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イマジナリゼロ  作者: 加賀美彗
コードの存在理由
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ディエス・イレ

 星神町中央区に存在するとあるビルの屋上。黒のローブを着た集団がある一点を見つめていた。

 体格の全体像は解らないが全部で四人存在している。

「こちらスネーク、カラドリウスとフェニックスの戦闘終了かくにーん」

 スネークと自称した男がやる気の無さそうな声で誰かに報告する。

「言われなくても見えてるわよそれくらい。で、あのフェニックス助けるために、パトカーごとカラドリウスやっちゃう?」

「カラドリウスは我々の同胞ですパンサー。まずは慎重に行くべきだと考えております」

「クロスは真面目君でつまんなーい」

 クロスという男の丁寧な提案にパンサーと呼ばれた女は駄々をこねる様に床で転がり始める。

「あなたはどうなんですソイル?」

 クロスが二メートル以上はあるであろうフードを見上げながら声をかける。

「クロスに賛同する。仲間失うとアーク怒る」

「決まりですね。まあ、フェニックス君には悪かったですが、カラドリウスとの出会いはアークからの指示なんですよね」

 クロスがため息をつきやれやれとフード越しに首を横に振る。

 どうやら今回の作戦についてあまり乗り気では無かったらしい。

「さて、我々企業の闇――ディエス・イレもこの町で動きましょうかねえ」

 クロスが嬉しそうにそう言うと四人はビルの屋上から跳び一気に散らばった。


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