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14.出落ちで詰まらない、みたいな
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「どうもこんにちは! いい天気ですねえほんと! こういう天気の日には洗濯物がいい匂いに乾くんですよ。ご存知ですか?」
唐突に話し掛けられた江ノ島君は、は? という顔でウチを見下ろした。
「……えっと」
江ノ島君はかなり困惑した表情だ。まあそれも当たり前なんだけど。
だって、ねえ。
「そういうわけで、洗濯はしてきましたか? こんないい洗濯日和を逃すともう当分はありませんよ」
「いや洗濯はしてきませんでしたが……その、どちら様?」
そっか、洗濯はしてこなかったのか……じゃ、ないよね。うん。
「どこかでお会いしたことありましたか?」
「いえいえ、初対面ですよ」
ハジメマシテーと手を振ってみせる。江ノ島君はさらに困ったような表情になり、若干苛立ちも見て取れる。
まあねえ。初対面の相手にいきなりこんなに馴れ馴れしく話しかけられたら、ねえ。誰だってちょっとイラッとなるでしょうよ。
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