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向ける矛先

幻想のような、夢のような、長い長い夜が明け、俺はついに鍵を手に入れ、王女を取り戻した。それが・・・俺の精一杯だ。



「「「ピリオド!」」」



カゲが割れた瞬間に俺を待っていたのは、あいつらだ。



「急にコイツが透明になるように消えてよ、お前・・・そこにいるってことは・・・」



俺はプレーンの期待にグッジョブの手を出すと、後ろで不安そうだった、イアルの顔が笑顔へと変貌し、ダルドは見えないようにしているが喜んでいる。



「ふっ、よかったじゃねぇか、今度は掴めたな。」



「あぁ。」



「でも、それで終わりじゃないみたいだぞ?」



ダルドはそう言うと、壊れた宮殿の入口の方に指を指した。



「あれは・・・」



あの龍が残した最後の土産、それは、長年脳を支配され、開放された市民達だ。



「あの野郎・・・最後にとんでもないもん残しやがったな・・・」



俺は早速入口付近にいた、警備員に近づいた。



「息はある・・・」



息はあることはいい、だが、それよりも俺が恐れていることが1つだけあるのだ。



「お前が救った王女様、こいつらが起きたらどうなるかだな。」



ダルドは俺の後からそう言った、そうなのだ、この人達、今倒れている市民全員は王女の形をしたカゲに操られていたのだ、そして戻った市民は失われた時間、大切な物、その怒りをどこにぶつける?そんなの王女しかない。



「かなりやばいな・・・ダルド。」



「どうするよ?王女でも持って逃げるか?」



「そんな体力があるとでも?」



「じゃあどうするんだよ。」



「えーっと・・・」



やばい、もう俺頭回んないぞ?血とか色んなもん出しすぎた。どうすれば・・・どうすれば・・・



「まさか本当に奪還するとはね。君たちは一体何者だい?」



「あとは俺たちに任せな。」



「お前らは・・・?!」



ハンとチョウの姿を見ると、俺はその瞬間俺の視点は全て黒く染まってしまった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「う・・・あぁ・・・」



俺が次に目を開けた時はまた見覚えのない天井が俺の目の前に広がっていた。



「あっ、起きましたか?」



俺のそばにいた人?が俺に寄ってきた、ここはどこで誰なんだ。



「大丈夫でしたか?1週間も寝てたんですよ?」



「あー、んー、・・・1週間?!」



理解が全く追いつかなかったが、俺は1週間もまた寝ていたようだ、まあ、要因を聞かれたら1発で答えられるけど・・・。



「で、ここは・・・?」



「ここはリーストの宿です、冒険者様どうも私たちから魔物を救っていただきありがとうございました。」



その言葉を聞いて俺はまたベットに横になった。



「どうしましたか?」



「いや、なんでもない。」



後で俺はチョウとハンに礼をしなきゃならないみたいだ。守れた・・・今度こそ。










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