第1章 最強探索者達、配信者を助ける。8話
今週のラスト投稿です
ここは地球とは別次元の場所。
真っ白い空間の中ゆらゆらと揺れている次元の窓から地球で起こっている出来事を観測している者達がいた。
ここにいる者達は地球という次元を侵攻している【喰らう者】と呼ばれる者達だ。
彼らは次元の窓を中心に七人で囲んでいる。
赤髪の青年の姿をした者は言う。
ーこんなめんどくせぇー事しないと。
ーいけないなんてつまらないな。
桃髪の女性は答える。
ー苦労した先の道はとっても美味しいわよ?
金髪の少年はお腹を押さえながらこう答える。
ーお腹ペコペコだよぉ~
ーまだ、たべれないのぉ?
紫髪の女性は少年の頭を撫でる。
ーがまんしなさい。
紺髪の男性はギラギラとした目線を向ける。
ーあの力があれば。
ーここから出るのも簡単だろうな。
白髪の老人の男性は黒髪の少女を見ながら聞く。
ー結果が出るまで我らは待機か?
ー干渉する者よ。
周りの視線が黒髪の少女に向けられる。
少女の目線は次元の窓に向いており、そこに映し出されているのはイレギュラー転移で奈落に飛ばされてしまった可哀そうな存在だった。
少女は手を伸ばし次元の窓に触れる。
触れた場所から波紋が広がり映り込む光景が変化する。
するとそこには赤い月・薄暗い森そして、モンスターの姿が映りだす。
彼女は言う。
ー我々ただ、待つのみである。
彼らは不敵な笑みを浮かべ、次元の窓で地球を観測しながらただひたすらに獲物がこちら側へ落ちてくるのを待つのみだ。
来週からは週1になります




