第1章 エピローグ
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ランダム転移事件から2ヶ月後アルは魔導東京第二都市の探索協会付属病院にきていた。
ランダム転移で魔力濃度が高い所へ強制転移した為、魔力症になったから通院をしていた。
この通院で発生した料金は全て探索協会持ちらしく、アルは心置きなく病院に通っている。
前回来た時に次で最後になると思われると医者の方に言われていた為、少し足が軽い。
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(アル視点)
「これで経過観察は今日で完了となります」
「本当ですか?」
タブレット型の魔導具を操作しながら医者の方から報告を聞く。
「はい、魔力症の症状も収まっておりますし、他の後遺症もないので通院は今日で終了ですね」
「ありがとうございます!」
「お大事になさってくださいね」
挨拶をして診察室から退出する。
「ふぅ〜……。やっと終わったよ」
「えっと、今は……11:30か。うん!景気祝いとして焼肉食べに行くか!!」
お高めの焼肉でもいいなぁ〜と思いながら帰路に着く。
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(喰らう者視点)
それを上から眺める者がいた。
それはアルを凝視しながら右手を向ける。
だが、右手は何かに弾かれる。
—これだからスキルの覚醒は厄介。
—覚醒する前にあのスキルを奪えていたら、あそこから簡単に出られるのに。
その者はアルのスキルを狙ったが、覚醒していた為に失敗したようだ。
—……気づかれたか。
何者かはこちらに近づいてくる何かを察知する。
—今、対敵しても何も使えない。この身体では……。
その者はその場から去る。
すると、そこにやっ来てた者がいた。
「ここから、なにか嫌な気配がしたが……なにも居ないな。」
この者は神奈川支部所属のダイヤモンド探索者である、伊月は辺りを見回す。
「私の感が察知したはずだが……今は何も感じない。」
「逃げられたか、気のせいか。」
上から街を眺めるが何処にも違和感を見つけられず。
「一応、探索協会に報告しておくか」
報告する為にその場を去る。
それを別次元から覗く者がいる。
—あの世界にはやっかいなスキルが沢山ある。
—すこし慎重に動くべきか?
彼らは考える……ここから出るための手立てを。




