表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/69

世界が終わった後

前回のあらすじ


女神の異変に気付いた太陽神に、現実世界の太陽神が鏡を使って話しかけてきた。太陽神は何千年も計画を練り実行し、黄泉の太陽神は死んだ。弟、スサノオは死んだ太陽神の意志を引き継ぎ、初めての村を作り米原涼達の転生を待った。

三種の神器に刻まれた記憶、女神や邪神、太陽神がこの世界で今まで何をしてきたのか、俺の頭の中に流れ込んできた。


気が付くと、真っ白な空間にいた。


手を握り返す感触に気付いて手の先をみるとエーコがこちらを心配そうな目で見つめていた。


思い出した……そうか、俺は海神龍の(たた)りで記憶を……。


弟橘比売命(オトタチバナヒメ)!」

「わっ!?」


俺は彼女を強く抱きしめた。何千年もひとりぼっちにしていたのか、ごめんな……。


「涼様!思い出してくださったのですね!」

「あぁ、弟橘比売命(オトタチバナヒメ)!寂しい思いをさせてしまいすまなかった!」

「ふふっ、エーコでいいですよ。私は前世とか関係なく涼様の事が好きなのですから」


俺とエーコは強く抱きしめあった。


「あれ?そう言えば、ここは一体……」


尋ねると、優しい光が周りを照らした。


≪ここは、神界です≫


声がした方を見ると明るく輝く太陽があった。


「あれ?誰も居ない」


≪この姿では分かりにくいですか、お待ちください≫


そう声が響くと、太陽が形を変え、女性の姿になる。それは、エーコにそっくりで、髪の色だけは水色ではなく炎の様な赤色だった。神器の記憶で見た太陽神だった。


「太陽神!?」


「そう、ワタシは現実世界の太陽神です。天照(アマテラス)とお呼びください。よくぞ三種の神器を揃えここまで来てくれました」


「あれ?そういえば、何で俺達ここにいるんだ?深海にいたハズなんだけど」


まさか深海と神界を掛けてダジャレで繋がっているわけでもあるまいし。


≪それは、世界が消滅して君達が放り出されたからだ≫


また違う声、今度は男性の声が地面から聞こえる。


「ワレは君達が前世にいた現実世界の神。妻である黄泉(よみ)の女神が大変迷惑を掛けている」


声がしたかと思うと地面が姿を変えて村長そっくりな姿になった。


「これは我らが計画した物だ、女神はワレが黄泉に来れないように結界を張っている、君達に会うためには一度世界を壊す必要があったのだ」


神はトンデモない事を言った。


「俺なんかに会ってどうするんだよ!そんな事のために世界を壊したのか!?」


俺は戸惑いを怒りにして神にぶつけた。


「世界は、時間を巻き戻せば直せるから大丈夫。それより君達に頼みたい事があるの」


天照は俺に優しく語りかける。

そしてまた、神が話しはじめた。


「女神と同格の神であるワシの力を三種の神器に注ぎ込み、神器の真の力を使えば、女神を黄泉から追い出す事ができる。我らは黄泉に行けない、どうか君達、人の手で女神の暴走を止めてほしい」


そうか、結界は神々の進入を妨害する。人でありながら神器を使いこなせる俺とエーコに、神の元に三種の神器を持って来させるために世界を崩壊させたのか。


「今から神器にワレの神気を注ぎ込む」


神が神器に手を伸ばし神気を注ぎ込むと、神器が神々しく輝き出した。


「では、そろそろ時間を巻き戻すぞ、準備はいいか?」


神がそう言うと天照が近寄って来て、俺とエーコの手を重ねて、その上に天照の手を重ねた。


弟橘比売命(オトタチバナヒメ)、いい旦那様を捕まえたわね。応援してるわ」

「はいっ、もう一生離しません!」

「結界が無くなたら黄泉にも遊びに行くからよろしくね」

「お待ちしてますぅ〜!」


天照達の話を聞いていると視界が白くなり、俺達はまた戦いの場に向かった。

太陽神はエーコそっくりだったんですね。確かにエーコは太陽神の末裔だからそうなりますね(๑′ᴗ‵๑)


次回は、ついにラストバトルです!

お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ