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レッツ人間クレーンゲーム

本日から1日1本、夜に投稿します。

だいぶ涼しくなってきました。

風邪などひかないように暖かくして読んでね。


前回あらすじ

魔帝をハメはじめました。

没王都で人命救助(レスキュー)開始です。

「そこそこ、もうちょっと右側です。あっ行きすぎました」


俺達は今、人間クレーンゲームをしている。


空母から伸びるクレーンの先にエーコが縛り付けられている。

人間復活地点の神殿を水揚げしないといけないのだが、鉄のクレーンの先だと、持ち上げるときに神殿が潰れてしまうので、エーコLv1000億の超勇者パワーでもって人間の手の繊細なタッチで持ち上げて貰おうという作戦である。


ちなみに、水面に浮き上がって来た人々(勇者)は網ですくっておいた。


「あっ、そこです。クレーン下ろしてください」

「アイアイニャ〜!」


「ぶわっ!冷たいよぉ〜!ブクブクッ」


エーコが湖に沈んでいった。


リーペがクレーンをコントロールしており、復活地点の正確な位置は、クルゥリーの【なんでも占術】で指示している。


今さらだが、四天王が有能過ぎてかなりヤバイ。もし敵にまわったらと思うと、魔帝を倒しておいて本当に良かった。

偉いぞエーコ!


「そろそろです。上げてください」

「ニャイニャイサ〜!」


クレーンがワイヤーを巻き上げて、しばらくすると、水の中に影がみえてくる。


うわっ!キモッ!


人は溺れた時、助けに来てくれる人に全力で抱きつく習性がある。そのせいで助けに来てくれた人も溺れてしまう事があるらしい。なので助けに行かず、119番に連絡してから浮き輪など浮く物を投げて助けましょう。


「わぁ〜!離れてよぉ〜!!」


水上に上がったエーコと復活神殿に、勇者達がびっしりと大量にしがみ付いていた。

また1つ俺のトラウマが増えた……。


( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)


「涼様ぁ〜!キモかったよぉ〜!」


エーコが俺に抱きつく、頭に水草とかいっぱい付いている。ちょっと無茶し過ぎたか、ごめんね。


「あれっ?生きてる!?」

「げほげほっ」

「あー、また死ぬかと思った」

「うっ!ここは?」


引き上げられた大量の勇者達が意識を取り戻しはじめた。

復活地点からも、ぞろぞろ勇者達が出てくる。


「ココは、ミスターリョーの水上移動国家米原王国にゃ〜」


リーペが意味不明な事を言った。


すると、それをきいた勇者達が近づいてきた。


「おっお前が、俺達を助けてくれたのか?」


そうだと答えると、滝のように涙を流し泣きはじめた。


「あっ、ありがてえー!お前は命の恩人!いやっ!それ以上の魂の恩人だ!!」

「俺達、ずっと、何度もなんども窒息して……うわーん!ありがとぉー!!」

「ずっとミスターリョー、いや!キングリョーについて行くぞー!!

「「「おぉーーーっ!!!」」」


勇者が集まってきて、俺を胴上げしはじめた。


助けたのは俺とエーコだが、沈めたのは俺と村長という事は黙っておこう永遠に。

これで第2章終わりです。

次回から、第3章王国編スタートです。

お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱

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