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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part III 紡ぐ糸切り、そして再会の果てに
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第九十四話 Part III 紡ぐ糸切り、そして再会の果てに-おまけ

ここはラミオラス帝国より

東に位置するサルバドル共和国にある

シャレン 渓谷ケイコク


トギリ

「なぁ。じーさん

いい加減にしろって。」


スイセ

「そーよーん!!

ギッチギチに

縛られてるんだから

大人しくしなさーい!」


じーさん

「ハァ……ハァ……ゴボッ」


トギリ

「チッ……メンドクセェな」


スイセ

「ギリちゃん正気??

正気なの?そんな沙汰 見たことなーい!!」


トギリ

「うるせーな。

強制解除すんだろ?

死んだら困んだろうが。

解放させねーと。」


トギリは吐血したのを見て

背中をさすっていた。


じーさん

「ハァ……ハァ……おのれ……触れ、るな、

ラミオラス帝国………風情が……」


スイセ

「おじいちゃんが抵抗するからよー!!

大人しくしてれば良かったのに!!

おバカさん!!」


じーさん

「おのれらに渡すものか………

そのサヤは代々……秘密裏に

親から子、孫へと受け継いできたのだ……」


トギリ

「ぁあ。知ってるよ。

じーさん。そのサヤ

大切なんだろ?」


スイセ

「あたし達にとってもぉ

大切なのよー!!

ごめんなさいねー。」


じーさん

「ゴボォ!!!」


スイセ

「イヤん!!ちょっと!!!

何すんのよ!クソジジイ!!!!」


トギリ

「やめろ。」


殴ろうとするスイセをトギリは

静止させた。


スイセ

「もう!!

洗ってくるわ!!!

いくわよ!!!あんた達!!

服とって来て!」


そう言って

スイセは部下達を連れて

近場の湖へと向かった。


じーさん

「おのれ……このサヤを使って

何する気じゃ……」


トギリ

「知らねーよ。そんなもん。

興味もねーよ。」


じーさん

「なんじゃと……ガハッ」


トギリ

「チッ ホラ……下向け!

ったく大体、そんな歳食ってんのに

なんで早く家族に継承しなかったんだよ」


じーさん

「息子は……死んだのじゃ!!

おのれのように……傲慢で

覇気のない奴じゃったが……

おのれらラミオラス帝国に……

殺されたっ……我が……

たった……一人の息子を……ガハッ」


トギリ

「…………もう長くねぇな。病気か?」


じーさん

「おのれには……関係……ない!!」


トギリ

「そうでもないぜ。」


じーさん

「グハッッ!!お……の……れ……」


トギリは一瞬で胸を深く貫いた。


じーさん

「ガハッ!!フフフッグハハハッッ!、

こ、ろ、し……てしまったら

サヤは……手に入らぬ……愚かもの……め」







トギリ

「言ったろ?

知ってるって。」


じーさん

「な、に……まさか……」


トギリ

「よろしく伝えといてくれ」


じーさん

「おま……え、はトギ……」


トギリに

手を伸ばしたその瞬間

パリンという音がすると共に

まばゆい光が渓谷ケイコクを包んだ。










トギリ

「ごめんな。

リンドウじいちゃん」

クーワと相対するラミオラス帝国 黒四葉部隊副隊長ラベンド。戦闘スタイルも感性も千刃花とは異なる彼の窮地に 隊長マリガルドが現れた事で更に戦闘は加速しそうですね。

そしてトギリの行動…祖父をこれ以上苦しませない為の介錯ですね。

この様に、ラミオラス側の人物像も徐々に描かれていく事で物語は更に深みを増して行くのでしょう。

次回もお楽しみに!


             Ren's Production staff

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