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東方博麗物語  作者: モノの消しゴム
妖々夢編
14/16

リミッター解除

ううむ。

案がいっぱい出てくるけど、それを繋げるのは難しい…

僕達はもう雲が下に見えるくらい上空に飛んだ。もうすぐ冥界へと続く空間が見えるハズだ。


「…まだなの?10分くらい飛んだけど」

「もうすぐ着くハズだよ」

「さっきからそればっかじゃない」

「…ごめんよ。でも着くハズなのは確かなんだ」


こんな風にさっきから駄弁りながら上へと進んでいる。


すると、


「あ、アレだ」

「…アレね」


少し上に黒くて、塵や桜が中に吸すい込まれている空間が見えてきた。アレが冥界への入り口だ。


何回もココを通り冥界に行っているけど、いつもならこんなに妖力は感じない。やはり原因はココのようだ。


「…早く行こう」

「ええ。犯人はあの食い意地バカなんでしょ?」

「多分ね」

「…ならアイツの相手は薫。アンタがしなさい」

「え?」

「昔からの友人なんでしょ?友人が罪……異変を起こしてるんだからそれを解決する義務がアンタにはあるんだから」

「霊夢…」


僕はてっきり私がアイツを倒すわ!って言うのかと思っていた。でも、僕に倒させると霊夢は言った。……そうだった。霊夢はかなりの友達思いの優しい子だった。だからかな…。


「私はどうせあの庭師が邪魔してくると思うし、そいつは私が相手するわ。その内に薫は先に行って頂戴」

「分かった」


そう話をしていると冥界への入り口がすぐ目の前にあった。さて、行くk………





「そんな先の事より今目の前の事に目を向けたらどうだ?」

「そうだよね。姉さんの言う通り」

「うんうん」





不意に後ろから三人の声が聞こえた。振り返ると三人の少女がいた。


一人は手にヴァイオリンを持ち金髪。ハスキー声でしっかりしてそうな子。一人はトランペットを持ち水色の髪。ずっと笑顔の子。最後の一人は銀色の髪。笑顔じゃないけど、明るそうな子。


幻想郷民なら知らぬ人はいないであろう、


「プリズムリバー三姉妹じゃない。どうしたの?こんな所で」

「それは私達のセリフ。何故ここにいるの?」

「異変解決。それ以外の理由で私が動くとでも?」

「いや、知らないけど」

「リリカはあまり世間を知らないんでね」

「もう!姉さん!」


…行こ。構ってる暇ないし。僕は再び前を向き結界に入ろうとした。


「っ!?待て!」

「…何?僕達急いでるんだけど?」

「知ってる…。私達は…」

「冥界でお花見に招待されてるの」

「…メルランの言う通り。私達は冥界の花見に招待されている」

「うん。で?」

「その…。異変解決は冥界で花見終わってからにしてはくれないか?」

「無理に決まってるじゃん」


無理に決まってる。花見、つまりあの木が満開になる事。


「…だよな。すまない」

「うん」

「えぇ!?姉さん、花見しないの!?」

「メルラン。話聞いてたか?薫は異変解k…」

「いいじゃない、別に!」

「はぁ…」


やっぱり、前から思ってたけどルナサって苦労人だよね。絶対に。


「メルラン姉さん。まぁ、良いじゃない。博麗神社でも花見出来るじゃん」

「リリカ…。今年はまだ花見してないよ?それにまだ雪降ってるし」

「いや、だから…」


分かった。メルラン以外苦労人だわ。


「まぁ、私は冥界で花見が出来るって言ってたものだから見てみたかったが…。なら、薫。早く異変解決して早く博麗神社で花見させてくれ」

「任せてよルナサ」


ルナサは本当に真面目で物分りが良くて昔から助かる。


「姉さん良いの?」

「良いと言ってるだろ?メルラン」

「姉さんが良いなら良いけど…」

「…さて、リリカ、メルラン。私達は博麗神社の宴会で演奏する曲の練習でもしよう」

「分かった」

「うん」

「…楽しみにしてるわ。早く解決してくる」

「あぁ、頼む。霊夢」

「…なら、行こうか」

「あぁ、気をつけて」

「バーイ!薫ぅ!」


ルナサとメルランはそう言い、リリカは僕に手を振っていた。


「さて、行くか」

「そうね」


僕達は結界に飛び込もうとしたその時、




三つのそれぞれ質が違う弾幕が飛んできた。




「っ!?」

「あなた達……!」


振り返るとやってやったり、とでも言いたげな三人がいた。


「…どういうつもり?プリズムリバー三姉妹さん?」

「いや、薫。そう怖い顔をするな。花見が今すぐ出来ないから、少し……な?」

「大人しく花見させとけば良かったのよ」

「せっかく練習してきたのに」


要するに


花見が異変解決するため出来ない。

このために練習してきた演奏が出来なくなる。

ムカつく←今ココ


という事か。


「さっきも言ったろ?先の事より今目の前の事に目を向けろと」

「…やるなら良いわよ。ボコにしてあげる」

「…いや、実は私達もあまり時間がない」

「やらないの?」

「いや、薫と私で一騎打ちをしよう」

「…そこまでムカついてるの?」

「半分な。半分はただの好奇心だ。…幻想郷一の彼の力を見たいっていうね」


霊夢が横目で僕を見ている。


「…良いよ」

「ふむ。ありがたい」


****


「ルールはこうだ。まず私がスペカを使用する。それを薫。避けろ。スペルブレイクしたら、薫がスペカを使用しろ。…手加減はするな」

「分かった」


で、今から一騎打ちするんだけど。…ぶっちゃけ僕の相手になる人って紫とか永琳。それこそ幽々子ぐらい。霊夢とかも最近は相手になる。でも、ルナサでは相手にならない。でも、彼女は本気でやれと言う。


「ルナサ。これは注意じゃない。警告だ。僕の本気を受けると冗談抜きで危険だよ?」

「良いから本気だして。私は騒霊。死になんかしないよ」


それを聞いて僕は安心する。僕はニコッと笑う。


「…我は力を封印したりき。されど、今封印を解く。周りの人、友人に被害が及ばざるよう。青龍・白虎・朱雀・玄武・勾陳・帝台・文王・三台・玉女………解っ」


僕はリミッターを解いた。




九字を参考にしました。

…厨二っぽいですね。

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