「蘇ったトイレ女?と新たな無謀な男たち」
では、続けます。
これだけ被害に遭った
という噂が流れているにもかかわらず、
正体不明のトイレ女に、
挑戦しようと決意する男は、
やはりどこかピントがずれていたのです。
賢い男なら、
いえ、
賢い男なら君子危うきに近寄らずで、
そんなことはしないのですが、
少し賢い男なら、
誰かと組んで複数で挑戦するはずですが、
トイレ女に挑戦しようと考えた男は、
いずれの男も、
単独で、
トイレ女に挑戦しようとしたからです。
ですが、
トイレ女が化け物なら、
そもそもまったく相手になりませんし、
もし人間でも、
トイレ女は相当の知能犯ですから、
一人で挑戦しても勝てる見込みは
低いわけですから、
仮に挑戦するなら
複数でやるべきだったのです。
しかし、
彼ら無謀な男たちは、
それぞれ自信満々だったそうです。
もしかしたら、
ヒーローになりたかったのかもしれませんが。
実際は、
ピエロ以下でした。
えっ?
結論が早過ぎる?
いえ、
無謀な男たちというタイトルだから、
これでよいのです。
さて、
本題です。
彼らは多少は前の男たちよりは、
頭が良かったみたいです。
あくまでも、
前の男たちと比べてですが。
あまり賢くない彼らでしたが、
噂できいている例の男たちの敗因は、
トイレ女を連れ込んだことにあった
と考えたわけです。
たしかに、
危険なトイレ女を自分の部屋に連れ込み、
自分の居場所を教えること自体を危険視する
という発想自体はバカなことではありません。
そこで、
彼らは、
トイレ女の部屋に連れ込まれる方法を選んだわけです。
ですが、
彼らが前の男たちより、
思考が進歩していたのは、
それだけでした。
はい。
では、
最初の無謀な男のさわりをば。
その男の作戦は、
幼稚でした。
それは、
何も飲まない、
喰わない、
で、
黙って部屋で座り込むという、
子供でも考えられそうな計画だったのです。
えっ?
そのとおりかもしれません。
はい。
でも、ここまで。
お身体ご自愛くださいね。