ウェズリーが真相に気付く時
黒煙の街ルミリエで、有名な建築家デヴィッドが殺された。
デヴィッドの死後、彼のメイドだったリタは用途不明の鍵を手紙で受け取り大切に預かるよう言われる。…が、同時に孫である人気作家のウェズリーのメイドになるようにも言われてしまう。
デヴィッドの葬式で一瞬会ったウェズリーはぶっきらぼうで感じが悪く、正直好きではなかった。この祖父と孫の仲がどうも良くないらしい。
が。
ある事をきっかけに2人は仮の主従契約を結ぶ事に。そして、2人に鍵を狙う犯人の魔の手が忍び寄る。
デヴィッドの死後、彼のメイドだったリタは用途不明の鍵を手紙で受け取り大切に預かるよう言われる。…が、同時に孫である人気作家のウェズリーのメイドになるようにも言われてしまう。
デヴィッドの葬式で一瞬会ったウェズリーはぶっきらぼうで感じが悪く、正直好きではなかった。この祖父と孫の仲がどうも良くないらしい。
が。
ある事をきっかけに2人は仮の主従契約を結ぶ事に。そして、2人に鍵を狙う犯人の魔の手が忍び寄る。
プロローグ
0 唯一の肉親が殺されたというのにあんまりだと思った。
2024/01/16 21:36
第一章 必然の再会
1 「ご職業を伺っても宜しいですか?」
2024/01/16 21:37
2 「そっ、雇い主です。まっ、伯爵なんですけどね!」
2024/01/16 21:40
3 「話っ……あー、何?」
2024/01/16 21:41
4 「それにあの爺さんは……僕に悼まれるなんて望んでないさ」
2024/01/16 21:44
5 「私は雇って頂けるのでしょうか?」
2024/01/16 21:46
第二章 祖父と孫
6 「ムソヒって癖のある料理が多い事で有名だよね、物凄い臭い料理とか」
2024/01/16 21:47
7 「だから鬱陶しそうなメイドを雇う気は無いんだ」
2024/01/16 21:48
8 「デヴィッド様の……手紙?」
2024/01/16 21:50
9 「じゃあ神父に手紙を貰いに行こうか」
2024/01/16 21:51
10 「…………君は良くこんな話の後に笑えるねえ」
2024/01/16 21:52
第三章 迫りくる足音
11 「……君は本当、良く笑うよねえ」
2024/01/16 21:54
12 「それだけ?」
2024/01/16 21:55
13 「え~嫌ですぅ、私ウェズに会いたいですもーん」
2024/01/16 21:55
14 「預かったお金、全て盗られてしまいました」
2024/01/16 21:57
15 次は直接手を出すべきか。
2024/01/16 21:58
第四章 屋根裏の住人
16 「――何やってるの」
2024/01/16 21:59
17 「君は不思議に思わなかった?」
2024/01/16 22:00
18 「だから雇ってないって」
2024/01/16 22:02
19 「……その、ジェシカ様から見てウェズリー様ってどうですか……?」+20 「……屋敷に戻ったら話すよ。人に聞かれたくないんだ」
2024/01/16 22:03
(改)
21 デヴィッドの孫もあのメイドも、私が思っていたより馬鹿では無いようだ。
2024/01/16 22:04
(改)
22 「――リタ? ちょっと良い?」
2024/01/16 22:05
23 「良いよ、まあ少し汚いけど慣れたでしょ?」
2024/01/16 22:07
24 「ある日、首都で人気のサーカス団がルミリエにやってきてさ」
2024/01/16 22:09
第五章 暗闇の中へ
25 「要らないあげる」
2024/01/16 22:10
26 「水中で開ける、ですね?」
2024/01/16 22:11
27 「何で君が嬉しいのさ」
2024/01/16 22:12
28 「デヴィッド様……の? まさか……デヴィッド様を殺した犯人は……!」
2024/01/16 22:14
29 「っ、ウェズリー様、どうして」
2024/01/16 22:16
30 「…………ウェズリー様は本当に馬鹿です。責任、取って下さいね?」
2024/01/16 22:16
(改)
第六章 真相
31 「それで、どうして伯爵なんですか?」
2024/01/16 22:21
32 「そう言えばさー」
2024/01/16 22:22
33 「ほっほ。リタはなかなかに強かで良い女性だの」
2024/01/16 22:23
34 「伯爵、僕らもう帰って良いですか? なんか一気に疲れたので」
2024/01/16 22:24
35 「ではもう、私はクビですか?」(完)
2024/01/16 22:26