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第5話 蒼穹! 恋も仲間も!?

 午後の講義が終了し貸しスタジオに集まったメンバーは雪乃とマリアが書いた歌詞と、サムが編曲した曲を一通り確認してみた。

「なんか良くね? これ」

 曲を聴きながら歌詞を目で追っていたリッパーがそう呟いた。

「ええ、なかなかの名曲になりそうですね。そんな予感がします」

 サモンもリッパーの言葉に頷きながらそう言った。お坊さんの法衣を着た姿で『予感』と言うと『お告げ』みたいだと智哉は心の中でツッコミを入れつつ、2人の意見に同意した。

「そ、そそ、そうで、すね、ね。ゆ、ゆゆ、雪乃さ、さん、こ、ここ、こ、この歌詞、い、いい、良いです、よ」

 相変わらずのどもりでそう言う智哉の言葉に、雪乃は口元がほころびるのを感じた。

「ちょっと、あたしも一緒に作ったんだからね」

 マリアが口を尖らせながらそう言う。智哉は「そ、そ、そうだった、な、な」とマリアに声をかけた。

「曲も良いですね。この誰かを想う歌詞にピッタリの、切なさを感じるフレーズが心に響きますよ」

 サモンは目を閉じて曲の流れに耳を傾けた。

 うん、とっても合ってる気がする。サムって凄い! この曲、きっとすごい素敵な曲になると思う!

「よ~し、早速練習開始しようよ!!」

 そんなララの言葉に一同頷き、練習を始めた。雪乃も美由紀に手伝って貰いながらキーボードをセッティングして音を確認した。

「美由…… いえコーチ、本当にありがとうございます。あんなにも素敵な歌詞が出来たのはコーチのおかげです。カゲチカ君も良い詩だって言ってくれました」

 チューニングゲージを見ながらセッティングする美由紀に、雪乃は頭を下げてお礼を言った。

「私は自分の思ったことをただ言っただけで、礼を言われるほどのことはしておりませんよ。あの歌詞を書いたのは雪乃とマリアです。あなた達の心が、いえ、想いが籠もったからああも素敵な詩が書けたのです。それはあなた達2人の功績に他なりません」

「でもそれに気付かせてくれたのはコーチです。私達だけでは書けませんでした」

 美由紀の言葉に雪乃はそう答えた。

「ですが、お礼を言われるにしてもまだ早計ですね。本番が終わってから改めてお聞きしましょうか」

 どこまでもクールな美由紀だったが、その口元には笑みが浮かんでいた。それから美由紀が雪乃の耳元に口を寄せてきた。

(それにマリアには歌があります。彼女のあの声は天性の美声でしょう。あの声に想いがこもればちょっとやそっとじゃ対抗できません)

 そんな美由紀の言葉に雪乃は思いっきり動揺していた。確かに美由紀の言うとおり、マリアの歌声は雪乃がどう頑張っても手に入らない物である。透き通るような透明感と、秘められた力強さ。そして時折見せる儚いほどの繊細なビブラート。まさに天性の美声だった。

 それに引き替え自分は楽器初心者である。連日の超特訓で何とか聴けるぐらいまでには演奏できるようになったが、間違わないように引くだけで精一杯だ。そんな今の自分の演奏に何かを籠めることなど考えられなかった。なるべく考えないようにと今までやってきたが、改めて言われるとその差がとてつもなく大きいことに改めて気付かされ、気分が沈んでいくのである。

(これは私のカンですが、たぶんマリアも彼を……)

 美由紀は最後の言葉を飲み込んだ。

「ええ、私もそう思います…… でもコーチは良くわかりましたね?」

 雪乃は美由紀にそう聞いた。美由紀は納得したように頷いた。

(あの歌詞を読んだとき、そして彼女があの詩を曲に乗せて口ずさんだときにそう気付きました。『音楽は時として言葉を越える……』我が師の言葉はやはり嘘ではありませんでした)

 サビにあたるフレーズを軽く口ずさんだだけで美由紀はそれに気付いた。逆を言えば、たったそれだけで美由紀に気付かせてしまうほど、マリアの歌には力があると言うことだ。そう考えると益々落ち込んでしまう雪乃だった。

(落ち込ん出る場合ではないですよ雪乃。まだ負けたわけではありません)

「で、でも……」

(私の予想では、彼女はまだ自分の気持ちに気付いていない…… いや、薄々は感じているのかもしれませんが、まだ微妙な段階です。自分の気持ちに正直になれないでいる…… 私はそう見ました)

 雪乃は驚き目を丸くして美由紀に顔を向けた。それは雪乃の考えと全く同じだったからだ。雪乃は美由紀が何故そこまでわかるのか不思議で仕方がなかった。マリアと接している時間は当たり前だが雪乃の方が圧倒的に長い。それなのに自分は、マリアの気持ちについ最近気付いたのだ。それも自分が『智哉が好きなんだ』と意識し始めて初めて気が付いた事だった。

「マリアさんが自分の気持ちに気付いて、それに素直に答える道を選んだら、私なんか……」

(なら、彼女が自分の気持ちに正直になる前に彼を振り向かせればよいのです。雪乃は自分の気持ちに気付いています。現時点で明確に彼を好きだと自覚している分、私は有利だと思いますよ)

「そ、そうですか?」

 やはり何となく自信がない雪乃だった。でも美由紀の言うとおり、自分は智哉を好きだとハッキリ自覚している。たとえ自分の色々な部分に自信が持てないとしても、その事だけは迷うことなく断言できる。私はその気持ちに少しの迷いも無い。今はまだそれを伝える勇気がないけれど、せめて自分のこの気持ちにだけには正直でいたい……

 雪乃がそう考えていると、そんな雪乃の瞳を美由紀が覗き込んだ。雪乃は気配を察して「何ですか?」と美由紀に聞いた。

(自分の気持ちに初めて気付いたとき、どんな気分でしたか?)

「え? え、えっと……」

 美由紀の言葉に雪乃は少し考えた。

 こんな気持ちになったのはいつの頃からだったろう……

 カゲチカと初めて出会ってからの事が脳裏に蘇ってきた。セラフィンゲインで一緒に戦っていたとき、沢庵でみんなとミーティングをしていたとき、大学の学食で一緒にお昼を食べているとき。いつの間にか彼の姿を追い、彼の声を探している自分に気付いた。それが好きだからと気付いた時に、私は……

「意識し出すと、まともに見れなくて、会う度に、声を聞くだけで恥ずかしいような……」

 雪乃は顔を真っ赤にして俯いた。

(でも、彼を好きだとわかったとき、その事が何よりも嬉しかったでしょう? それと同時にそんな気持ちになった自分自身をとても愛おしく思いませんでしたか?)

 その美由紀の言葉に雪乃は思い出した。

 そうだ、初めて自分の気持ちに気付き、それが間違いなく自分の本当の気持ちだとわかったとき、私はとても嬉しかった。そしてそんな気持ちになった自分自身を、彼にそんな感情を持ってくれた自分の心を、「彼を好きになってくれてありがとう」って褒め称えてあげたかったんだ!

(誰かを好きになって、その人に良く思われたい、かっこわるい所など見せたくない、いつでもとびきりの自分を見せたいと願う事は自然なことです。でもそれ以上に、そんな感情になる事が嬉しくてたまらないものなんです。誰かを愛おしく思うことは、そう感じる自分を好きになること…… 恋愛はそれを認めて初めてスタートラインに付くことが出来るのです。マリアはまだその場所に立っていない。私が雪乃が有利だと言った理由は、そう言うことなのですよ)

 そんな美由紀の言葉に雪乃は心が軽くなった気がした。端から見れば都合の良い解釈かもしれない。でも美由紀の言ったことは今の自分にはとても響いたのだ。

 私って単純だな…… でもその分迷わないで良いかな。なんだかとても心地良い感じがする。

(基本は教えたつもりです。間違う事など恐れず、彼を想う自分自身の嬉しい気持ちで、精一杯楽しく弾きなさい。恋愛も音楽も、まず自分自身が楽しむことが第一歩です)

 美由紀の言葉の一つ一つが雪乃の胸に染み込んでいくようだった。

 今出来る精一杯の自分をカゲチカ君に見て貰おう。面と向かって言う勇気はまだ無いけれど、私がカゲチカ君を好きな気持ちは嘘じゃない。私は今、その事がとても嬉しい!

「はい、コーチ!」

 雪乃は笑顔でそう答え鍵盤にまだぎこちない指を走らせた。そんな雪乃を眺め、美由紀は目を細めて微笑んだ。それは彼女が普段雪乃を特訓するときとは違う慈愛に満ちた表情だった。  


☆ ☆ ☆ ☆


 それからさらに七転八倒の練習の日々が続き、いよいよコンサートの当日……

 午後の講義が終了し、前日から学生会主導の元で入念なリハーサルを繰り返しセッティングされた講堂ステージにたくさんのカップル達がつめかけ、大盛況といった様相を呈していた。

「すっげ…… 超満員じゃん」

 講堂に入った人の数を2階席から見下ろしてリッパーが驚いた。

「さ、さ、ささ、さすが、に、カ、カカ、カップル、ば、ばかり、で、でですね」

 リッパーの隣から智哉も身を乗り出して下を覗き込みそう漏らした。

「ま、バレンタインだからなぁ」

 リッパーはそう言って手摺りに肘を突きもたれかかった。

 雪乃も見てみたかったが盲目である自分にはそれは叶わない事だった。でも、会場を包み始めた熱と雰囲気は感じることが出来た。

 カップルかぁ、羨ましいなぁ……

 頭の中で智哉と手を繋ぎながら観客席に座っている自分を想像する。流れるのはロック調のバラード。曲に乗った美声は否が応でも2人の気持ちを盛り上げる。そんなシチュエーションが脳内を埋め、雪乃は口元をほころばせていた。

 なんて素敵なシチュエーション! そんな憧れの世界がすぐそこにあるんだぁ……

「――――おいスノー? お~い!」

 不意にそんなリッパー声でふと我に返る。

「え? あ、ああ、はい、な、何ですか?」

「大丈夫か? こんな人が居て緊張するのはわかるけど……」

 いえ、すみません、全然違う事でぼーっとしてました……

「いや、もう降りようぜって言ってたんだよ。でもなんか考え事してた様だからどうするかって聞こうと思ってさ」

「いえいえ、ただ妄想してただけで……」

「妄想!?」

 そう聞かれ慌てて言い直す雪乃。

「……じゃなくって、想像、そう、想像してたんです! ほ、ほら、ステージで弾く場面を」

 あ、危なかった…… 何言ってるのよ私はっ!

「ああ、なるほどね。イメージトレーニングか。まあ確かに初めて人前で演奏するんだもんな……」

 ま、まあ、違うイメージでしたけどね、似たような物ですよ、ははは……

 内心ドキドキの雪乃であった。

「でもよ、もうそろそろ始まるから控え室に行こうぜ」

 リッパーの言葉に雪乃も頷き、みんなで控え室に向かった。

 控え室はステージの横の扉を潜った奥にあった。スタッフルームや機材倉庫などが並んでいて、出演予定の演奏者の控え室には3部屋が用意されていた。雪乃達ラグナロク・ニアは他の2バンドとの相部屋だった。

「あ、来た来た、みんな何やってたの?」

 中にはいるとすでにマリアが先に控え室入りをしており、4人を見てそう言った。手にはほかほか弁当が乗っかっている。

「ま、まま、また、く、食ってる、の、のの、か?」

 そんなマリアの姿を見て智哉が呆れたように呟いた。先ほど講堂前に出ていた出店でお好み焼きを食べていたのは、つい20分ほど前のことであったからだ。

「腹が減っては戦は出来ぬっていうじゃん。決戦前の腹ごしらえよ」

 そう言ってチキンの山賊焼きを口に放り込むマリア。どれだけ食ったらその腹がこしらえるんだか教えてくれ! と心の中でツッコミを入れる智哉だった。

「あ、そうそう、みんな一息ついたらこれに着替えてね」

 マリアはそう言って箸をくわえながら脇に並んでいる紙袋を指した。

「なにこれ?」

 その紙袋を覗き込みながらリッパーが首を捻った。

「ステージ衣装よ、先週演劇部と手芸同好会に頼んで作って貰ったの。セラフィンゲインでのみんなのコスチュームに似せて作って貰ったんだから!」

 マリアは箸をくわえながら「えっへん!」と胸を反らした。そんなマリアに「ほぉ~どれどれ……」とリッパーが紙袋を覗いた。

「おおう! 良くできてるじゃん!!」

 リッパーが紙袋から衣装を取り出して声を上げた。サモンも「これはありがたいですね」と言いながら衣装を広げて呟いていた。確かにサモンの場合、衣装はありがたいかもしれないと智哉は思った。

 そして10分後、更衣室で着替えてきた一同が再び控え室に戻ってきた。皆各々、流石に武器こそ無いがセラフィンゲインでの姿に似た格好で、一瞬ここが現実ではない様な錯覚を憶えていた。しかし同じ控え室で待機していた別のバンドのメンバーはその異様さに少し引き気味ではあった。

「はは、ホント良くできてるわ。このままクエストに行けそうな雰囲気じゃね? なあシャドウ?」

 リッパーにそう振られ、智哉の中でスイッチが入る。

「ああ、本当に良くできている。愚者のマントまであるなんてな」

 智哉は眼鏡を外しながらそう言い、背中に羽織ったマントの裾を持ち上げていた。リッパーにシャドウと呼ばれ、シャドウモードに入ったらしい。

「雪乃も見えないでしょうけど、ちゃんとスノーになってるから安心してね」

 緑色の胴衣に着替え、髪を後ろに束ねたモンクのララになったマリアが雪乃にそう言った。着替えはどうやらマリアが手伝ったようだ。

「そうですか? えへへ。でもちょっと目立ちますね、アッチと同じ衣装だと」

 雪乃は照れ笑いをしながらそう答えた。

「でも、やっぱりこのメンバーでやるとなったら、これが一番しっくり来るんじゃない?あたし達の場合」

 そんなマリアの言葉に一同が無言で頷いた。と、そこへ控え室のドアの向こうで言い争う声が聞こえてきた。

『……だから私は関係者だって言ってるでしょっ!! そこをお退きっ!!』

 そんな声が聞こえたかと思うと、派手な音を立ててドアが開き、和服姿の巨漢が現れた。

「はぁ~い、みんな応援に来たわ…… ってアレ? なになに、何よその格好!」

 入ってきたのは和服姿のドズル中将…… もとい、巨漢のオカマガンナーマチルダだった。手にはそこそこ大きな花束を持っているが、それが一際小さく見えるのは仕方あるまい。突然入ってきた和服姿の巨漢オカマに、同室にいた他の2バンドのメンバーは声も出ないで固まっていた。

「ララが知り合いに頼んで作って貰ったんだと。どうよマチルダ、なかなか良い出来だろ?」

 そんなリッパーの言葉にマチルダは一同を見回して大きく頷いた。

「ええ、なんかアッチにいるみたいよ~ いいわ~ あたしも出たくなって来ちゃったわ」

 そう言って身をくねらせる和服ドズル。その姿を見た他のバンドのメンバーは皆総じて青い顔だったのは言うまでもない。

「マチルダまで応援に来てくれるなんて…… ありがとうございます」

 雪乃がそう言いながら頭を下げると、マチルダはシャドウを突き飛ばして雪乃に駆け寄りその大きな手で雪乃の小さな手を握った。

「何言ってるのよスノー、あたしだって出来れば出たかったぐらいなんだもの、応援しかできないのが悔しいぐらいよ」

 そう言うマチルダの目が潤んでいる。顔体に似合わず、仲間思いで涙もろいマチルダなのであった。

「それに…… 皆さん、私の軽率な言葉でこんな事になってしまったのに、今日まで嫌な顔見せずに付き合ってくれてありがとう。なのに私、一番みんなの足を引っ張って……」

 そう言って下を向く雪乃にマリアが声を掛ける。

「『どんなに窮地でも仲間を見捨ててリセットしない。全員で戦い、全員で帰還する』ウチの交戦規定、まさか言い出しっぺのスノーが忘れたなんて言わせないよ?」

「マリアさん……」

 若干潤んだ瞳で顔を上げる雪乃に、マリアは尚も続ける。

「メンバー一人の望みがチーム全体の意思に変わる。そう言うチームじゃないと行けない場所を目指してんでしょ? あたし達。でもってスノーはリーダー、スノーの望みはチームの望み。何でも全開本気モードがあたし達ラグナロクじゃん!」

 そんなマリアの言葉に、一同頷いてスノーを見る。

「だな、それに結構楽しいぜ、俺」

「ええまあ、そう言うことですよ、スノー」

「う~ん、青春ねぇ~!」

 リッパー、サモン、マチルダと皆マリアの言葉に同意して声を掛ける。そして最後に雪乃の想い人であるシャドウこと智哉が声を掛けた。

「変なこと言うなよスノー、『仲間』だろ? 俺達」

 そのシャドウの言葉は、かつて彼が唯一友であった男から掛けられた言葉だった。そしてその言葉に雪乃は今は亡き兄の面影を見たのだ。

 お兄さま、私はとても素晴らしい友人に恵まれました。だってこの仲間となら、私は何でも出来そうな気がしてくるんですもの……

 感極まり、思わず零れそうになる雫を堪え、雪乃は元気良く答えた。

「はい、その通りですね!」 

 その笑顔は兄に勝るとも劣らない極上の笑顔だった。


初めて読んでくださった方、ありがとうございます。

毎度読んでくださる方々、心から感謝しております。

第5話更新いたしました。

ほんと、微速前進で申し訳ありません。なかなか書く時間がありませんです。今回は雪乃の内面部分にスポットを当てる回でした。なのでギャグは他の話と比べて控えめになってるかもしれません。

このお話は一応本編の方の時間の流れ的に、雪乃が参加したクラブマチルダのオフ会の後って設定です。でも作者自体そんなの忘れて書いていたりしますので、その辺りは軽くスルーしてくださいませ(オイ!)

さて、インターバル空けまくったこのお話ですが、たぶん次か、その次辺りで完結予定です。もうちょっとこのアホな話しにお付き合い下さいね。

鋏屋でした。

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