第105話 命を引き継ぐ者よ、お前を
女は幻想に身を浸し寛いでいた。
幻がくぐもった水音を伴って身を包んでいて、温む。万華の如く虹色の光が揺れていて、眩い。密にして柔なる充実を浮遊することは喜びだ。疑う余地もなく、己が髪の一本一本すらも余すことなく偉大であると知れる。千年を超える悠久の来し方は、その全てが、今のこの身のためにこそ在った……莞爾として笑うばかりだ。
遠く風がそよいだようだ。圧が波のように押し寄せたことで女はそれを察した。それは内と外との境目もわからなかった世界に初めて立ち現れたものだ。己とは起源の異なる刺激だ。少々熱くもあった。
女はそろそろ起きようかと思い立った。このままでいることと、このままでいないこと……どちらも大した違いなどないが、心身の輪郭を意識させた熱圧に対して関心を持ったのである。好奇心を遊ばせれば心に奇妙なくすぐったさも生じた。増々興味深い。
快なるままに目を開いたならば、まず目に入ったのは黒い平行線である。真っ白な天井を背景にとして鋼鉄の頑なを組み合わせたかのようなそれがある。鉄格子だ。美しい白色の世界、黒色の檻、柔らかな寝台……座敷牢だろうか。
床に降り立った。冷たい感触が新鮮だ。肩をくすぐる髪を払おうとして、その髪色に違和感を覚えた。白だ。こんな色だったろうか……毛先を指でいじりながら女は首を傾げた。手触りはいいが。
いや、これが相応しいのだろう。
女は口元を緩めた。合点がいったのだ。見渡せば何もかもが白色の部屋であることがわかる。調度品も何もない清楚な空間だ。明かり窓から差し込む光で満たされている。影すらも黒色を嫌って灰色に澄ましている。
つまるところ、黒い鉄格子のみが異物なのだ。
近づき触れたならば痛みがあった。氷のように冷えている。ただの鉄ではないのだろうか。白い指先でなぞるようにしていく。心なしか触れにくいのは女が痛みを恐れているからではない。この檻は抑圧的なのだ。何か無形の力が檻の内と外とを隔てているように感じられる。
牢であるからには出入り口はあった。施錠されている。押したところで引いたところで開きはしない。しかし出入り口がそこならばと押しもしたし引きもした。女はここを出ようと考えていた。ここは窮屈だった。
その音を聞きつけたものか、白い部屋の方の扉が開いて祭服の男が姿を見せた。服装とその装飾から判断して助祭だろうか。驚いた顔をしている。
男の背後、開いた扉から覗ける外の世界は色に満ちているようだ。恐らく熱圧はそちらから伝わってきている。いよいよ外に出なければならないと思った。頬が吊り上がった。面白そうだからだ。
「あ、これは、よくぞお目覚めを……お……?」
上手く舌が回っていない様子だが、その男は実に嬉しそうだ。満面の笑顔だ。目には好奇の輝きがある。そのくせ挙動がぎこちなく危うい。緊張しているのか楽しんでいるのかがはっきりとしない。
「しょしょ、少々お待ちを。今、解放の準備をして参ります」
ヨタヨタとして男は走り去った。わざわざ扉を閉めていかなくてもいいのにと思う。
ふと気づいて、女は己が身体を見下ろしてみた。身を包んでいるものはクウィン織物の衣である。濡れるような感触で肌の上を滑る。色は光沢のある白。当然だ。笑む。
ただ待つことはつまらないから、女は檻の中で舞った。
身を翻し翻し、歩調は優雅に自由自在として、心に満ち満ちる全能感を世界へ表現するのだ。一片の疑いもなく世界とは己一人のためにこそあり、その無垢で無力な有り様は新雪の平原にも似る。無防備なままに足跡をつけられることを待っている。女は笑い声を上げた。
祝おう。寿ごう。私はお前たちを愛してやまない。可愛い可愛いお前たちよ。
白い部屋の黒い檻のなかで、最高級の衣をまとい、女は独り踊り続ける。それでも足りない。この充足を表すには不足だ。歌う。自ずから生じる言葉をそのままに歌詞として、愉快に歌う。
いざや進めよ、絶望の世界を。そして得るべし、人間の世界を。
我に続け。我こそは希望。生存の道を切り開く奇跡の旅路に集結せよ。
人間を救済する者こそが勇者。汝らの中心に在り、受けて容れる者なり。
晴れがましさなどなかった。ただ己の周囲へ……いや、己の眼下に広がる世界へと笑いかけただけだ。観衆など必要なかった。この天地の狭間に己以外に尊い者などおらず、天の女神と地の男神とが大いなる気配として心に感じられるのみである。
全てが己一身のために許されている。
そら、檻も自ずから従う。鍵は解けずとも内へと働く抑圧はもはや消え去ったではないか。
更なる満足を表わすべく胸一杯に息を吸い込んだものの、しかし、女はそれを歌に変ずることをしなかった。踊ることもやめる。細く長く息を吐き出していく。笑顔もやめる。半眼になる。
熱の感触があったからだ。
思えばそれは女が目覚める切っ掛けとなったもので、幻想に浴していたところへ初めて現れた他者であった。だから興味を引かれた。何者であろうかと思った。今も同じくそう思う。
しかし、この熱には女に従う気配が感じられなかった。
世界の全てを己が両碗で抱き愛でようとする女にとって、その不服従は不可解だった。白く透き通った世界の中で違和感を覚えるものであった。異物感と言ってもいいかもしれない。
この熱は、己が歌い上げることを謗っていないだろうか。
この圧は、己が舞い踊ることを腐していないだろうか。
胸が疼いた。呼吸が腹の底に何かを蓄え始めた。女は戦うことを欲し求めたのだ。
手足に万遍なく行き渡っていく力は闘争のためのものへと変じた。鼓動は陣太鼓のようだ。手が得物の重みを探して腰元を彷徨った。剣が要る。甲冑も。軍馬も。クウィン織物などは肌にむず痒いばかりだ。
「ほぅ……これが勇者というものか」
その声は新たな他者だろうか。違う。熱感も触感もなく透明に聞こえてくる。
壁の側の扉は再び開かれていて、白い仮面で目鼻を覆った男が立っていた。武装している。腰に佩く剣の形状からして騎兵だろうか。微かに届く獣の臭い……やはり騎兵だ。佇まいには歴戦の趣が漂っている。
「凄まじいな。歴代の勇者を封じきった施設と聞いていたのだが、これではもはや見る影もない」
言葉とは口から発せられて耳に受け取るものだろうか。それとも外から刺激されて身の内に生ずるものだろうか。いや、そもそも、この仮面の男は己に非ざる者だろうか。まるで己の分け身のようだ。
女は男の話す以上の内容を心の内に聞いていた。
男の言葉は肌の温度の水滴のようだ。刺激はなく、影響だけがある。記憶の表層に浅く広く水紋が広がっていく様を女は幻視した。己という存在の全容が認識されていく。それは夢から覚めていく過程に似る。
「籠が悪いのか鳥が育ち過ぎたのか……俺が呼ばれるわけだ」
俺という言葉遣いをしたこの男のことを、名乗られるまでもなく、女は理解し把握した。
聖騎士の変種だ。
己の装備する主要な“武器”であるところの聖騎士は、その製造過程において稀に規格外れの存在を生むことがある。手足の延長として自在に動くべきものを、何がしかの意志でもって独立し、同調行動に支障をきたすという個体だ。不良品ではあるが、それはそれで副指令体としての利用価値がある。女はそれを知る。巨大な知識がそれを教えているからだ。
「まずはこれを着けろ。今のままでは奇跡の垂れ流しもいいところだ」
檻の内に放られたものを空中に受け取った。白色のなめし皮でできた眼帯だ。金糸や銀糸で豪奢に神の象徴が装飾されている。その感触は氷のようだ。肉を無視して命を直接に冷やす……そういう抑制的な力が強く働いている。右半面に装着するもののようだ。
「施術以前にも着けていただろう。そう不便はないはずだ」
「……右目だけでいいのかしら?」
「お前の場合、そこが水差しで言う注ぎ口のようだ」
「注ぎ口……貴方に無骨以外を期待はしないけれど、あんまりな表現ね」
「わかりやすかろう。そして早く着けろ。何かが勿体ないぞ」
この身に溢れる聖なる力は水筒の水でも鍋の汁物でもないのだが……そう思いながらも、女は急かされるままに眼帯の紐を結んだ。冷感による圧力がかかった。それは心身に衝撃的だ。僅かに悲鳴が出た。
「大丈夫か、マルガレータ」
「ええ、平気よ、ギリー」
白い髪を掻き上げて、マルガレータは笑んだ。
「無言よりは良かったわね。まったく心の籠っていない言葉だったけれど」
「その程度でどうにかなるようなら、それまでのことだ」
「そういうことは思っても口にしないものよ」
「言葉の無駄遣いもやめることだ。俺は変わらん」
「うふふ……それでこそね」
仮面の内側でどんな表情を浮かべているものか、ギリーは古びた短剣を抜いて檻に近づいてきた。身体を貫き通すにも足りないような刃だが、隙間なく霊妙の文言が刻まれていて、まず尋常の代物ではないと知れる。それを檻の扉の鍵穴へと差し込んだ。
「やはりな……既に解けている。開いているぞ」
「あら、そう」
何を合図するでもなくギリーに扉を開けさせて、マルガレータは鉄格子の外側へと歩み出でた。何を振り返ることもなく白い部屋からも出で去る。四方の壁にも何か仕掛けがあったものか、外へ出る瞬間、不可視の液体を押し破ったような感触があった。
そして、祝福の光景が広がっていた。
天空の壮麗を思わせる高い弓形の天井。雲間から差す光芒のようにして並び立つ円柱。蒼穹に抱かれて煙る朝靄の如く柔らかな青灰色の敷物。四方八方に散りばめられた金銀の装飾はどれもが聖なる印章を表している。壁という壁には隙間なく聖なる者の伝説が描かれている。清らかな花の香が流れている。
「勇者様におかれましては、神聖にして霊験なる御光臨、祝着至極に存じ奉りまする」
白い衣をまとった者たちが数十人、整然と列を組んで跪いていた。それを波頭と見るならば青灰色は海か。人に越えがたい深みをもって広がり世界を包んでいるものこそが海なれば、それを足下に心地良く踏む者とは人を超えていよう。
マルガレータはただ微笑むばかりだ。勇者とはそういうものであると知る。
その後も続くどこかで聞いたような口上を耳に受け流していく。繰り返し弾かせるままにした弦楽の調べのように、まるで気にも留めず、さりとて飽きるでもなく、音に寄りかかって心を遊ばせるのだ。
言われずとも知っているとも。謳われずとも自認しているとも。
我こそは勇者である。人の形をした奇跡である。
もはや世界へ光輝を放たずにはおかない。
いつしか聖職に就く者らが歌を合唱していた。喜びの歌だ。祝いの歌だ。闇夜に怯えた弱き者らが朝日を迎えて歓喜するようにして、勇者の存在を言祝ぎ、この素晴らしき世界を賛美している。
「いやいやいや! 実にまったく畏れ多い事ではございますが、これより先は拙僧がご案内させていただきたく!」
歌の終わりと共に太った男が列前へ出てきた。マルガレータもよく知る人物だ。東方教会中央教区担当司教ヨアキム・ベックである。福々しい笑顔の奥に刃物のような鋭さが秘められている。
「潔斎開けの聖餐をご用意しておりますれば、ささ、どうぞどうぞこちらへ! 何におきましてもまずはそれから! それから!」
躍るような身振り手振りで先導するベックに従い、マルガレータは勇者光臨の場を後にした。微笑みのままだ。無言のままだ。この奇跡の現場にあっても平然と滑稽を演じてのける男の背に続く。ギリーはマルガレータの後ろを歩いている。
回廊を巡り、澄んだ水の流れる水路を橋で渡ること二回、廊下に敷物のない建物にまで至ったところで部屋に入ることとなった。狭い部屋だ。天井の高さが意識される。円卓の上には銀食器があって、果物や菓子が山と盛られている。
ギリーは入室せず閉めた扉の外で待つようだ。彼が扉を閉めた音が聖俗の境目であったものか、二人きりとなったこの部屋にはマルガレータを勇者と崇める者はいなくなった。肥満体の謀僧が一人、自らの重みに耐えかねるといった風にして椅子に座るのみだ。
「密議室だ。ここならば誰に聞かれることもない」
「随分と明け透けなのね」
「正式な名称としては聖ユーリ・メッソ殉教祈祷室という。事実をより正確に表すとすれば、教会改革を志した司祭と祓魔師を毒殺した部屋だ。お前も勇者となったからにはそれと知っていよう?」
単語を聞く前には知らなくとも、聞けばそれ以後は全てを知る……マルガレータの内側には知識の大蔵があって喚起されるその時を静かに待ち受けている。膨大にして底知れない気配が潜んでいる。それもまた勇者の力だ。マルガレータの得た力だ。
追体験とでもいうべきか。心の内より湧き出ずるのは文言に依らない情報だ。記憶そのものだ。前後の情感を伴わないためか遠い昔に見た夢のようでもある。
マルガレータは部屋の由来を知り、そして鼻先に笑った。己には必要のない知識だった。しかも的外れでもある。髪を掻き上げた。
「私が言ったのは、貴方の態度のことよ。ベック」
「ふむ、気に障るか? 教会の保有する道具の如きにつけあがられても困るのだが」
「あら、その宝物に仕えるのが貴方の仕事でしょう?」
「否定はせんよ。しかし用いる際にいちいち称賛を唱えて愚昧を踊らねばならんのか?」
「それも面白そうね。うふふ……」
愉快を味わいつつ、マルガレータは優雅に足を組むなどして座席についた。瑞々しい果物の中から鮮やかな赤色の一つを取る。紅玉果だ。食べるでもなく手に弄ぶ。
「勘違いしないで。私は責めているのではないの。ただ貴方の役者振りに感心しているだけ。以前もすっかり騙されていたというわけではないのだけれど」
「知っている。お前は私の思惑を理解した上で父親に毒を盛っていた」
マルガレータは早くから看破していた。ベックが教会による国政の完全支配を目論んでいると。
建国の昔より王国は教会の影響を受けつつ政治を行ってきたが、どこまでの協調姿勢を取るかについては時代により一様ではなかった。時に真っ向から教会と対立することもあったのだ。
例えば先王ヴィルヘルムは歴代の国王の内で比較的教会が自由にできなかった王として記録されている。マルガレータの中に眠る勇者の記憶がそれを知る。反抗するわけではないものの己の意思を押し通すところがあったようだ。そしてそのことを教会は問題視していた。
かつての帝国による王国侵攻は、是正すべきそんな状況が作用したところがあったのかもしれない。
マルガレータの脳裏には一人の貴公子の姿が浮かんでいた。金髪碧眼の美丈夫にして、その全身から強烈に自負の迫力を放つ重装騎士……勇者の目に映った帝国皇太子の印象だ。胸がざわつく。
記憶を閉じた。どうしてかこの記憶については感情の色を伴うようで、避けがたく動揺を誘う。それはマルガレータにとって必要のないものだ。
「……そうと知っていてギリーを寄越した貴方も相当ね」
「見込みがあったからな。先王も、四侯爵も、お前の能力を認めていた。状況が違えば優れた王となっていただろう。あるいは姉王を補佐して辣腕を振るったかな? どちらも私にとっては不都合な話だが」
ベックの策謀は冷酷なものだ。彼は邪魔な先王を排除することと同時に、いずれ同様の厄介さを生じさせかねないマルガレータをも呪縛しようと企んだのだ。父殺しの罪でもって汚そうとしていたのである。
マルガレータはそれを察していた。それでも策に乗った。己の目的に合致していたからだ。
父は死ぬべきだった。
帝国に敗れた。多くの親類をむざむざと死なせ、母をも護れなかった。勇者に助けられておきながら姉との恋仲を認めなかった。無能なだけでなく邪魔者だった。しかもヒルトゥラ家の娘をなぞ母の後釜に娶った不潔者ですらある。平和な世に天寿を全うすることなどあってはならなかった。
当時のマルガレータはそう信じていたから、父の命を縮め姉の治世の到来を早めることに躊躇いなどなかった。その意味でベックは良き協力者だった。
全ては過去の話だ。
恨み辛みは聖なる光に焼かれて朽ちた。呼吸の度、心中にその残滓を乾かし散らしていく。もはや他人事のようだ。今の己を動かす力をなど持ちはしない。
帝国軍に怯える逃亡の日々も、王都に第二王女として生きた日々も、何もかもが遠い。
姉に理想を見ていた日々ですらも……マルガレータにとっては懐かしむばかりのものとなっていた。
「うふふ……面白いわね。そんな貴方が私を勇者にするなんて」
勇者の何たるかを知らなかったマルガレータだ。己がそれと成ることを望めたはずもない。それどころか生きることすら投げ出していた。
マルガレータは一人の男を殺そうと必死になり、剣の一突きも届かせること叶わずに敗れ去って、その心を完膚なきまでに砕かれてしまった。絶望したのだ。信じていたものも信じたかったものも等しく無価値となり果てて……その代わりに一つの火種が心を焼いていた。
正体不明ながら、何に……誰に由来するかだけは明白な火熱だ。
それをベックに見抜かれ指摘されたからこそ、マルガレータは秘薬を嚥下し秘儀に身を晒し、今ここに勇者として在る。この結果を望んだのはベックだ。勇者の聖定などと知られるものの内幕である。
「王と勇者とは必要な資質を同じくする。この機会に私も学んだばかりだが、お前は既に知っていよう?」
言われたならば即座にそれを知る身となるマルガレータだ。無論、知っている。
歴代の勇者は誰もが尊貴の血筋を引いていた。西に現れたならば皇帝の遠縁であり、東に現れたならば王家の傍流であった。権威付けのための偽りではない。事実、血に宿る力というものがあって、それが勇者へ変貌する際に重要となるのだ。
東西それぞれに伝わる血統の意味を思う。神の祝福であることは間違いのないところだが。
「……私の知る限り、直系の者が勇者となったことはないのだけれど?」
「強い勇者が必要となった。それだけのことだ」
ベックの眼光が鋭さを増し、マルガレータはそれを受け止めて笑みを深くした。
そう、ここにも二人の目的は合致している。同じ人間のことばかりを考えている。
「マルコ・ハハトは魔人かしら?」
「倒せばわかる」
笑いとは力を呼ぶ。マルガレータの手の内で紅玉果が潰れた。漏れ出でた緑色のもの振り払う。床や壁を汚す。指に残ったものを卓布に擦りつける。それでも残ったものは水差しを傾けて洗い流した。
清らかとなったその手で口元を隠し、マルガレータは笑った。大いに。高らかに。
ここに、今代の勇者が使命を帯びて誕生したのであった。




