表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見参!スライムハンター  作者: だる飯あん
Part 1. 第1章 怒涛のダンジョン 編
44/290

44. ストーンスライム

雄太は早速餓鬼が吸収してきた2つのスキルについて確認した。




─────

橘花 雄太 (25)


ユニークスキル:

【擬装】 (アクティブ)

-【収納】 (アクティブ)

-【超越】 (パッシブ)

-【並列思考】 (パッシブ)

-【スライムスーツ】 (アクティブ) LV 11

<スライムグラトニーベース>

・身体強化 (パッシブ)

・同属察知 (パッシブ)

・同属捕食 (パッシブ)

・スライムナイト:硬化変形 (パッシブ) 衝撃吸収 (パッシブ)

・スライムソルジャー:斬撃変形 (パッシブ)

・スライムメイジ:膨張変形 (アクティブ)

・スライムスナイプ:狙撃変形 (アクティブ)

・スライムジェネラル:統率変形 (パッシブ)

・アーススライム:アースエンチャント (パッシブ) 土属性耐性 (パッシブ) 質量追加 (アクティブ) 無機物捕食 (アクティブ)

・エルダースライム:意思疎通 (パッシブ) 造形変形 (アクティブ)

・アシッドスライム : 溶解 (アクティブ) 溶解耐性 (パッシブ)

・ポイズンスライム : 毒爪 (アクティブ) 毒耐性 (パッシブ)

・ウォータースライム : ウォーターエンチャント (パッシブ) 水属性耐性 (パッシブ) 槍棘 (アクティブ) 分離 (アクティブ)

・ファイアスライム : NEW

・ラヴァスライム : NEW

─────




餓鬼達が吸収してきたスライムは、ファイアスライムとラヴァスライムと言う新種のスライムだった。


雄太はファイアスライムとラヴァスライムの項目をタップして概要をポップアップさせる。




─────

【ファイアスライム】

・燃焼耐性 (パッシブ)


【ラヴァスライム】

・熱耐性 (パッシブ)

─────




「おぉ! キタぁぁぁぁぁ!! それっぽい耐性キタァァァァァァァァ!!」



雄太は餓鬼が吸収したファイアスライムの燃焼耐性とラヴァスライムの熱耐性という、この階層で必須的なスキルの獲得に歓喜した。



「これでエルダが言っていた火口に居るって言うガーディアンの所に行っても大丈夫そうだな。 って言うか、アシッドスライムから手に入れた溶解耐性と、今手に入れた燃焼耐性と熱耐性を持っていれば、俺ってマグマに入っても大丈夫なんじゃね?  ・・・一回マグマを触ってみるか?  ・・・いや、やっぱり自分から進んでマグマを触って検証するのには無理があるだろ・・・」



雄太は、今、自分が持っている耐性について考えたが、自分からマグマへと進んで入ったり触ったりしたりする勇気がなかった為、そういうシチュエーションが来たらその時にぶっつけ本番で試そうと心に誓った。



「って言うか、あいつら、一体どんなスライムを吸収してこんなスキルを手に入れたんだ?」



雄太は餓鬼達が吸収しているスライムがどう言う見た目なのかが気になり、今まで忘れていた餓鬼目線のモニターをゴーグル内へと発現させた。


雄太が発現させた餓鬼目線のモニターには、真っ赤なスライムと、まるでマグマみたいなドロっとしたスライムが映しだされていた。



「あの赤い普通のスライムみたいなのがファイアスライムだろうな。 そんで、あの溶岩みたいにドロっとしているヤツが見た目からしてラヴァスライムって事か? ファイアスライムは分かるが、ラヴァスライムとか、「コレ、実はモンスターです」って誰かに言われない限りマジで気付けないぞ・・・」



雄太は餓鬼達の視界を通して新種のスライムの姿を確認し、改めて新しい階層に着いた際は真っ先に新種から狩る事を決めた。



「って言うか、こんだけ耐性があれば、俺が直接マグマを触らなくても膨張とか餓鬼で触って確かめれば良いんじゃねぇか?」



と言う事で、1つの餓鬼チームへと近くにあるドロドロと川の様に流れているマグマを触る様に指示をだす。


すると、1体の餓鬼がマグマの中へと入って行き、もう1体の餓鬼は少し離れてマグマに入った餓鬼を観察するかの様に状況を見つめ始める。


マグマへと入った餓鬼の視界は、グニャグニャと蠢く赤一色に染まり、観察している方の餓鬼の視界には頭までマグマに浸かっている餓鬼の姿が映し出された。


数分後、マグマから餓鬼を出してみると、身体が欠損したりしている事はなく、何事も無く平然としている餓鬼の姿があった。



「・・・絵面的に色々とヤバイが、全然平気そうだな? よし。 スライム狩りの続きを頼む!」



雄太がそう指示を出すと、2体の餓鬼はスライムを探しに走って行った。



「そんじゃ、俺もここの階層のマッピングをしに行きますか」



雄太は、青白い水龍を纏った姿で3層のマッピングの為に隅々まで走り始める。


レベルが上がったスーツは、雄太の動きを更に人外じみた動きへと変えており、デコボコしている足元の溶岩を気にする素振りも無く走り抜け、終いには餓鬼の実験で分かったので、ドロドロになっているマグマの上も脚が沈み込む前に走り抜けると言うイカれた動きをしながら走りまくっていた。


雄太が3層を右へ左へとまるでコピー機のスキャナーの様に動いてマッピングをしていると、不意に雄太のディスプレイへと餓鬼からのコンタクトを知らせるかの様に1つのモニターが現れた。



「ん?」



雄太は走りながらマッピングしている脚を止めて餓鬼の視覚モニターを観ると、そこには溶岩の様な黒く不規則にギザギザしたバスケットボール程の大きさの物体が映しだされていた。



「なんだコレ? これもスライムなのか?」



雄太が質問すると、溶岩の側に映っていたもう1体の餓鬼がコクコクと頷いた。



「ホント、スライムって色んな種類がいるんだな? そんじゃ、そいつも全て吸収しまくってくれ」



雄太の指示に肯定するかの様に溶岩みたいなスライムの側にいる餓鬼はコクリと頷き、ガシっと溶岩スライムへと抱きついた。


餓鬼がスライムを吸収し終わると、スキルが追加されたアナウンスが聞こえた。



『スライムスーツニ新タナ能力ガ追加サレマシタ』



「お?キタキタ。どれどれ?」



─────

橘花 雄太 (25)


ユニークスキル:

【擬装】 (アクティブ)

-【収納】 (アクティブ)

-【超越】 (パッシブ)

-【並列思考】 (パッシブ)

-【スライムスーツ】 (アクティブ) LV 11

<スライムグラトニーベース>

・身体強化 (パッシブ)

・同属察知 (パッシブ)

・同属捕食 (パッシブ)

・スライムナイト:硬化変形 (パッシブ) 衝撃吸収 (パッシブ)

・スライムソルジャー:斬撃変形 (パッシブ)

・スライムメイジ:膨張変形 (アクティブ)

・スライムスナイプ:狙撃変形 (アクティブ)

・スライムジェネラル:統率変形 (パッシブ)

・アーススライム:アースエンチャント (パッシブ) 土属性耐性 (パッシブ) 質量追加 (アクティブ) 無機物捕食 (アクティブ)

・エルダースライム:意思疎通 (パッシブ) 造形変形 (アクティブ)

・アシッドスライム : 溶解 (アクティブ) 溶解耐性 (パッシブ)

・ポイズンスライム : 毒爪 (アクティブ) 毒耐性 (パッシブ)

・ウォータースライム : ウォーターエンチャント (パッシブ) 水属性耐性 (パッシブ) 槍棘 (アクティブ) 分離 (アクティブ)

・ファイアスライム : 燃焼耐性 (パッシブ)

・ラヴァスライム : 熱耐性 (パッシブ)

・ストーンスライム : NEW

─────




「お? アレはストーンスライムっていうのか」



雄太はスキル概要を見るためにストーンスライムの項目をタップしてポップアップさせる。



─────

【ストーンスライム】

・石化耐性 (パッシブ)

─────



「おぉ!? 石化耐性か? これでますますスーツが無敵になっていくな・・・」



雄太が獲得したスキルを確認していると、再度、餓鬼からの報告のモニターが雄太のディスプレイへとポップアップされた。



「今度はなんだ? また、新しいスライムか?」



雄太が餓鬼の視界のモニターを見ると、そこには1箇所にどんどんと集まっていくストーンスライムの姿があった。



「なんか、みた事がある光景だな・・・  まさか・・・」



ストーンスライムは1箇所に集まって固まりだし、何かの形を成す様にその身を形成し始める。


多数のストーンスライムが固まって形成しているシルエットが整ってくると、そこには3m近い巨大な人の形をした溶岩の塊が静かに佇んでいた。



「おいおいおいおい!? マジかよ!? あれってゴーレムってヤツじゃねぇのか!?」



静かに佇んでいた巨大な人の形をしたソレは、暗く窪んでいた目に当たる箇所がギンっと赤く光りだし、目の光に連動するかの様に節々や身体中にあるヒビの様な箇所がまるでマグマの様に赤く光り出した。


節々を赤く光らせた溶岩の身体は、ゴゴゴゴゴと硬く重い関節を動かすかの様にゆっくりと身体を動かして両腕を広げ、目の前にいる2体の餓鬼へと向かって、まるで、大型船の汽笛の様な腹の底にズンズンと響く大きな咆哮をあげた。





ボォオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ