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千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part I 月夜に浮かびし涙の花
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60/880

第六十話 Part I 月夜に浮かびし涙の花-1

いよいよ新章突入です!!

新たなキャラクター、新たな戦場、新たな敵。

いつもながらの心躍る展開がここから始まります

それでは、目眩く超絶厨二病バトルの世界をお楽しみください!!


    REN'sProduction staff

千刃花(センジンカ)〜帝国特務戦闘部隊(テイコクトクムセントウブタイ)〜

海底都市 ポセドニア

Part I 月夜に浮かびし涙(ハス)の花




マーベラスの件から約1ヶ月

慌(アワタダ)しさも落ち着き

涼しげな風が松明(タイマツ)を揺らしながら

雲ひとつない星空の下

帝国特務戦闘部隊(テイコクトクムセントウブタイ)"千刃花(センジンカ)"

合同演習場にて

二刃花隊(ニジンカタイ)隊長、副隊長

先の戦いで亡くなった六刃花隊(ロクジンカタイ)、八刃花隊(ハチジンカタイ)隊士たちの

隊葬(タイソウ)が行われていた。

壇上の段幕には普段、

左胸につけている千刃花(センジンカ)の紋章が描かれていた。

そして一通りの弔辞(チョウジ)が読み終わり

最後に五刃花隊(ゴジンカタイ)隊長が壇上(ダンジョウ)に上がった。


挿絵(By みてみん)


レンゲイ

「二刃花隊(ニジンカタイ)隊長キスツスは

入隊し間もなくして武功を瞬く間に上げていった。

誰にも飾ることなく優しく接し

時には他人を思い涙を流した。

戦う姿は勇ましく流麗(リュウレイ)で

誰もが美しいとさえ思える戦場の女神でもあった。

帝国 女性騎士 最高 栄誉(エイヨ)である

月美夜女王(ナイトオブクイーン)の称号を授与されたのは

この十余年(ジュウヨネン)キスツス隊長ただ一人

我々帝国民はそんな貴重な人材を失った。

私が憧れた唯一の人だった。

キスツス隊長は

ラミオラス帝国の刺客でもあった部下に

騙され命を落とした。

彼女の魂はきっと無念で溢れているに違いない。

その無念、我等、帝国特務戦闘部隊(テイコクトクムセントウブタイ)"千刃花(センジンカ)"隊士全員が

必ずや晴らすだろう。」




レンゲイ

「……キスツス隊長、君の笑顔がまた見たいよ。」


男は敬礼すると大きな声で叫んだ。


レンゲイ

「君が好きだと言ってくれたあの景色を

今夜、再び贈ろう!」


レンゲイ

『輝夜(カグヤ)•花蓮息吹(カレンイブキ)ノ(ノ)物語(モノガタリ)』


蓮(ハス)の花が暖かい風に乗って無数に舞う

月明かりと松明(タイマツ)の灯りに照らされ

美しく、ただ美しく夜空へと消えていった。

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