ。」

 俺は門に手を押し当て、ボス戦の門を開いた。


 門を開くと、奥の方にボスの姿。


 ……今回は、今までと違って小さいボスか。


 ボスと言ったらデカいイメージがあるんだが。


 まぁ、小さいからと言って弱いとは限らない。


 的が小さくなるし、小回りも効くから、小さい方が厄介なこともある。


「またトカゲかよ。」

「……でも、ちょっと違う。」

 ヴァンの愚痴にスノウが答える。


 俺もスノウに同意だ。


 明らかにあのリザードマンは、5階の奴らとは違う。


 身に纏う威圧感が比べ物にならないのだ。


「……ハイ・リザードマン。」

 青色のリザードマンの上位種ってことか。

 ハイ・リザードマンは、緑色の身体をしており、剣も盾もリザードマンより上等な物を装備している。


 リザードマンでさえ苦戦したから、簡単には行かなそうだ。


 俺達がボスへと近付くと、ボスの両脇にリザードマンが出現した。


「……マジか。」

 1体なら上手く立ち回れば、勝てると踏んだが、取り巻きがいると状況は変わってくる。


「どうするよクラウド?」

「スノウはさっきの拘束魔法と組み合わせれば、リザードマンを倒せそうか?」

「うん。問題ないよ。」

 なら、方法は一つだ。


「分かった。先ずスノウは、リザードマン1体を仕留めてくれ。その間、ヴァンはもう一体の足止めをしてくれ。リザードマンの隙を突いて、シャインとシグレは攻撃を。」

 地下5階の戦闘の反省検討会は、既に移動中に済ませている。


 リザードマンの攻撃パターンや攻撃力、防御力の高さも分かっているので、初見の地下5階よりは上手く立ち回れる筈だ。


「分かったけど、クラウドはどうするんだ?」

「……俺はハイ・リザードマンをやる。」

「大丈夫なのか? 」

「ああ。」

「俺らが加勢するまで、やられんじゃねぇぞ。」

「寧ろ、加勢する前に終わらせてやるよ。」

「言うじゃねぇか。頼もしいねぇ。」

 別に勝算がない訳じゃないが、相手の強さが分からないことには何とも言えないがな。


「行くぜみんな! 戦闘開始だ!」

 打ち合わせ通り、敵に向かって駆け出し、戦闘に突入する。



「ハアーー!」

「ガャオ!」

 ハイ・リザードマンと剣をぶつけて、せめぎ合う。


「くぅ!?」

 かなりの力だ!? 押し負ける。


 俺は前に押す力を緩め、身体を横へと逸らす。


「力比べでは勝てそうにないな。なら、スピードだ!」

 俺は剣速を上げ、ハイ・リザードマンへと攻撃を仕掛けた。


「ガァオ!」

 くぅっ!? このスピードにも付いて来れるのか!


 ハイ・リザードマンの剣が発光する。


「なっ!?」

 ハイ・リザードマンの剣により、俺の考え弾き飛ばされた。


 ハイ・リザードマンは、スキルによる剣技『パワースラッシュ』を発動していたのである。


「ガァオーー!」

「がはっ!?」

 いってぇーー!? スキルを使って来やがったか。


 俺は、ハイ・リザードマンに武器を飛ばされて無防備な身体を剣で斬り裂かれた。


「ガァオーー!」

 ハイ・リザードマンの剣が再び発光し、パワースラッシュを発動する。


「ッツ!?」

 このまま仕留めようってことか!? させるか!


「『サンダースラッシュ』!」

 俺の魔剣技の方が威力があったようで、ハイ・リザードマンは僅かに後退する。


「ガァオッ!?」

 何言ってるかわかんねーーけど、自分の技が破られて驚いてんのか?


 横目でスノウの方を見ると、丁度リザードマンをアイスロックで拘束し、連撃で仕留めるところだった。


 ヴァン達の方もヴァンが、リザードマンの攻撃をガードし、シグレの矢で隙を作り、シャインがライトレーザーを放つところだった。


「あっちも終わりそうだし、こっちも終わらせてもらうぞ!」

「ガァ?」


 俺はイベントのボス討伐報酬のポイントを全て注ぎ込んで覚えたスキルを発動する。



「『サンダーバースト』!」

 くぅーー!! 身体がバチバチする。


 俺が新たに覚えたスキルは、雷を自身に流し込む、身体強化魔法だ。


「行くぜトカゲ野郎!」

今回のおまけ


作者:前回のおまけにも書きましたが、反響があるのか謎なので、打ち切ろうと思います。


クラウド:え?


作者:仕方ないですよね。


クラウド:待ってくれ!?


作者:何ですか?


クラウド:ここを楽しみにしている人は、きっと居るはずだ。


作者:その根拠は? おまけの継続して欲しいという意見は、作者に届いてません。


クラウド:くっ!? あ、アイツらがいるじゃないか!


作者:誰のことですか?


クラウド:レセプション、ヤバン、ゴールドですよ!


作者:.....あんな脇役どうでもいいですよ。


クラウド:じ、じゃあ、姫ちゃんやプルクラさんは!?


作者:その二人には申し訳ないと思いますけど。


クラウド:な、ならおまけを継続してもいいだろ?


作者:う〜ん。


プルクラ:私、もっと登場したいです。


黒姫:私は、本編で出てないのよ!? おまけ扱いじゃなくて、本編に出してよ!


作者:黒姫さん、出たいんですか?


黒姫:勿論です。


作者:う〜ん。考えておきますね。


黒姫:肩でも何でも揉みますから、出させて下さい!


プルクラ:ちょっと、待ちなさい!? 貴方まで出て来たら私の出番が減っちゃうじゃない!


黒姫:貴方NPCなんだからいいでしょ!


プルクラ:嫌よ!


作者:まあまあ、喧嘩しないで下さい。


クラウド:結局おまけ書いてるじゃん。


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