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こちら、駒桜高校将棋部Outsiders  作者: 稲葉孝太郎
第6局 ジャビスコこども将棋祭り☆午後の部(2015年5月5日火曜)
67/683

55手目 中学生女子の部A3回戦 箕辺(妹)vs岬(2)

挿絵(By みてみん)


「くぅ、悪の大攻勢が始まったぞッ!」

「だれが悪なのよッ!?」

 失礼しちゃうわ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「同銀ッ!」

 同桂、3五歩、2四歩、5六歩(予想通り)、同歩。

「6四角ッ!」

「それはお見通しよ、5五歩ッ!」


挿絵(By みてみん)


「ああッ!? 飛車回られるッ!?」

 読みが甘いのよ、さっき食べたプリンより甘い。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「に、2四歩ッ!」

 3五角。これで飛車が世に出るわよ。4四銀の対策もバッチリ。

「こうなったら攻めるぞッ! 9六歩だッ!」

 同歩、9七歩、同香、4四銀、1七角(1六歩の効果)、4五銀。

 桂馬を渡した代償として、私は2四飛と飛び出した。

「こっちのほうが速いもんねッ! 8五桂ッ!」

 ここで、私も30秒将棋になった。

 2二飛成なら、たしかに(のぞむ)ちゃんのほうが速いね。でもでも。

「6四飛ぃ!」


挿絵(By みてみん)


「切ら……れ……た……だと?」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「同飛ッ!」

「5三銀、これが両取りだよ」

 望ちゃんは、私の銀打ちにもだえた。髪の毛をぐしゃぐしゃにする。

「ヒーロー、ピーンチ!」

 うるさい、うるさーい、盤上に勧善懲悪はないのよ。

 強い者が勝つ、それが将棋。

 5三同金、同角成、6五飛。

 これで端攻めは完全に頓挫したわね。

「6三角よ、振りほどいてみなさい」

「方針変更ッ! 端じゃなくて中央突破ッ!」

 望ちゃんは、6七歩成、同歩を決めてから、5五飛と寄った。

 6四馬、5九飛打。

「それは遅いよ、7二金」


挿絵(By みてみん)


 勝ち筋に入ったわ。

 手数はかかりそうだけど、うっかり切らさなければ勝ちね。

「うぐぐ……絶体絶命のピンチ……」

「投了してもいいわよ?」

 私の挑発に、望ちゃんは思いっきりのけぞった。

「ヒーローは負けないッ! 投げないッ! 諦めないッ! 同金ッ!」

 同角成、7三銀打、5五馬、同飛成、6一飛、9八歩、同玉、9七桂成、同銀。

 同桂なんて、しないわよ。角が利いてないから、がっつり銀で回収。

「これでどうだッ! 7一香ッ!」


挿絵(By みてみん)


 ほほぉ、受けてきましたか。

 まあ、私のほうは鉄壁だし、どうしようもないものね。

 ここでひるんで逃げると、7二金と固められて、攻めが切れる。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!


「7三馬、いっちゃうよ」

 同桂なら7二銀(残念ながら必至じゃないのよね)、同香なら7二金からかな。7一金、同金、同銀、同飛成、8二金or8二角、6三桂みたいな。

「ん……これは、切れたんじゃないか?」

 切れてないわよ。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

 同銀としてきたわね。

「6三桂」

「5二龍ッ! 飛車が生だから、6二金とはできないよッ!」

「じゃあ、これだと?」


挿絵(By みてみん)


 ほい、桂成り。

「さあさあ、生飛車と龍を交換してもらいましょうか」

「ぐぐぐ……」

 歯ぎしりしても、赦してあげないんだからね。

 詰めろだから、交換するしかないのよ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「ろ、6一龍だッ!」

「同成桂ね」

 飛車龍交換をした望ちゃんは、おやッという顔をして、盤面を覗き込んだ。

「ん、今度こそ切れたんじゃないか?」

 いや、切れてないから。私を切れさせたら大したもんよ。

 あとでお兄ちゃんに言いつけちゃうわ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「8二金ッ! 穴熊が復活したぞッ!」

「6六香」


挿絵(By みてみん)


 望ちゃんは、ぽかんとした。

「なんだそれ? 攻めになってないだろ?」

 望ちゃんは、持ち駒に手をのばした。

 ごそごそやって、あれっと顔を向ける。

「歩……歩がない……?」

「飛車角しかないわね」

 さあ、6四になにも打てないわよ。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「ご、5三角ッ! 角打ちだッ!」

 8六歩、5四角、8七銀。

 冷静に受けるわよ。

「5九飛」

 ここで反撃ね、5一飛。まずは角当たりに打つ。

 4四角、7一成桂。

 

挿絵(By みてみん)


 後手は、飛車の位置が悪いのよねぇ。8一成桂、同角は5九飛成だし。

「も、もう駒がない……」

 さあ、投了せよ。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「7九飛成ッ!」

 くッ、まだやる気ね。

 私は冷静に同金として、7二金打に深呼吸。

 ここで6一香成があるんだけど、どうしようっかなあ。6六の地点が空くと、9九金と9九飛の頓死筋が発生しちゃうのよね。そこを狙われてると思うし。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

挿絵(By みてみん)


 普通に行きましょ、普通に。

「まだ諦めないッ! 同角ッ!」

 4一飛打、7一桂、5三歩。これでしびれてるでしょ。

「な、なんにも指す手がない……」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「くそぉッ! 負けましたッ!」

「ありがとうございました」

 やりぃ。

 私のガッツポーズに、望ちゃんは天を仰いだ。

月代(つきしろ)先輩の言う通り、正義が勝つとは限らないのかあ」

 だから、なんで私が悪の組織になってるのよ。ぷんぷん。

 望ちゃんは、椅子のうえであぐらをかくと、大きくため息を吐いた。

「どこが悪かった?」

「中盤の分かれじゃない? 6四飛以降は、私が優勢だと思うわ」

「飛車回りを受け入れてればよかったかな?」

 望ちゃんはそう言って、局面をもどした。


挿絵(By みてみん)


「いやあ……これも私がいいと思うわよ……」

「具体的に」

「とりあえず、望ちゃんの番なんだから、一手指してよ」

「5四歩か4四銀か……5四歩かな」

 望ちゃんは、パシリと歩を打った。

 私は、黙って4六銀とする。

「むッ……そっちから打つ手があるのか……」

「さすがに角は切れないでしょ」

「そうかな? 同角、同歩、6七銀とかは?」

 また、ずいぶんと乱暴ね。

 同歩、同歩成、5四飛の飛び出しが金当たり……だけど、無視して7八とが厳しいかも。5二飛成、8八と、同玉、6七飛成で、防ぎきれるかどうか。

「6七同歩とせずに、すぐ5四飛と走ったら?」

「7八銀成、同金と一枚剥がして、金を逃げるかな」

「逃げるって、どこに?」

「4二だと5三桂成か……わりぃ、やっぱ無視して銀打つ」


挿絵(By みてみん)


 望ちゃんは、6九銀と打った。

 私は金を引きかけて、はたと止まる。7九金、6七歩成、6九金、6八と、5二飛成、6九と、6一龍……んー、飛車龍交換よりも、3五角のほうが厳しいかも。

「7九金でいいわ」

「え? 6七歩成が怖くないの?」

 私は、さっき読んだ順を指摘した。

 望さんは、くちびるに指を添えて、うーんとうなった。

「3五角、6八飛成に、いきなり7一角成? 同銀で?」

「5五角とか」

「龍の利きがあるから、即寄りする気はしないなあ。8二角と受けるよ」


挿絵(By みてみん)


「これこそ受けになってなくない? 同角成、同銀、7二金で、どうするの?」

「いや、それ詰むっしょ。8八龍から」

 え? 詰む? ……あ、角を渡してるのか。

 8八龍、同玉、6六角と打って、何を合駒しても7九銀から詰む。

「ごめん、うっかりした。角は切れないんだね」

「じゃあ、これが良かったかな。飛車回りにひよった」

「いやいや、7九金が悪いだけで、ほかに手はあるよ、7九銀打とか」

「だったら、6七金の押し売りで」

「さすがに、それは……」

 私が局面を変えようとしたとたん、3番席の鶴子(つるこ)先輩が頭を下げた。

「負けました」

「あ、ありがとうございましたぁ……」

 あちゃー、鶴子先輩の負けか。

 それに気づいた望ちゃんは、椅子からぴょんと飛びおりた。

「これは大将決戦だね」

 もう、感想戦ほっぽり出しちゃって。ヒーローは挨拶もしないのか。

 私はあきれつつ、一緒に1番席へとむかった。


【先手:卜部(うらべ)くるみ 後手:内木(うちき)檸檬(れもん)

挿絵(By みてみん)


 ん、これは……相入玉模様? どっちが勝ってる?

 ……あれ、レモン先輩のほうが不利?

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

 レモン先輩は、9六馬と引いた。

 そ、そんなことしてる場合じゃないような……入玉を目指さないと……。

「これは……寄る運命のはず……」

 くるみ先輩は、必死に寄り筋を探している。

「運命なんてありません」

 いやあ、運命がなくても、寄り筋はありそう。

 

 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「寄るわ……騙されないわよ……5一桂成……」

 厳しい。

 ギャラリーが顔をしかめるなか、レモン先輩も真剣に読んでいる。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!

 

挿絵(By みてみん)


 えぇ!? こ、これはさすがに寄ったんじゃ……6二飛成で……。

 くるみ先輩は、空中に手をさまよわせる。

「5四角……いったいなにが……ハッ!」

 くるみ先輩は、顔色を変えた。

「そ、そうか……6二飛成の瞬間に詰めろが……」

 詰めろ? なんの? ……あッ! 8一飛、9二玉、9一香までかッ!


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「えーい、受ければいいだけよッ! 6二飛成ッ!」

 くるみ先輩は、思いっきり踏み込んだ。いつもと感じが違っている。

 ってか、絶対こっちが本性でしょ。

 レモン先輩は、ノータイムで3三玉。

「9二金……受かった……」

「9三金」


挿絵(By みてみん)


 指された手をみて、くるみ先輩は目を細めた。

「金捨て……?」

 それから、すこしばかり表情を崩した。

「ああ、詰めろね……受ければなんともないわ……」

 ギャラリーの私は、口元に手を添えて、猛烈に読んでいた。

 これ……受けが難しくない? 8一銀か8二龍しかないけど……。


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ! パシリ!


挿絵(By みてみん)


 そっちか。8二龍は、9二金に同玉でも同龍でも、7四馬がキツいとみたわけね。

 でも、流れがおかしいわよ、絶対。

 その証拠に、くるみ先輩も、そわそわし始めた。

 レモン先輩だけが、ひとり冷静さを保っている。

「9二金」

「同銀……成」

 成ったか。いまのも悩ましかった。

 レモン先輩は馬に指を添え、ススっと7四に引いた。


挿絵(By みてみん)


「さあ、銀がありませんけど、どうします?」

 2度目の8一銀がない。

「決まってるでしょッ! 8二龍よッ!」

「9二馬」

「ッ!?」

 これ、寄る? 同龍……あッ! 同龍は9九飛の捨てがあるのかッ!

 9九同龍なら8一金で即詰み。9三合駒なら、同飛成に同龍と取れなくて終わり。

「ど、同玉……」

 9九飛、9三歩、9一歩、同龍(同玉は9三飛成)、8一銀、同龍、同角、同玉。

「9三飛成」


挿絵(By みてみん)


 か、完璧に寄った。

 8二金は9一金、同金、8二飛、7一玉、7三龍で受けになってない。

 くるみ先輩は、汗ダラダラで盤面に覆いかぶさった。

「そんな……バカな……入玉していたはず……ッ!」

 レモン先輩は、ピンと人差し指を立てて、決めのポーズをとった。

「くるみさん、あなたの言葉を借りるなら、これも運命ってやつかしら」


 ピッ、ピッ、ピッ、ピーッ!

 

「ま、負けました……」

「ありがとうございました」

 おおっと、ギャラリーから歓声があがった。

 私も感動する。レモン先輩……去年より、絶対強くなってる。

《まだ指してるみなさーん、今から5分切れ負けになりまーす!》

 70分超えのアナウンスが入ったところで、くるみ先輩はフッとほほえんだ。

「そうね……これもまた運命……」

 それでいいんかい。

「最初から、私が負ける運命だったということかしら……」

「いえ、5四角と打ったときは、破れかぶれだったのですけど」

 とレモン先輩。

 やっぱり、そうよね。あそこはレモン先輩のほうが悪かったような……。

 ふたりは、黙って局面をもどした。


挿絵(By みてみん)


「しかし、適当な手が見当たらないわね……7一飛成は意味がないし……」

 それは、7四馬でしびれる。9二飛の詰めろで、7四同龍は8一飛から詰み。

「例えば、7三銀成……」

「6三銀打で、いいんじゃないかしら」

 レモン先輩が言い終えるまえに、だれかが口を挟んだ。

 対局者とギャラリーは、一斉に声の主へと振り返った。

 ロングヘアで、どこか斜に構えた雰囲気のある美少女が、髪を撫でていた。

「さ、早乙女(さおとめ)先輩……ッ!」

 真っ先に驚きの声をあげたのは、私だった。

 去年、中学を卒業したはずなのに、なんでこっちのブースに?

 レモン先輩とくるみ先輩も疑問に思ったのか、おたがいに目配せし合う。

「早乙女先輩、いらしてたんですか」

 レモン先輩は、なんともいえない感じで尋ねた。

「ええ、去年の県大会で当たった内木さんが、どれくらい腕をあげたかと思って」

「あがっていましたか?」

「私はひとまえで他人を評価できるほど、自信家じゃないわ」

 じゃあ、言わなきゃいいじゃん。

「ところで、その局面、6三銀打じゃダメなの?」

「6三銀打? 香車の頭に打つんですか?」

 早乙女先輩は、こくりとうなずいたきり、また髪をいじり始めた。

 レモン先輩の視線にうながされて、くるみ先輩は、おとなしく銀を打った。


挿絵(By みてみん)


 なに、これ? 即死しそうなんだけど。

「7四馬で?」

 レモン先輩は、あっさり銀を取った。

「5四銀成かしら」

 早乙女先輩は、髪をいじいじ、そう答えた。

「それが馬当たりというオチですか? 5四同歩、7四飛成、8三銀くらいで……」

「それは5三角があるわよ」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「5三角……取れませんね」

 レモン先輩は、脳内将棋盤を使い始めた。私も使う。

 5三同玉は5二金の一手詰みか。

「3三玉と逃げると?」

「そこで6五龍よ」

 ふわぁ、龍切りッ!?

「……なるほど、理解しました」

 レモン先輩、解説、解説。当事者同士で納得しちゃダメ。

 私の願いが通じたのか、レモン先輩は説明を始めた。

「同歩なら、2五桂、2四玉、3五角打、同歩、同角成、同玉以下、詰みですね」

 うっそ? 即詰み? ……あ、ほんとだ。金が足りてる。

「では、5四銀成に同歩ではなく、8三馬と逃げると?」

 レモン先輩は、手を変えた。

「それは6二飛成、3三玉、3二龍、同玉、4三成銀」


【参考図】

挿絵(By みてみん)


「詰みね」

 早乙女先輩に詰み筋を指摘されたレモン先輩は、かるくため息を吐いた。

「どうやら、早乙女先輩の6三銀打で、私の負けみたいですね」

 さ、さすが、小古堰(ここせ)の一匹狼、小古堰(ここせ)の悪魔と呼ばれた早乙女先輩だわ。

 2年連続で中学県代表は、だてじゃない。

 周囲が感心するなか、早乙女先輩は列を離れた。

「それじゃ、高校の会場へもどるわね」

「エントリーされてるんですか?」

 レモン先輩は、答えが分かっているような感じで尋ねた。

「私は、団体戦に興味ないの……ただ、おもしろそうなひとたちを見かけただけよ」

場所:ジャビスコこども将棋祭り 中学生女子の部Aクラス 3回戦

先手:箕辺 薫

後手:岬 望

戦型:先手居飛車穴熊vs後手中飛車穴熊


▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛

▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △3三角 ▲3六歩 △4二銀

▲3七銀 △5三銀 ▲4六銀 △4四銀 ▲5八金右 △6二玉

▲7八玉 △7二玉 ▲6六歩 △8二玉 ▲6七金 △9二香

▲7七角 △9一玉 ▲8八玉 △8二銀 ▲9八香 △7一金

▲9九玉 △6四歩 ▲8八銀 △6二飛 ▲7九金 △5二金

▲5九角 △6五歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲7七金 △6一飛

▲2六角 △6六歩 ▲6八歩 △4二角 ▲3七桂 △9四歩

▲1六歩 △9五歩 ▲7八金引 △7四歩 ▲4五銀 △同 銀

▲同 桂 △3五歩 ▲2四歩 △5六歩 ▲同 歩 △6四角

▲5五歩 △2四歩 ▲3五角 △9六歩 ▲同 歩 △9七歩

▲同 香 △4四銀 ▲1七角 △4五銀 ▲2四飛 △8五桂

▲6四飛 △同 飛 ▲5三銀 △同 金 ▲同角成 △6五飛

▲6三角 △6七歩成 ▲同 歩 △5五飛 ▲6四馬 △5九飛打

▲7二金 △同 金 ▲同角成 △7三銀打 ▲5五馬 △同飛成

▲6一飛 △9八歩 ▲同 玉 △9七桂成 ▲同 銀 △7一香

▲7三馬 △同 銀 ▲6三桂 △5二龍 ▲7一桂成 △6一龍

▲同成桂 △8二金 ▲6六香 △5三角 ▲8六歩 △5四角

▲8七銀 △5九飛 ▲5一飛 △4四角 ▲7一成桂 △7九飛成

▲同 金 △7二金打 ▲同成桂 △同 角 ▲4一飛打 △7一桂

▲5三歩


まで121手で箕辺の勝ち

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