とっても残念な初夜
ちょっとエッチな表現がありますのでご注意ください。
前回のあらすじ
水上移動国家米原王国の王様になった。
エーコとの結婚式の誓いのキスで、窒息させられて気をうしなった。
俺は、結婚式で気をうしなって倒れた。
どれくらい時間がたったのだろう?
意識がぼんやりする。
何か暖かく柔らかい感触がする。
「スヤスヤァ〜スヤスヤァ〜」
顔に誰かの寝息が当たる。
ゆっくり目をあけると、俺はベッドの上でエーコと一緒に寝ていた。
「ん……涼様、気がつきましたか?」
エーコが俺に気付いて目を空けた。
こっ!これはまさか、噂にきいた結婚初夜というやつなのか!?
俺は、破裂しそうなくらいにドキドキしてしまい、必死に心を落ち着かせてエーコをみた。
小顔でお目々ぱっちりで、唇と頬を赤めらせるエーコの可愛い顔が目の前にある。
よしっ!俺は、今から童貞を卒業するんだ!!前世でできなかった偉業を俺は達成する!
え〜っと、まずはキスからはじめて、だんだん下にいくんだよな!?あれ?あってるよな?どうだったかな?思い出せ!俺!!
と、意気込んでいると
「涼様、あの、とても良かったですよ」
エーコが、恥ずかしそうな顔でそう言った。
「えっ……?」
どういう事だ?
意味がわからない。
「アタイのはじめてを、涼様にあげる事ができたので、とても幸せです!今日は女の子の日だったけど何とかなりました!」
まさか!?俺が気を失っている間に、エーコが勝手に初体験をして、終わらせてしまったのか!?
女の子の日って何だ!?5月の子供の日みたいなものか?
俺は混乱した。
「じゃあ、アタイは汗かいちゃったから、海に飛び込んで体を清めてきますね」
エーコがベッドから降りて、窓から海に飛び込んだ。
ドパーンッ!!
水のはじける音が響きわたる。
音はおさまり、暗い寝室は静寂に包まれた。
俺は1人、裸で立ち尽くしていた。
「オッ、オレの初体験返せーー!!」
俺は、海に向かって全力で叫んだ。
とっても残念でしたね。
次回、初夜はまだ続きます。
お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱




