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登場人物

≪銀十字狩人≫

 ◇ディルク・フェラー

第四次異端戦争にて多くの人狼を狩った狩人。

かつては赤いフードに身を包んでいた為『赤ずきん』と畏れられていた。

短剣は「聖女キリア」の加護を宿しており、それにより強力な人狼を倒すことができる。


≪クルス村の人々≫

 ◇ニコル・ベルツ

クルス村の娘。父母を人狼に喰い殺され人狼をひどく憎んでいる。

祖母と二人暮らしで祖母には頭があがらない。

人狼に攫われた幼馴染のクレアを心配している。


 ◇ドーリス・ベルツ

ニコルの祖母。厳しいながらも優しい老女であり唯一の肉親であるニコルを大事に想っている。


 ◇メリッサ

商店街の雑貨店の看板娘。ニコルにとってはお姉さんのような存在。


 ◇マリ

ディルクが泊まっている宿の女将。


 ◇トーマス

マリの子供で、ラウラになつき彼女から格闘技を教わっている。



≪クルス村傭兵連盟≫

普段は村の自警団に組み込まれている。

ディルク程対人狼に特化してないが、元々武芸や魔術に秀でた者たちのため村の自警に役だっている。


 ◇マーヤ・ドナート(剣士)

赤毛の剣士。元々旅人であったが、トマトワインに一目ぼれしてトマトワイン祭りの際には必ず立ち寄り長く滞在している。


 ◇ジルケ・ツェペ(黒魔術)

村の古文書研究に没頭している変人ハンスの娘。

ほんの少しであるがメイジ術(攻撃に特化した魔術)を扱うことができる。


 ◇ルッツ・フォルトゥ(白魔術師)

マーヤと旅をしているクレリック術(治癒に特化した魔術)の使い手。

おっとりとした僧侶であり、マーヤの面倒見の良い旦那役。


 ◇ラウラ・リーツ(格闘)

旅の格闘家であったが、トーマスにせがまれ格闘術を教える為に滞在している。


 ◇ゲルト・ランケ(槍術)

都の騎士をしていたが、戦いで肩を痛め引退を余議なくされてしまった。

今は実家のトマト農家の手伝いをしている。

負傷しているとはいえ、かなりの槍術の使い手である。


 ◇ケヴィン・ペッター(短刀使い、素早さ重視)

村の酒場の子であった。一時は盗賊団に入ったが、騎士に捕まり処刑されそうになった。しかし、ゲルトの計らいで助けられたことと、ゲルトが自分のせいで肩の怪我を負って引退を余議なくされたことを気に病み共に村へ帰り更生した。



≪人狼≫

 ◇カタリーナ姫

人狼の祖と呼ばれる魔女。多くの人狼から崇拝されている。

400年前に異端者として裁判にかけられ処刑された。

その遺体を都で晒され、怒った人狼たちが遺体を取り戻している。

復活し人狼を従えメリス国を君臨することを人狼に期待され守られながら眠りについている。


 ◇カリス

カタリーナ姫に忠誠を誓う人狼。


 ◇ヨハンナ

カタリーナ姫に忠誠を誓う人狼。元は城に仕えていた侍女であった。


 ◇イルザ

人狼の父と人の母親を持つハーフで、人狼の中で一番人に近い。


 ◇ココ

カタリーナ姫に直接血肉を与えられた人狼。

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