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結?

 私は夜の駅前に独り、ベンチで座っていた。私が感じたトキメキはもうない。あるのは孤独と絶望感。もうどうにでもなれ。


 ちょっとさむいかも……。


 でも帰りたくない。


 いや、帰れないのだ。


 私は夜空を眺める。星が一つ輝いていた。まるで私みたい。ひとりぼっちでそれでもなお輝かないといけない。こういう時はなんて言えば良いの?


 気付けばユートとあの女が目の前に立っている。もういいよ。


「なにしに来たのよ?」


 私は冷たく言い放った。


「カレンを探してたんだぜ?」


 あら、お間抜けさんね?


 横の女は何?


「その女は誰なの?」


 私がそう言うと二人は気まずそうだった。ほらね、私は遊ばれたのよ。もういいよ。ユートなんて大っ嫌い。


「えっと、アタシは○×出版の者で……」と女は私に名刺を差し出した。


 え? え? え?


 本当にユートの上司なの?


 私は力が全身から抜けた。


 私のカンちがいなの?


「カレンさんが見つかったので、アタシはこれにて……」


「帰ろう、カレン?」


 ユートが手を差し出す。


 ああ、もう……。


 バカ、バカ、私のバカ。


「……うん」


 私は王子様の手をギュっと握った。


 ごめんね、私の王子様……。

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