風の奥義!を打ち破れ!
(文章が)こわれるなぁ
ある地下施設。
数人のエルフの兵が地べたに倒れ気絶していた。
「ひぃー!おまえはなんだ!?」
小太りのエルフは壁沿いに逃げ震えて奥から男がゆっくり歩いてくる。
「クククク!おいおい逃げるなよー仮にも
この国の官僚なんだろ?ちったー根性入れろよ」
ザガンが小太りのエルフに詰め寄り胸元をつかんだ。
「たたた助けてくれー」
「あん?てめえの命なんざどうでもいい。
俺が興味があるのはおまえの後ろのものさ」
そういうとザガンは奥にある扉を指さした。
そこそこ大きな扉で取っての部分には鎖や呪文が刻まれた
札がいくつも張られていた。
「あっあれはだめだあれが開いたら我が国は終わる!」
「ほうーそれはそれは」
ザガンはニヤリと笑い札をはがしはじめた。
「ひいーわたしたちはただ帰ろうとしただけなのにぃ!」
「うるせえ!てめえにはもう用はねえ!助けでも呼んできな!」
ザガンは小太りのエルフを地面に投げる。
小太りのエルフは床につくと慌てて外に逃げていった。
(なるほどこれが事の真相って奴か。
ククククじゃあもう一度暴れてもらおうかね!)
ザガンは扉を開いた!
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「なかなかやりますね!」
「おまえもな!」
放浪人とジュゼスの剣が何度か重なり
廊下まで剣身がぶつかる音が響いている。
「ジュゼス…様!がんばってください!」
二人の戦いを観戦していたクエセレンは
舞台から少し離れた場所でジュゼスを応援していた。
それを隣で見ていたレティはどこからか小さな旗を振り
「では公平に…ゴホン!がんばってくださいねー放浪人さん」
放浪人の応援をはじめた。
「ちょっと姉上ー弟であるわたしを応援してくださいよ」
剣身をぶつけあっているさなか自分以外の男に応援する姉を
困り顔で首を姉に向けるジュゼス
「もらった!はあああ!」
その隙をついて放浪人はジュゼスの死角から剣を振りぬいた。
「フッ、あまい!」
ジュゼスは向かってくる剣を見向きもせず自分の剣で防ぐと
振る勢いを利用して後ろに下がり剣先を上に向け構えた。
「なるほどあなたは身体能力は一流です認めましょう…」
「今更怖気づいたか」
「しかし剣は素人!ただ力任せに振るっているだけです」
「フン!それでも押されているだけじゃないか
真ん中さしてある剣がとおいぜ」
「押す?なにか勘違いしていませんか?」
ジュゼスは剣先を放浪人に向け側面を向く。
「押すならできますよ」
放浪人に向かってジュゼスは剣で突いてきた。
「突きか!」
放浪人は剣を手前に振り自分に向かってくる剣先を
はじくもののジュゼスは腕を引きすかさず突きの攻撃をする。
「ぐっ!」
放浪人の肩に剣先がかする。透き通るが痛みは微かにあり!
腕につけてあるメーターが減る。
「どうですか?押すのは別に力だけではないのですよ!」
ジュゼスの突きの猛攻に放浪人はかわし、防ぎを
繰り返しどんどん後ろに下がり突き刺さっている剣の近く
まで下げられた。
「これでどうです!」
ジュゼスは渾身の突きを繰り出す
「今だ!」
しかし放浪人はそれを狙っていたかのように剣を持ち換え
身をひるがえし体重を載せジュゼスの剣身を横に叩く。
「しまった」
ジュゼスの剣ははじかれ横に転がっていく。
「レイピアみたいに細くないならこれぐらい余裕だ!」
これでおわりだとばかりに放浪人はジュゼスを切りつけにかかる。
「まだ!剣はあります!」
襲い掛かる剣身を前にジュゼスは…逆に前へ飛び込んだ!
胸をかすめメーターを減らしたものの放浪人の後ろに
行き刺さっている剣を一回転しながら抜き取った。
「見た目の割に肝がすわってやがるな」
再び剣を構えるジュゼスに放浪人は感心する。
「あなたこそ技術を力技で壊すとは面白い事してくれます。
ですが次は少々本気で行かせてもらいます」
するとジュゼスの回りに風が纏いはじめた。
「この技はあの時のか!」
放浪人は身構えた。
ジュゼスを見ていたクエセレンはニヤリと笑う。
「ふふふ。あの技は私たちエルフ族の中でも一握りの者だけが
伝授される最強奥義の1つ。流石未来の旦那様!天才ですわ」
「へーえ。そうなの!放浪人さん頑張ってー」
(これが未来のわたくしの姉かぁ…)
放浪人に向かって必死に小さな旗を振っているレティを見て
よくわからない不安を覚えるクエセレン姫!がんばれ!
「ではいきますよ!できれば耐えてくださいね!」
するとジュゼスは一気に放浪人との間合いを詰めると
とんでもない速さで剣を振るう。
「はやい!だがその程度」
放浪人はすかさず剣で抑えようとするが
ジュゼスは瞬時に一回転しさっきと反対方向から
剣を振るう。
「ぐ!」放浪人は咄嗟に後ろに下がるも剣先が胸をかすめていく。
間髪入れずにジュゼスの切りかかり。
放浪人が剣身を盾に身構えるも
右!左!突き!と翻弄される。
後ろに下がれば容赦ない攻め
左右によけても体を回転し死角から攻めてくる。
「いくら逃げても無駄です!そう!これが我が国、最強の剣奥義!」
-----トゥールストリームバースト!---
大打撃はまだないものの放浪人のメーターが徐々に減っていく。
放浪人が苦の表情!姫様ご満悦!
「どうです!降参するなら手を止めますよ」
「……」
すると放浪人は剣を右手で持ち、左の腰に引きかわしはじめた。
突然の行動にジュゼスは軽く動揺する。
(なに!剣で防がず。ギリギリでかわしている!なぜ)
放浪人が少しずつ左に移動しているのを見てジュゼスはハッとする。
(なるほどあえて剣で防がず回避に専念して
あそこにある剣をとり二刀流でこの技を打ち破ろうという
魂胆ですか!素人らしい浅い考えです!
面白い載ってあげましょう)
ジュゼスの考え通り放浪人は左に移動し落ちている剣に近づいている
(ですが取ったら最後あなたは終わりです!)
そして放浪人の足が剣の前に差し掛かった時!
放浪人は身を屈めた!
「今だ!これで終わりです」
ジュゼスは剣を振るい放浪人に渾身の一撃をはなった。
「…みえた!」
すると放浪人はさきほど腰に構えた剣を勢いよく
ジュゼスに向かって振った!
一瞬の間…
ジュゼスの纏っていた風が吹き飛びジュゼスは慌てて後ろに下がった。
「ッチかすっただけか、ほんの数ミリ体をずらして回避するとは」
放浪人は剣を拾い両手に剣!ジュゼスは驚愕していた。
(みっ見えなかった。自然と体が危機を察知して動いたから
いいものの。あの一瞬の爆発力!わたしの風を吹き飛ばすとは)
ジュゼスのメーターはゴッソリと減っていた。
「放浪人!今の不可思議な技はなんですか!」
「今の?ああ!あれかあれは」
---ジャパニーズ居合切り!---
「居合切り?ってなんですの」
クエセレンが首をかしげてレティに訪ねると同じようにかしげた。
「うーん放浪人さんの奥義みたいなものかしら
でもすごいかったからいいじゃないですか!
頑張れー放浪人さん!弟なんて倒しちゃってーー」
しかし気を取り直して応援するレティ
どうやら異世界人エルフ族にはわからないみたいだ!
滅びのバーストストリーム!




