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2章第2話 スタート・トゥー・ハブ・エモーショナル

「っ、ソフィア。これは能力の制限がかかっている僕らには結構きついんじゃないんですか?」

「さすがに、応援を呼んだ方がいいか?」

「はい。クロ君の二の舞を踏む訳にはいきませんし・・・っと、危ないですねっ!」

「「フィニッシュ 加速!」」

「お待たせ!助けに来たよ―!?」

「2人して何そんなに逃げてんの?」

「このクライトっ、なんでもっ、食べようとしてきてっ、逃げるしかないんですよ!」

「確かに、こんなに大きいと攻撃を当てるのも一苦労かも・・・?」

「クロ君っ!前を見てください!」

「前・・・?うわぁぁぁ!こっちに来る〜!」

「もう!危なっかしいんだから!

フィニッシュ! 加速!」

「あれっ、勝手に足が動く〜!」

「慣れたらすぐにその速さについていけるから!」

「なるほど・・・!助けてくれてありがとう!リシテンさん!」

ダダダダダダダダダダ

「クロ君!さきほどからあのクライトは太陽を避けています!まだ断定はできませんがあのクライトは光が苦手だと考えました!僕たちでなんとかクライトの目の付近に送るので、その瞬間に光を放出してくださいっ!」

「なるほど!ならばわらわが奴を惹きつける!その間にやれ!」

「ありがとうございますっ!」

「フィニッシュ! 分身!」

ソフィアは高速でクライトの周りをぐるぐると回り始める。

「リクト!クライトが対象をソフィアだけに絞ったことを確認したわ♪」

「良しっ、クロ君は大丈夫ですか?」

「うん!なんとか!今パワーを貯めてるところ!」

「それは良かった。ではリシテン!能力の制限に反しない程度の風の音を最低でも10回鳴らしてください!」

「わかったわ♪」

「あとは僕の結合がしっかり働けば・・・!」

リシテン(私の能力の制限は―――だからそれに反しない程度の風・・・そうだ!エアコンの風で!)

「リシテン!準備は!?」

「大丈夫!オッケーよ♪では・・・」

(リンク ミュージック! エアコンの風の音!)

「ありがとう!あと9回!」

「わかってる!もう少し待って!」

「リクト君!僕はもう準備万端だよ!」

「分かりました!リシテンは・・・ありがとうございます!もうそのくらいで大丈夫です!」

「あとは任せたわよ!」

「はいっ!」

リクト(久しぶりだから、緊張しますね・・・)

「リンク 結合!」

「おぉー!おっきい竜巻になった!」

「クロ君!それに乗って!」

「わかった!」

クロがどんどんクライトの頭に近づいていく。

「よしっ!着いたよ!」

「クロ!早くしろ!わらわの分身がそろそろもたぬ!」

「了解! フラッシュ! 光源!」

パァァァ!

「ガルルルル・・・」

「よしっ!効いてます!」

「今じゃ、リシテン!」

「えぇ♪」

「このメンバーの中で攻撃特化の能力を持つ者はいない。だから、最後はあの2人にかけるしかありませんっ!」

「レイドカリバー!発動」

レイドカリバー ON バッジセット バッジセット

ワープ マジック アナザー

「レイドワープスラッシュ」

レイドワープスラッシュ!!!

リシテンがクロの元へワープした。

「やっと来たね!じゃあいこう!」

「ちょっと待って。」

「なに?」

「このアナザーレイドバッジをあなたにあげる♪」

「え、でもこれはリシテンさんに必要な物じゃ・・・」

「あなたなら、きっと私が望んだ音を出せるはずだから。」

「それってどういう―」

クライトが動きだした。だんだん回復してきたようだ。

「時間がないわっ!とりあえず、これ!」

「はっ、はい!」

レイドカリバー ON バッジセット バッジセット

ボム パワー アナザー×レール マジック アナザー×ムーン グリーン アナザー

「レイドボムレールムーンスラッシュ」

レイドボムレールムーンスラッシュ!!!

「なるほど、引力の力を使って効率的に敵にボムを当たるのか・・・っ!それなら僕も!」

レイドガン ON バッジセット バッジセット

セット!チェーン パワー アナザー×オールド マジック アナザー×フローズン グリーン

「レイドチェーンオールドフローズンショット」

レイドチェーンオールドフローズンショット

カチカチボーン!

「ゔぁぁぁ!」

その瞬間、クライトは逃げるように暗闇の中へと走っていった・・・

――――――――――――――

「今回はちょっと大変だったね〜。」

「そうじゃな。特にリシテン、お前の作戦も失敗したしな。」

「いいえ、私は失敗した訳ではないわ。少し、彼らの音が高かっただけよ。」

「ふん、どうだろうな。」

「そういえば!リシテンさんっ、結局作戦ってどういうことだったの!?」

「・・・っ、」

「わらわが教えてやろう。」

「?」

「まず、こやつは今回の現場に行ったことがあるからと、そこの音を奏でたのだ。」

「てことは、現場にワープしたってこと!?」

「いいえ、違いますよ、クロ君。彼女の能力をよく思い出してみてください。」

「リシテンさんの能力・・・?あっ、!?リシテンさんの思い出を再現する力・・・!」

「えぇ。つまり彼女は新たにパラレルワールド創り、クライトを偽のステージに誘い込もうとしたんですよ。」

「凄い!結構いいアイデアじゃないの!?」

「えぇ。謎のSランク帯の能力にかかった制限がなければ、の話ですがね。」

「あ、そっか・・・リシテンさんにも一応かかってるのか・・・」

「さてリシテン、貴様の能力の制限はなにか、そろそろ教えてもいいじゃろう?」

「私の、制限は・・・私の記憶の中でも特に存在価値が薄い物の音しか出せなくなったの!」

「えぇ!?」

「ほぉう。」

「なるほど。」

「で、具体的にどれくらいの存在価値ですか?」

「それも言わないとダメなの・・・?」

「えぇ。」

「っ、わかったわよ!その辺の道端に落ちている小石くらいの価値よ!」

「そうか!じゃあ、今回のダメージはさぞ酷かったじゃろうなw」

「待ってよ!なんで能力の制限がかかっているのにも関わらず、パラレルワールドなんて作れたの!?」

「クロよ、わらわがいいことを教えてやろう。」

「?」

「今、わらわたちに掛かっている謎の能力の制限は週に一度、強行突破ができるのじゃよ。」

「えぇ!?そうなの!?」

「あぁ。まぁ突破した分の負荷は掛かるがな。」

「てことはリシテンさん、結構今辛いんじゃ・・・」

「あぁ。それに前回も大地震の音?wじゃったか?そんなのも奏でたしな!」

「リシテンさん!休んだ方がいいよ!?そうしないと消滅しちゃうよ!」

「・・・うるさい。」

「で、でも・・・」

「コードネーム クロ 任務です。20xx年のつつみ町で新種のクライトが目撃されました。直ちにそのクライトのデータを回収しなさい。」

「え!?ここで新種!?」

「厄介な奴と戦ったばかりなのにまた厄介なのが増えたか・・・、」

「とりあえず、行ってみよう!」

「では、僕も。」

「私も!」

「ダメだよ!リシテンさんは安静にしてなきゃ!」

「えっ、でも・・・」

「リクト、貴様も残れ。」

「な、何故ですか?」

「ふっ、言うまでもなかろう。ここでは1番貴様が適任なのだ。」

「ってことで!僕とソフィアさん2人で!行ってくるから!」

「ちゃんと看病、するんだぞ?」

「じゃあ、行こう!」

「ワープホール、起動!」

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