表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(終) 冤罪ヒーロー ~異世界で冤罪になりました! ……は?  作者: 玉・深森りん
~この世界の現状~
5/6

地平線の先

前回のあらすじ ヒーローに憧れていたら大罪人だった件


sotp!編集中だよ!

二人から期待の眼差しを向けられる俺。

俺の手から巨大魔法が出るのをを待つ二人。


勿論、魔法なんて1つも使えませんとも。ええ、勿論。

……だってよ! 仕方ないじゃないか! あんなに期待されたのは久しぶりだったんだ!


時は10分前に遡り……


・・・・・・


「…………は?」


困惑、暗い石壁の中で俺はただひたすらに困惑する。

手渡された紙には、死刑になってもおかしくない……いや、間違いなく、死刑になるほどの罪状がびっしりと書き込まれていた。


は? これが俺の罪状? ありえないだろ……



「お前、いや、英雄……さっきは悪かった……」

「……おい、何度も言うが、罪を犯す事は、いいことじゃ無いんだぞ」


二人のそんな会話が聞こえた。だが、そんな事はどうでもいい。

今の俺の頭の中は、アニメ考察班のようにフル回転していた。


あり得ない……俺が、人を……? いや、違う! 絶対に俺じゃない。

俺はこの世界に"転移"してきたんだ。もしかすると、誰かと入れ替わったのかもしれない。

前の罪人と俺が入れ替わってしまって、前の体の奴の罪がこれなんだろう。 

きっとそうだ……それしかあり得ない。


そういえば、機械ボイスも継承とか言ってたな……これのことなのか?


えー現在、名無しの俺は広野を延々と徘徊しております。

体感で四時間位ですかねー。

出発時は頭の上にあったお日様も、今ではお月さまと入れ替わっております。



……ふざけやがって

地平線何処まであるんだよ!

ここに来るまでに建物すらなかったぞ!


……疲れた。

あれから一度も飲み食いしていない。当然だ、何もないんだから。

四時間も歩いてさすがに足が痛い今にもへし折れそうだよ……


弱いからなー、足をひねっただけで骨折かー。

俺弱すぎwハッハッハー


……辛い。わりとマジで辛い。痛いし辛いし、なんか逆に楽しくなってきた……

楽しくなってきても傷は治らないし、とりあえずあのおっさんに言われた建物を目指そう。

……地面を這いつくばって!


ヤバい。俺ここで死ぬかもしれん。


それから俺は何とかして生きようと、必死に地面を這いつくばった。

だが、俺は見ての通り、貧弱ステータスだ、体力が持つわけがない。

足を骨折してから、まだ三十分位、俺の体はもう、動かなくなっていた。


マジかよ……もう終わりかよ……

ふざけやがって……あのクソジジイに仕返すって啖呵を切ってた奴は何処の誰だよ……

……俺だわ。


……もう、終わりか。

結局、異世界でも現世でも、俺はヒーローになんか慣れっこないってことだな……

神様が居るのか知らんが、そう言ってるような気がする。


こうして、俺は夢を諦めた。

俺にとって夢は今を生きる生き甲斐だ。

それがたった今、消えた。

生き甲斐を失ってしまえば、わざわざ生きにくい世界で生きる意味もない。

……俺は、死ぬ覚悟を決めた。

だが、死ぬまでにはまだ時間がある。

その間、俺は激痛と戦わなければいけない。


ちなみに俺は前に進む事を諦めてからずっと、大声で叫びながら、足を抑えて転げまわっている。痛い

仕方ないだろ!? こんなに痛い思いをしたのは初めてなんだ!


そんな俺に謎の液体をかける者がいた。


「さっきから、何をしてるんですか? うわ、足折れてるじゃないですか、ヒールかけときますね?」 


俺にヒール? をかけてくれたという。

顔を上げ、相手の事を見上げるとそこには……ケモ耳幼女がいた。

お礼を言おうとしたのだが、俺の口からとっさに出た言葉は、全く別のものだった。


「め……女神様……?」


二人の間に沈黙が広がった。……やらかしたかも知れない。

深森です はじめてのぽいんとをもらいました。 ありがとうございます。

これからも頑張ります。

感想、評価などしていただけるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ