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グリミー《ある運送会社の物語》  作者: ナイトワーカーズ
第二章 ナイトワーカーズ
41/92

7月10日の日曜日。

7月10日(日)20:46

今日と明日は休み。

草加部は自宅のリビングでノートパソコンに向かっていた。

草加部が夜間の仕事を始めて約3年。昼と夜の逆転の生活が染み着いてしまい休日も夜間に起きていることが普通になっていた。特に嫌ではなかった。むしろ、休みの時に昼と夜を戻すと休み明けの仕事が時差ボケで大変になる。


自分のペースで生活している。奥さんもそんな草加部を理解していた。特に気にしてはいない様子だ。


大沢や仁田には詳しい説明はしていなかったが、グリミーキャラクター化作戦は3ヶ月前から進行中だ。


“グリミー 宇宙から襲来”の物語をコツコツと創っている。


理屈的には物語を創り登場させればキャラクターだ。


キャラクターのイメージとしては、巧妙かつ狡猾、職人のようなこだわりをもってターゲットを貶め悦に浸る。ハラスメントはカッコ悪くてダサくて、臭いというのを表現したい。

ハラスメントにより人手不足に陥り、さらに労働環境が悪くなり、業界全体の深刻な人手不足が起こり、物流の危機に直面する。日本の人口減少、超高齢化、地方の過疎化も深刻な中、物流が滞れば国家の危機だ。

グリミーが巧妙かつ狡猾に、運送会社の小さな営業所から日本全体に影響を及ぼす物語。


この物語をコツコツと小説サイトに投稿していた。連載形式だが、まあなんとか続けている。


“あとは、クワガタ作戦で読んでくれる人を増やせれば、グッズ販売までこぎつけられる。”


今のところ、かかった経費はゼロ。資金がかからないのが素晴らしい。書ける時に書き、何話かストックしておき投稿予約を設定しておく。


とりあえず終わった。


草加部はこれからの展開を模索し始めた。


パレットの組み換えはしない書面は昨日作成し、各班長に渡せるように準備して所長の机の上にあるプラスチック製のカゴに置いてきた。もちろん、見られないように、少し下に入れてきた。


“あとは~、月曜の夕方、カイさんにメールが行くようになっている。”


“そして、朝礼で説明してもらい、朝礼後に構内作業員に説明をしてもらう。”


“よし、とりあえず今回の案件、実務的な部分の見直しということでOK。段取りはOK。”


“あっ! 今後の方向性も共有しておかなきゃダメだな。”


火曜の夕方にメールしよう。


草加部とカイさんは時間帯が合わないので大概のことはメールで済ませていた。


火曜の17:50に時間を設定。


ーーー

内容は、


改革にあたっての骨格。


契約書の内容を確認してもらいましたら、各職種の業務内容は明確になっていて、会社としては役割分担をきちんとさせていることが確認できました。

元々は線引きされているということのようです。

ですから、新たに何かを始める改革ではなく元に戻す方向で行きたいと考えています。


そこで、今村所長と相談しまして、

『自分の仕事は自分でやる。その上での助け合い。』を目指します。


よろしくお願いします。

ーーー


“これでよし。いや、大沢君と三田さんにも送っておこう。”


草加部は時間予約で設定した。


“あとは、カケルだよな~ どうするか?火曜を待って呪物を注文するか? ん~”


“あと10日以上あるよな。よし、火曜を待つ。”


“情報収集は任せるとして、明日は大沢君と仁田さんだから二人で作るはずだ。”


“護身術の復習を忘れないように連絡しよう。明日でいいかな。”


“よしっ!ウォーキングに行こう。”


草加部は、初めてのウォーキングに行くことにした。

コースを頭でイメージする。

かかる時間も分からない。


シャツを着替え、ズボンをジャージの半ズボンに着替えた。

懐中電灯を持って行くことにした。やはり車に気づいてもらわないと危ない。


もう、日付が変わっていた。


1:26分、出発した。


ーつづくー

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