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コール・マイ・ネーム  作者: 大原英一
第3章 ラッシュからのー?
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最終話

 九月一日。

 今日からアタシは、オオカワたちのいる品川の現場に入る。

 とはいえ、社会人初の長期無給休暇明けで、なんだか気持ちがパリッとしない。

 昨夜は早めに眠ろうと思ったのだが、ここのところ夜型の生活が続いていたせいで、やっぱり午前二時くらいまでDVDなどを眺めていた。ビールを飲みながら。


 朝はコーヒーのブラックで眠気を醒ました。明け方に妙な夢を見ていたらしく、首がやけに凝っている。

 派遣スタッフがその現場にはじめて入ることを入職というが、入職にはふつう営業担当、この場合はトミタさんが付き添うのが常だ。が、彼は別件で忙しいらしく、アタシは独りでも大丈夫ですと断った。

 

 品川のオフィス・ビルにきたのは面談のとき以来だ。

 さて、今日からアタシはこのビルのなかで働くことになるのだ。よろしくちゃーん。

 エレベーターで五階まであがり、システム・ブルー社の受付にむかった。受付に設置された内線電話で現場の担当者を呼び出した。

 あらわれたのは四〇代半ばくらいの男性だった。

「あ、どうも、おはようございます」

 そう言って男性は名刺を差し出した。ニシムラ課長というらしかった。このかたに会うのは初だ。

「よろしくお願いします」

 アタシはかるく会釈した。こっちも名刺を出しそうになるのは、営業時代のクセだ。

 ニシムラ課長の案内で、アタシは現場に通された。

 いたってふつうのオフィスだ。知らない顔が一人と、もう一人はオオカワだった。

「えーと、今日からまた一人、協力会社のかたが配属されます」

 ニシムラ課長はアタシのほうを見た。

「じゃあ、かるく自己紹介をお願いします」



「オオカワさんと同じマンパワー・パラダイスからきました、浦野ぼたんと申します。よろしくお願いします」

 アタシはそう、言った。

ご愛読ありがとうございました。


このオチはだいぶ前から考えていたものです。

かなり強引ではありますが、まあ、いいかなと。

最後にひと言だけ言わせてください。




……舞っちんぐ!

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