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楽しく苦しいLv上げ

前回のあらすじ

王都に行ったら村長(大勇者)湖に沈んでた。

エーコがまだLv1だからLv上げしよう〜。

「涼様ぁーっ!助けてください!アッー!!」


エーコは、アメーバ(魔王)Lv99の体に取り込まれ必死に足掻いていた。


「あと少し!もうちょっとだ頑張れ!」


俺は、粘液にまみれてベトベトになっていくエーコを眺めていた。


「涼様ぁー!ゴボゴボッ!助けてぇー!ガボガボッ!あっ、何か気持ちよくなってきたかも……」


エーコが窒息し意識を手放そうとしている。


そろそろだな。


「おりゃー!」


俺は、即死の左手でアメーバを撫でた。

アメーバは飛び散り力尽き、エーコはアメーバ地獄から解放された。


「げほっげほっ!!ひどいですよ〜!ハードプレイをするにしても、もっと優しく段階を踏んでしてくださらないと!」

「いや、そういうつもりでやらせた訳じゃないんだけど……」


エーコを鑑定してみる。

Lv40にあがっていた。


「ほら、力がみなぎるというか、体が軽くなってないか?」

「えっ……?あれ?本当だ!これはアメーバ窒息健康法とかそういう物なのですか?」

「何そのヤバそうな健康法、違うよLvが上がったんだよ」

「アタイ、一度もアメーバに攻撃してないですよ?」


そう、エーコは攻撃をしていないので、普通ならLvが上がることはない。

しかし、ファンタジーの世界には回復魔法しか使えない人や、鎧と盾でひたすら耐えるのが仕事の人もいるのだ。

彼らがどうやってLvを上げているかというと、回復経験値や被弾経験値という物があって、誰かを回復したり攻撃をうけるだけでLvアップできるのだ。

エーコの場合、被弾して自分で回復していたから2倍経験値が入る。

ちなみに、被弾させた魔物を倒さないと経験値にならないので、最後に俺が倒す必要がある。


「よし、どんどんレベル上げるぞ!」

「ひゃあ〜っ!」


エーコをアメーバの方に投げた。


( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)


「Lv3000か〜頑張ったなぁ」


Lv100まではアメーバ地獄で上げていたのだが、【愛の鉄槌】で普通に殴り倒せる事に気付いて、まわりにいるアメーバが全滅するまで狩りつくした。


「ふぅ〜疲れたぁ〜、抱っこして〜」

「これで大魔王までなら簡単に倒せる様になったな」


俺はエーコに抱きつかれたまま焼き魚を食べた。エーコにも焼き魚をあげると抱きついたまま食べはじめた。


「おうおう!そこのアベックいいもの食べてるじゃないか〜」


小汚いおっさん達が5人あらわれた。

こんにちは〜

あいかわらず簡単にLvあがってしまいましたね、さすがチート異世界です( ̄O ̄;)

次回、おっさん達の運命はいかに!?

え?エーコちゃんは無敵だから心配しなくて大丈夫ですって

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