第四十一話 マーベラス突入作戦 脱出編-7
ペチュニア
「興が冷めたわ。私は妹を拾っていく。
今回は見逃してあげる。」
ジニア
「逃すと思っとんのか。」
ペチュニア
「割りに合うの?
この移動要塞マーベラスは
爆発するのよ。」
キキョウ
「そんな!?」
アキレイ
「なんだと……」
ペチュニア
「さっきの傾くほどの
地震がその証拠よ。
あなた達が血眼になって
探していた駆動中枢のある
東Bと西Aのその核は自爆スイッチよ。
隊士の頑張りも虚しかったわね。」
パチンッ
ペチュニア
「そして、このKARE8
2万体も相手にしながら
30分で脱出できるかしらね?」
ラナンキュラス
「2万……か………
ジニア……」
ジニア
「ぜんーぶ、
相手したってもえーんやで」
ペチュニア
「私は構わないけど
隊士達は生きて帰れるかしら
鬼人化した私とKARE8相手に。
よく考えなさい。」
キキョウ
「あの姿は鬼人化というの?」
ペチュニア
「バカね。どう見たって鬼でしょ?」
アキレイ
「おい、逃すと思うのーー」
ペチュニア
「逃す?私が逃すんだけど?」
アキレイ
「ふざけるな……」
ラナンキュラス
「やめろ。
僕たちはもうすでに
発動限界に近い。
退いてもらえるなら
退いてもらおう。」
ペチュニア
「KARE8
最後の仕事よ。」
2万ものKARE8が
一斉に出てきた。
ペチュニア
「残り少ないわ。
私は妹を拾ってくるから。
さよなら、千刃花。
あっ名乗り忘れてたわね。
よく覚えておきなさい。
対鞘花特殊魔装機動部隊
"十鬼槍"黒薔薇部隊 隊長 ペチュニア
あなた達の敵よ。」
そう言って少女はKARE8に乗って
飛び去った。
キキョウ
「行っちゃった……」
ラナンキュラス
「さて、発動はもう解かないといけないよ
みんな。刃術だけで戦うんだ。
分かったね?」
ジニア
「ぁあ。帰ったら色々調べなあかんな。」




