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現実にダンジョンが出現しました  作者: 東雲 夜卜
第1章 最強探索者達、配信者を助ける。
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第1章 最強探索者達、配信者を助ける。18話

 奈落80階層


(金木犀視点)


「さて、銀ここのボスはなんだったかしら?」


 おちょくるような目でこちらを見ながら信頼する顔をしている双子の妹である金木犀の金を見ながら答える。


「ふっ、フィールド上は常に時間と空間を歪んでいて、対策を持っていないものだとたちまちネジ切れてしまう。特急危険物体に指定されている、時空間のからくり時計だろ」


 答えを聞くと得意げな顔で喜んでる金はこう続ける。


「じゃあ倒す方法はなに?」


「時空間の歪みそのものを正せばいい」


「強引な突破方法ねそれは」


 不敵な笑みをする金を見ながら嘲笑うように言う。


「俺達ならできる、何故なら固有スキルが空間操作の金木犀と時間操作の銀木犀だからな」


「せ〜いか〜い♪」


 嬉しそうな顔をしている妹を見ながら配信を見ると全員準備が終わったのを確認する。


「金、準備終えたらしいぞ」


「……了解。入り次第空間操作つかうわ」


「わかった。時間操作をつかう」


 開始の合図がなされ、2人でボス部屋に侵入する。

 すると歪な時空間を確認するが時空間の歪さを固有スキルで強制的に正す。


 時空間を正された事に気づいた時空間のからくり時計は不協和音のような音を出す。



 ー¿¿?▅▂▂▅▅■▒▅▂■▂▅”_■▅▒!!!



「不快な音を出さないでくれないかな?」


「同意。時間操作"朽ち果てるまで"」


 時間操作によりからくり時計の時間が操作され、朽ち果てるまで時が進む。すると文字盤と針に錆が出てきて動きが鈍くなる。

 ギシギシという音を鳴らしこちらを見るが思うように動けないでいる。


「じゃあさようなら……」


 錆びたからくり時計の周りだけ歪みを正し、その周りの空間は強制的に元に戻り、その正された空間に耐えられなかった錆びたからくり時計はねじきれてしまった。


「はい!終わりで〜す。」

 

 「ナイスゥ!」


【特殊エリアの条件を達成しました】


【特殊エリアの入場を許可します】


【エラー】


【他の条件が達成されてないため許可できませんでした】


【達成率06/09】



「もしかしてギリギリだった?」


「いや、まだ5分も行っていない」


 よかったと言葉を零す金を見ながら思う。


(早いのは他のやつらが化け物だからな……もっと強くならないといけないか)


 考え事をしていると条件が達成されたようだ。



【他エリアでの条件達成を確認しました】


【特殊エリアへの入場を許可します】


【特殊エリアに入場しますか?】


【"はい"または"いいえ"を選択してください】



「さっさと次に進もうか」


「俺達は合流を目指しながら殲滅らしいぞ」



【"はい"の選択を確認しました】


【特殊エリアに入場する事を許可します】


【こちらの扉から入場してください】



 ボス部屋に出現した扉を潜り特殊エリアに入場する。

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