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コノヘ(エ)神とヤクタ神  作者: 第三世界の使徒
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伝説

第二世界に残っている伝説として、例の大図書館には、多くの資料が残っている。

中でも詳細なのが、「コノヘ神ヤクタ神徹底図鑑」。

「おおよそ、分類細分化した種の内、コノヘ神がおおざっぱなものをヤクタ神が小型と認定される種の一覧を造ったのである。そのデータバンクをトレースして、作られたのが、第一世界における図鑑で、それはそれは退屈なものである。

コノヘ神は海の哺乳類、中型から大型の魚類を創造したので、仕方なく、コノヘ神の子である御子はそれ通りに海を創造したのである。

しかし、ヤクタ神の創造したものは、小型の魚類であったが、余りに緻密(ちみつ)過ぎて、産卵から死に至るまで、第一世界の材料では到底(とうてい)造れなかったのである。その材料のなさと言えば、人間を泥で造ったというぐらいだから、まったくもって、神が(あき)れるぐらい、材料不足だったのである。という訳で見る限り、小型の生物は奇妙に出来ているというまったく不可思議な出来栄えになったのである。

他の海の生物はプランクトン、えび、いか、たこ、かに、貝類、くらげ、海底の生物、水中の植物、後は淡水の魚類である。これら緻密な生物はヤクタ神によって造られ、第二世界にて、種の保存をしている所である。陸の生物は人間以外の中型、大型の哺乳類、全長が60cm以上の鳥類、全長が1m以上の爬虫類、2m以上の樹、陸の生物とは違って、全長が80cm以上の両生類。これらがコノヘ神の創造に見合っていた。というのも、第二世界では完全ではなく、第三世界こそ、完全な世界だからである。第三世界の造りは重大な神秘となっており、公開されるかは不明である。

第三世界こそが被造物の出来からして、大きな差異があるのである。

逆に小型の哺乳類、全長が60cm未満の鳥類、全長が1m未満の爬虫類、全長が80cm未満の両生類、2m未満の樹、その他の陸上の植物、菌類はヤクタ神によって造られている。ヤクタ神によって造られたとされる第二世界ではなく、第一世界のものはすべてまがい物で原形を留めていない。」

と生物の章では語られている。

人間の章を開くと。

「おおよそ神が意図した様には第一世界は事を進められなかった。というのも、信仰というものを売りにして、キリスト教は立っているが、義や愛等は基準がまばらで、売りに出来ていないのである。

神道というものがあるが、アレはキリスト教との対抗馬にしかなっていないのが()しい所である。というのも、神遊びというものがあり、仮想空間にてゲームの様に、こんな天津神があったなら、こんな国津神があったなら、という風に唯一神の隠れた性質を呼び出す。そんな意図がある。神は神であり、それ自体が唯一神を示すものなのである。今回の様に、隠れた神を呼び出すのは神遊びではかなわない。神の男性を呼び出すにせよ、それは有限なのであるから、神遊びは神遊びに過ぎないという訳である。やはり、聖書が一番である。聖書自体、第一世界について描いているが、それ以上の所に触れていない所から、第二世界の創成神話と似通っているのである。最終的には第三世界にその答えを求めていくものだが、ひとまずは、大昔、神が世界を造って、ついでに、神が神を生んで、生んだ神がまた、第三世界と第一世界を造ったという内容なのである。地球創成が46億年前だから、それ以上前からコノヘ神、ヤクタ神はいて、三位一体の神によって造られた第三世界が皆の納得する答えを裁かれの日に用意しているという事である。ちなみに、今の地球が第一世界の為だけのものではなく、並列して、第二世界、第三世界とあるのだから、第一世界は第二世界、第三世界に依存し、第二世界は第三世界に依存している。第三世界は頼るものなく、矛盾なく、第一世界の様ではないのは確かなのである。」

という様な事が書かれており、人間の欲求というものをすべて、第三世界に求めているという事で、第三世界を結論に置いている事から、第三世界に目を向ける事がどれだけ有意義な事かも物語っているとも言える。

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