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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part II 微笑みしはその悲しげと共に
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第七十九話 PartⅡ 微笑みしはその悲しげと共に-11

レンゲイ

「これは……」


ガーベラ

「魚??いや……人……っすか!?」


二本足で立ち上がるナニカを見てみると

ところどころ血肉チニクを剥き出し

フジツボが身体中を点々と覆っていた。

皮膚と思われる肌はウロコで覆われていたが

その顔には確かにエラが見えた。


レンゲイ

「人間……にはみえませんね……

どちらかと言えば死体……いや亡者か……」


タスケテ タスケテ サムイ ツメタイ

クルシイ クルシイと

呟いていた。

その手にはツルギ(タズサエ)ていた。

そして雄叫びをあげて

ツルギを使って盾を攻撃してきた。

その激烈ゲキレツな猛攻に今にも盾が割れそうだった。


ガーベラ

「せ、先輩!!!もう盾が

持ちません!!」


レンゲイ

「全員、構え!!

形状変化せよ!!」


レンゲイがそう言うと

隊士達は一斉に唱えた


ガーベラ

滅刃メツハイチトウ!!』


滅刃メツハイチトウとは

形状変化 刃術ジンジュツの一種で

滅刃メツハの基本 刃術ジンジュツの一つである。

刃術ジンジュツによりカタナ

精製し武器とする

刃術ジンジュツの中で最も簡単で

最も愛用される滅刃メツハである。

刃術ジンジュツが得意な者は

刃術ジンジュツを使い戦うが

他の者はこの刃術ジンジュツ

十番以下の刃術ジンジュツ

複合フクゴウさせて利用する。

複合フクゴウ刃術ジンジュツは難しいとされるが

十番以下の刃術ジンジュツを織り交ぜるのは

とても簡単である。

そして更に副隊長にもなると

複雑に応用した十番以下の 刃術ジンジュツ

滅刃メツハイチ)トウ

術者の好みにより形を様々に

変形させて使うのが一般的である。

千刃花センジンカ隊士は

己の経験と実力を重ねていくたび

曖昧だった形状変化も固まっていき

自分に最も合う形を見つけると

その形状変化に合わせた戦闘スタイルを

構築していく。

副隊長以下は武器形状と戦闘スタイルが

固まっていないことが多く

戦術も戦略もまだまだ未熟な隊士達が多い。

副隊長に選ばれる基準は

サヤの継承に足りうる人格や

形状変化が固まっていて

戦闘スタイルが確立されていることが

最低条件である。

ただし、キキョウのように

群を抜いて刃術ジンジュツの才があり

一能突出(イチノウトッシュツ)の様な者が選ばれる事もある。

そしてガーベラは自身の背丈よりも

大きいハンマーに形状変化をさせていた。

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