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本当に未解決なのか?
もし、オーバーランとオーバーフローに気付いた数学者がいたとして、彼は論文を出すだろうか?
いくら、未解決といっても、名誉になるとは考えないかもしれない。数学的な新発見があるわけでもない。
未解決のまま、放っておこうと思うだろう。でも、周りが騒ぎ出してしまう。懸賞金さえ賭けられなければ、こんなに騒がれることも無く、ひっそりと永久に闇に葬られたかもしれない。
技術者にはそんな忖度はない。不具合があれは、正す。
今後もまともな論文は発表はされないかもしれない。それでも、素人のために、解決すれば公表すべきである。
無限大と無限極小の考察材料ぐらいにはなるかもしれない。数学者にとって、意味は無くても、技術者にとっては、計算誤差とオーバーフローはもっとも注意すべき課題だとはいえる。